ボイスレコーダーは、ビジネスからプライベートまで多様な場面で役立つ便利な道具です。しかし、数多くあるボイスレコーダーの中から、どれを選べばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

会議の記録や語学学習など、使用する目的によって最適な機種は異なります。そのため選び方のポイントを事前に知っておくことで、購入の失敗を防げます。

この記事では、ボイスレコーダーの基本的な知識から、用途に合わせた選び方、そして2025年のおすすめ製品までを網羅的に解説します。最後には迷った方におすすめのボイスレコーダーも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ボイスレコーダーとは?

ボイスレコーダーとは

ボイスレコーダーは、音声をデジタルデータとして記録するための専用機器です。スマートフォンの録音アプリと比較して、高音質で長時間の録音に特化している点が大きな特徴です。

内蔵されているマイクの性能が高く、周囲の雑音を抑えながらクリアな音声を残したい場面で力を発揮します。基本的な操作は、録音ボタンを押して記録を開始し、停止ボタンで終了するだけと非常に簡単です。そのため会議の議事録作成、インタビューの記録、語学学習の発音チェック、楽器演奏の録音など、活躍する場面は多岐にわたります。

ボイスレコーダーの選び方

ボイスレコーダーの選び方

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使用用途で選ぶ

ボイスレコーダーは、使用する場面に合わせて選びましょう。用途が違えば、必要な機能や性能も異なるからです。例えば広い会議室での使用と個人の語学学習では、音を拾う範囲や再生機能の重要度が変わります。自分の目的を最初に明確にすることで、多くの製品から候補を絞り込めます。

代表的な使いみちとして「会議・講義」「取材・インタビュー」「語学学習」「音楽録音」「証拠保全・防犯」について詳しく解説します。

会議・講義

会議や講義の録音には、広範囲の音を拾えるモデルが適しています。発言者が複数人いたり、話者とレコーダーの距離が離れていたりすることが多いからです。全指向性マイクや、特定方向の音を強調する指向性マイクを搭載した製品が役立ちます。

例えば「ソニー/PCM-D10 ハイレゾ対応リニアPCMレコーダー」は、内蔵マイクが3-Way可変で、0°、90°、120°に角度変更が可能です。120°設定にすると、横方向の音でもクリアに録音できます。また低ノイズ設計の24bit/192 kHz対応で、遠い音もクリアに収録可能です。会議室やホールなど、環境音を含めた臨場感を重視した録音をしたい方におすすめです。

取材・インタビュー

取材やインタビューでは、相手の声を確実に捉えるボイスレコーダーがおすすめです。周囲に雑音がある環境でも、対象の音声をクリアに記録する必要があるためです。特定方向の音を狙って録音できる、指向性の高いマイクが活躍します。

具体的には「TASCAM/DR-10L Pro ピンマイク一体型レコーダー」のように、相手の襟元に装着できるピンマイクが付属しているモデルは便利です。また「ソニー/PCM-A10」は、録音レベルを手動で細かく調整できる機能を搭載しています。相手への配慮も考え、コンパクトで操作音が静かな製品を選ぶのがよいでしょう。

語学学習

語学学習が目的の場合、再生機能が充実したモデルがおすすめです。自分の発音を確認したり、教材の音声を繰り返し聞いたりする場面が多いからです。

「OM SYSTEM/Voice-Trek DM-750」には、特定の区間を何度も再生する「A-Bリピート機能」が搭載されています。また再生速度を調整できる機能で、聞き取りにくいフレーズをゆっくり確認することも可能です。さらにシャドーイングの練習に便利な、短い無音区間を自動で追加する機能も学習効率を高めてくれます。

録音性能だけでなく、効率的な学習を助ける再生機能に注目して選んでみてください。

音楽録音

楽器演奏やコーラスなどの音楽録音には、高音質なモデルが必須です。微細な音のニュアンスや臨場感を忠実に記録する必要があるためです。「ソニー/PCM-D10」であれば、CDを超える音質で録音できる「リニアPCM」や「ハイレゾ」に対応しています。

また「Zoom/H4n Pro」は、左右の音の広がりを捉えるXYステレオ(90°-120°)マイクを搭載しているため、より臨場感あふれる録音が可能です。生演奏の迫力を捉えるためには、大きな音でも音割れしにくい性能も重要です。音の質にこだわるなら、リニアPCMやハイレゾ対応の表記を確認しましょう。

証拠保全・防犯

証拠保全や防犯目的なら、小型で長時間録音できる製品がおすすめです。相手に気づかれずに、かつ必要な会話を確実に記録する必要があるからです。たとえばペン型の「YIJU/ペン型ボイスレコーダー 32GB」やUSBメモリ型の「Gillmar/USB型ボイスレコーダー」など、一見してボイスレコーダーと分からない形状のものが多くあります。

「ソニー/ICD-TX660C」のように音声を感知した時だけ自動で録音を開始する「VOR機能」を搭載していると、メモリやバッテリーの節約に役立つでしょう。携帯性の高さと、長時間の連続録音性能を確認してみてください。

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マイクの音質

録音の品質はマイク性能に大きく左右されるため、ボイスレコーダー選びにおいてマイクの音質は重要な要素の1つです。用途に合わないマイクを選ぶと、雑音ばかりが目立ったり、肝心な声が小さく録れてしまったりします。クリアな音声を記録するためには、マイクの種類と性能を重視しましょう。

マイクには、360度全方向の音を拾う「全指向性」と、特定の方向の音を強く拾う「指向性」があります。会議には全指向性、インタビューには指向性が向いています。またCD以上の高音質で記録できる「リニアPCM録音」に対応しているかも確認しましょう。どのような音を録りたいのかを考え、最適なマイク性能を持つモデルを選ぶことが大切です。

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可動時間

ボイスレコーダーを選ぶ際には、バッテリーの可動時間も必ず確認してください。長時間の会議やセミナーなどで使用する場合、途中でバッテリーが切れてしまうと重要な内容を記録できなくなってしまいます。使用時間を想定し、それよりも余裕のある連続録音時間を持つモデルを選びましょう。

製品仕様には「最大録音時間」として記載されています。また乾電池式か充電式かによっても使い勝手は変わるでしょう。乾電池式は予備を用意しておけばすぐ交換できますし、充電式はUSB経由で充電できる手軽さが魅力です。モバイルバッテリーで充電できるモデルなら、外出先でも安心できます。使用中に電源の心配をしなくて済むよう、十分な可動時間を持つ製品を選んでください。

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本体サイズ

ボイスレコーダーの本体サイズと重量は、携帯性や使いやすさに大きく影響します。常に持ち歩いて使うのか、特定の場所に置いて使うのかで、最適なサイズが変わります。頻繁に持ち運ぶなら、ポケットやカバンにすっきりと収まる小型・軽量モデルがおすすめです。

スティック型やクリップ付きのモデルであれば、胸ポケットなどに入れて手軽に録音できます。一方据え置きで使うなら、多少大きくても操作ボタンが見やすく、安定感のあるモデルがおすすめです。自分の使い方を想像し、ストレスなく扱えるサイズと重さの製品を選びましょう。

ボイスレコーダー最新おすすめランキング【2025年版】

最新おすすめランキング

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会議・講義

会議や講義の録音には、複数人の声をクリアに捉えられるマイク性能が重要です。ここで紹介する製品は、こうした会議や講義の場面で力を発揮する機能を備えています。自分の使い方に合った一台を見つけて、仕事や学習の効率を向上させてください。

ソニー/ICD-TX660C ステレオICレコーダー

ICD-TX660C ステレオICレコーダー

この製品は、携帯性を重視するビジネスパーソンに最適なモデルです。最大の魅力は約29gという軽さと、厚さ約7.4mmという薄さにあります。スーツの胸ポケットにもスマートに収まるため、いつでも手軽に持ち運べます。

小型ながら高性能なデジタルマイクを搭載し、クリアなステレオ録音が可能です。価格も比較的手頃で、ワンプッシュで録音を開始できる手軽さも特徴です。USB Type-Cに対応しているため、充電やデータ転送もスムーズに行えます。さりげなく、かつ高音質に録音したい場面で活躍する一台です。

ソースネクスト/AutoMemo S(AMSWH) AIボイスレコーダー

AutoMemo S(AMSWH) AIボイスレコーダー

録音後の文字起こし作業を効率化したいなら、ソースネクストのAutoMemo S(AMSWH) AIボイスレコーダーがおすすめです。録音した音声をAIが自動でテキスト化してくれるため、議事録作成の時間を大幅に短縮できます。

重さ約88gの本体はタッチパネルで直感的に操作でき、話者を自動で識別する機能も備わっています。ChatGPTと連携して、文字起こし結果の要約や校正まで行える点が大きな特徴です。本体価格に加え、文字起こしサービスのプラン料金が必要ですが、作業効率の向上を考えれば十分に価値があるでしょう。

iFLYTEK/VOITER SR502J AIライティングレコーダー

VOITER SR502J AIライティングレコーダー

国際的な会議や専門性の高い講義には、この高性能AIレコーダーが最適です。リアルタイムでの高精度な文字起こしに加え、複数の言語に対応した翻訳機能が最大の強みです。重さは約168gで、大型のタッチディスプレイで操作や確認がしやすい設計です。

強力なノイズキャンセリング機能により、騒がしい環境でも話者の声を正確に認識します。高機能な分だけ高価ですが、言語の壁を越えてスムーズな意思疎通ができる一台です。

PLAUD/NOTE AI Voice Recorder PLD-64G

NOTE AI Voice Recorder PLD-64G

スマートフォンとの連携を重視するなら、このカード型AIボイスレコーダーを試してみてください。厚さ約2.9mm、重さ約30gという極薄軽量設計で、MagSafeを利用してスマホの背面に装着できます。

スマートフォンの通話録音と、周囲の音を録音する通常録音をスイッチ一つで切り替えられる点が特徴です。専用アプリでは、ChatGPT-4を活用した高精度な文字起こしや要約、マインドマップの作成まで行えます。日々の通話や会議のメモを手軽に管理したい人におすすめです。

OM SYSTEM/Voice-Trek DM-750

Voice-Trek DM-750

騒がしい環境での録音が多い方には、このビジネス向けモデルがおすすめです。重さ約72gの本体に、3つのマイクで構成される「TRESMIC」システムを搭載している点が特徴です。このシステムにより、周囲の雑音を抑えながら話者の声をクリアに捉えます。

特に人の声以外の周波数をカットする「ボイスバランサー機能」は、聞きやすい音声再生を実現します。本体にUSB端子が内蔵されており、パソコンへ直接接続できる手軽さも魅力です。

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取材・インタビュー

取材やインタビューでは、相手の声を確実に記録できる信頼性の高いモデルを選びましょう。特定方向の音を拾う指向性マイクや、相手の衣服に装着できるピンマイクが重宝します。ここではプロの取材現場でも通用する、高品質な音声収録ができる製品を紹介します。

TASCAM/DR-10L Pro ピンマイク一体型レコーダー

DR-10L Pro ピンマイク一体型レコーダー

インタビュー音声を確実に収録したいなら、このピンマイク一体型レコーダーが最適です。話者の衣服に直接装着できるため、周囲の環境に左右されず、クリアな音声を捉えられます。

最大の特徴は「32bitフロート録音」に対応している点です。予期せぬ大声でも音割れすることなく録音でき、失敗のリスクを大幅に減らせます。重さは電池込みで約65gと軽量です。プロの映像制作や取材現場で、高品質な音声収録ができます。

ソニー/PCM-A10 リニアPCMレコーダー

PCM-A10 リニアPCMレコーダー

手軽に持ち運べて、かつプロレベルの高音質を求める人には、このモデルがおすすめです。重さ約82gのコンパクトな本体ながら、CDを超える音質のハイレゾ録音に対応しています。シーンに合わせてマイクの向きを調整できる可動式マイクが特徴で、狙った音を的確に捉えられます。

またBluetooth接続により、スマートフォンからの遠隔操作や録音中の音声モニターが可能です。価格は中価格帯でありながら、多機能で高品質な録音を実現できる、コストパフォーマンスに優れた一台です。

OM SYSTEM/Voice-Trek VP-20 + TP8 通話録音セット

Voice-Trek VP-20 + TP8 通話録音セット

電話での取材が多い方には、この通話録音に特化したセットが非常に便利です。ペン型の本体(VP-20)は重さ約37.5gと軽量で、胸ポケットに入れたまま自然に操作できます。付属のマイク型イヤホン(TP8)を耳に入れるだけで、電話相手の声と自分の声を同時にクリアに録音できる点が最大の特徴です。

特別な設定も不要で、手軽に電話インタビューの記録を残せます。価格も手頃で、電話取材の機会が多いライターやビジネスパーソンにとって、作業効率を大きく向上させる心強い味方となるでしょう。

Zoom/H4n Pro ハンディレコーダー

H4n Pro ハンディレコーダー

本格的な音声収録を目指すなら、この多機能ハンディレコーダーがおすすめです。高品質な内蔵ステレオマイクに加え、プロ用のマイクを接続できるXLR/TRS入力端子を2系統備えている点が特徴です。インタビューや音楽録音など、こだわりのセッティングで収録ができます。

重さは約294gとやや重めですが、4トラック同時録音などプロ向けの機能が搭載されています。価格は機能相応に高めですが、外部マイクを使った高品質な録音や、複数の音源を同時に記録したい場合に最適な一台です。

TASCAM/DR-05VER3 リニアPCMレコーダー

DR-05VER3 リニアPCMレコーダー

初めて高音質なレコーダーを使う方には、このモデルがおすすめです。簡単な操作でCDを超える音質の「リニアPCM録音」ができる点が魅力です。本体には無指向性のステレオマイクが搭載されており、置く場所を選ばずにその場の臨場感をまるごと記録できます。

重さは電池なしで約116g、日本語表示に対応した分かりやすいメニューも特徴です。手頃な価格で高音質録音を始められるため、コストを抑えつつ確かな品質を求める人にぴったりの一台といえるでしょう。

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語学学習

語学学習には、繰り返し聞くための再生機能が充実したモデルが最適です。自分の発音をチェックしたり、教材のフレーズを何度も聞いたりする機会が多いからです。自分の学習スタイルに合った一台を見つけてください。

ソニー/ICZ-R110 ポータブルラジオレコーダー

ICZ-R110 ポータブルラジオレコーダー

ラジオ講座を聴いて語学を学ぶ人には、このポータブルラジオレコーダーが最適です。AM/FMラジオの受信と録音ができるため、学習コンテンツを逃さず記録できます。仕様は重さ約84gで、内蔵スピーカーから直接音声を聴くことが可能です。

指定した時刻に録音を開始するタイマー機能や、学習に役立つA-Bリピート機能が搭載されているのが特徴です。価格は多機能な分やや高めですが、ラジオ学習を一台で完結させたい方にとって、価値のある製品といえるでしょう。

OM SYSTEM/ICレコーダー WS-882

ICレコーダー WS-882

手軽に使える学習用レコーダーを探しているなら、このモデルがおすすめです。語学学習に役立つ基本的な機能を備えながら、誰でも直感的に操作できます。重さ約77gの本体は単4形乾電池2本で動き、USB端子を内蔵しているためパソコンへの接続も簡単です。

特徴的な「ボイスバランサー機能」は、小さな音も大きな音も聞きやすいレベルに自動で調整してくれます。手頃な価格帯であり、初めて語学学習用のボイスレコーダーを購入する人にも安心の一台です。

OM SYSTEM/ICレコーダー VN-551PC

ICレコーダー VN-551PC

とにかく簡単な操作性を求めるなら、このモデルがぴったりです。録音と再生という基本的な機能に絞ったシンプルな設計で、機械の操作が苦手な方でも迷うことがありません。本体の重さは約67gと軽く、大きな録音ボタンを押すだけですぐに記録を開始できます。

ノイズキャンセル機能により、周囲が多少騒がしくても自分の声をクリアに残せます。非常に手頃な価格も魅力で、手軽にメモを取ったり発音練習をしたりするのに最適なボイスレコーダーです。

TEAC/VR-03-BR FMチューナー搭載ICレコーダー

VR-03-BR FMチューナー搭載ICレコーダー

FMラジオを聴きながら日常のメモ録音にも使いたい方には、この一台が適しています。FMチューナーを内蔵しつつ、USB充電式でコンパクトな点がその理由です。重さは電池を含まず約43.5gと軽量で、持ち運びにも困りません。

特徴として、音声を感知すると自動で録音が始まるVOR機能や、語学学習に便利なA-Bリピート機能などを搭載しています。比較的手頃な価格で多機能なため、コストを抑えつつ便利なレコーダーを探している人におすすめです。

OHM/AudioComm ICR-U115N かんたんICレコーダー

AudioComm ICR-U115N かんたんICレコーダー

操作の分かりやすさを第一に考えるなら、この製品がおすすめです。ボタンの配置や液晶画面の表示が大きく、誰でも直感的に使えるように工夫されています。「録音」「再生」といった主要なボタンが独立しているため、操作に迷うことがありません。

仕様は重さ約63gで、単4形乾電池2本で動きます。語学学習に役立つA-Bリピート機能や、聞きたい場所をすぐに見つけられるインデックス機能も備えています。機械操作に不安がある方でも安心して使える一台です。

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音楽録音

楽器演奏などの音楽録音には、音の細部まで記録できる高音質なモデルを選びましょう。演奏の繊細なニュアンスやその場の空気感を忠実に再現するには、高い録音性能が求められます。音質に妥協したくないなら、ここで紹介するような高レベルの製品を検討してみてください。

ソニー/PCM-D10 ハイレゾ対応リニアPCMレコーダー

PCM-D10 ハイレゾ対応リニアPCMレコーダー

音質を追求する本格派には、このプロ仕様モデルが最適です。音質を最優先した設計で、原音に限りなく近いサウンドを記録できます。重さ約480gの大型ボディには、プロ用機材に匹敵する高性能な部品が使われています。

特徴はハイレゾ音源の録音と再生に対応し、外部マイクを接続できるXLR端子も備えている点です。高価ですが、音質に妥協したくないミュージシャンや音響の専門家にとって、その価値は十分にある一台です。

Zoom/H1n ハンディレコーダー

H1n ハンディレコーダー

手軽に高音質なステレオ録音を始めたい方には、このモデルがおすすめです。コンパクトな本体に本格的なマイクを搭載し、操作もシンプルです。本体の重さは約60gと軽量で、本格的なXY方式のステレオマイクが自然で立体感のある音を録音できます。

音を重ねて録音できるオーバーダビング機能も搭載しており、簡単な楽曲制作も可能です。手頃な価格で本格的な音楽録音の世界に触れられるため、最初の音楽用レコーダーとして人気があります。

TASCAM/DR-07XP 32ビットフロート対応ステレオレコーダー

DR-07XP 32ビットフロート対応ステレオレコーダー

録音を失敗したくない方には、このモデルが最適です。音割れの心配がない「32bitフロート録音」に対応しており、録音レベルの調整に気を使う必要ありません。重さは電池なしで約127g。

最大の特徴は、録音後に音量を調整しても音質が劣化しない点です。マイクの向きを広がり重視のA-B方式と、中心の音を狙うX-Y方式に切り替えられます。ライブ演奏のような音量変化の激しい場面で、真価を発揮するボイスレコーダーです。

TASCAM/DR-40X XLR入力対応リニアPCMレコーダー

DR-40X XLR入力対応リニアPCMレコーダー

外部マイクを使って凝った録音に挑戦したい方には、このモデルが向いています。プロ用のマイクを接続できるXLR端子を備え、内蔵マイクと合わせて4つの音を同時に録音できます。

例えばボーカルとギターを別々のマイクで録音するといった、本格的な音楽制作が可能です。重さは電池なしで約213g。パソコンに繋いで、マイク入力の道具としても使える点が便利です。多機能でありながら価格は抑えられており、創作の幅を広げたい人にぴったりです。

OM SYSTEM/LS-P5 ハイレゾ対応リニアPCMレコーダー

LS-P5 ハイレゾ対応リニアPCMレコーダー

持ち運びやすさと高音質を両立させたいなら、このモデルがおすすめです。小型軽量なボディに、プロ向けの高性能マイクシステムとハイレゾ録音機能を詰め込んでいるからです。重さは電池込みでわずか約78g。

3つのマイクで構成される独自のシステムが、低音から高音まで幅広い音域を自然に捉えます。Bluetoothでスマートフォンと連携し、遠くから録音操作ができる点も特徴です。野外での生音録音から楽器の練習まで、様々な場面で活躍するバランスの取れた一台です。

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証拠保全・防犯

証拠保全や防犯を目的とする場合、会話を自然に、かつ確実に記録する必要があります。一見してボイスレコーダーと分からないペン型やUSBメモリ型の製品が役立つでしょう。携帯のしやすさはもちろん、秘匿性の高さと長時間の録音性能を確認しましょう。

TDW/超小型ボイスレコーダー 16GB VOR対応

超小型ボイスレコーダー

とにかく目立たないレコーダーを探しているなら、この超小型モデルが最適です。キーホルダーにも付けられるほどの小ささで、録音していることを相手に気づかせないからです。仕様は非常に軽量で、16GBのメモリを内蔵しています。

特徴は音声を検知して自動で録音を開始するVOR機能と、ボタン一つの簡単な操作性です。価格も手頃なため、気軽に導入できる点も魅力です。常に携帯し、いざという時に備えたい人にぴったりの一台です。

Gillmar/USB型ボイスレコーダー

USB型ボイスレコーダー

データの管理しやすさと秘匿性を両立したいなら、このUSBメモリ型がおすすめです。見た目は完全にUSBメモリのため、デスクの上に置いても違和感がありません。仕様としては軽量で、パソコンのUSBポートに挿すだけで充電やデータの確認ができます。

録音中にランプが点灯しないなど、細かな配慮がされている点が特徴です。価格も安価で、手軽に入手できます。ボイスレコーダーだと悟られずに、自然な形で会話を記録したい場面で活躍する一台です。

YIJU/ペン型ボイスレコーダー 32GB

ペン型ボイスレコーダー

会議や商談の場で自然に録音したいなら、このペン型モデルが非常に実用的です。実際にボールペンとして文字を書けるため、録音していることを全く感じさせません。仕様は32GBの大容量メモリを搭載し、重さも一般的なペンと同程度です。

ワンタッチで録音を開始できる手軽さと、クリアな音質が特徴です。価格も比較的手頃で、替え芯も付属されています。ビジネスシーンでスマートに、そして確実に記録を残したい場合に最適なボイスレコーダーです。

QZT/小型ボイスレコーダー 64GB長時間録音

小型ボイスレコーダー

長時間の連続録音を優先するなら、このモデルがおすすめです。大容量のバッテリーと64GBの内蔵メモリにより、長い時間の記録が可能です。仕様は小型ながら、長時間の録音に耐えるバッテリーを搭載しています。

本体に内蔵された強力な磁石で、金属製の家具などに貼り付けて設置できます。価格は機能に応じた中価格帯です。一度設置して、長期間の音声を記録したいといった用途で使用したい方におすすめの一台です。

OM SYSTEM/Voice-Trek VP-15 スティック型ICレコーダー

Voice-Trek VP-15 スティック型ICレコーダー

さりげない録音と信頼できる音質の両方を求めるなら、このモデルがおすすめです。大手メーカー製ならではの高い録音品質と、ビジネスシーンに溶け込むデザインを両立しています。仕様は重さ約37.5gの軽量なスティック型で、胸ポケットにすっきりと収まります。

ポケットの中でのガサガサ音を抑える「擦れ音フィルター」が大きな特徴です。価格は中価格帯ですが、安心して使える品質を求めるビジネスパーソンにとって頼りになる一台です。

ボイスレコーダーの人気メーカー・ブランド

人気メーカー

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ソニー(SONY)

ソニーは、高い技術力で業界をリードするトップメーカーの1つです。長年培ってきた音響技術を惜しみなく投入し、高品質で信頼性の高い製品を数多く生み出してきました。

独自の高感度マイク技術「Sマイク・システム」は、遠くの音や小さな音もクリアに捉えます。ラインナップも豊富で、プロ向けのハイレゾ対応機から、胸ポケットに収まる超小型モデルまで、あらゆるニーズに応える製品がそろっています。

デザイン性にも優れており、絶対に失敗したくない方は、ソニーの製品を検討してみてください。

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OM SYSTEM/オリンパス

OM SYSTEM(旧オリンパス)は、ビジネスシーンでの使いやすさに定評のあるメーカーです。カメラ事業で培った精密機器の技術を活かし、ユーザーの視点に立った実用的な機能を多く搭載しています。

代表的なシリーズである「Voice-Trek」には、騒がしい場所でも人の声を聞き取りやすくする「ボイスバランサー」機能など、便利な機能が満載です。またUSB端子を内蔵したモデルも多く、データの管理が簡単です。

操作がシンプルで分かりやすい製品が多いため、初めてボイスレコーダーを使う人におすすめです。

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タスカム(TASCAM)

タスカムは、音楽制作や放送の現場で活躍するプロ向けの音響機器ブランドです。プロが求める厳しい基準をクリアする、高音質と高い耐久性を備えた製品開発に定評があります。

ハンディレコーダーの「DRシリーズ」は、ミュージシャンや映像クリエイターから絶大な支持を集めています。特徴は、本格的なマイクを接続できるXLR端子や、録音の失敗を防ぐ「32bitフロート録音」といった専門的な機能を搭載している点です。

本格的な音声収録を目指すなら、タスカムを検討してみてはいかがでしょうか。

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その他新興ブランド

ソースネクストの「AutoMemo」やiFLYTEKの「VOITER」は、録音した音声を自動で文字起こしする機能が最大の特徴です。議事録作成の手間を劇的に減らしてくれます。

またPLAUDの「NOTE」はスマートフォンに貼り付けて使えるカード型で、通話録音と文字起こしが同時にできます。

大手メーカーの製品で満足できない方は、新しい発想の製品も調べてみてください。

ボイスレコーダーを使う際の注意点

注意点

1

録音が違法になるケース

相手の許可なく録音した音声を、無断で公開すると違法になる場合があります。録音行為そのものがすぐに問題になることは少ないですが、その音声データの扱い方によっては、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。

例えば、自分と相手の会話を個人的なメモとして録音することは、多くの場合許容されるかもしれません。しかし録音した内容を本人の許可なくインターネットで公開したり、第三者に聞かせたりすると、法的な問題に発展する可能性があります。

録音データはあくまで自分用の記録にしておき、誤った取り扱いをしないように注意しましょう。

2

周囲への配慮

ボイスレコーダーを使う際は、周りの人々への配慮を忘れないでください。録音されていると知ると、リラックスして話せなくなってしまいます。

無断での録音は、相手に不信感を与え、人間関係を損なう原因にもなりかねません。会議やインタビューで録音する前には、必ず「記録のため録音してもよろしいですか」と一言断りを入れましょう。

事前に許可を得ることで、相手も安心して話せるようになり、より良い雰囲気で会話を進められます。

3

高音質で録音する方法

良い音質で録音するためには、レコーダーの置き場所と設定を工夫しましょう。マイクは音源との距離や周りの環境に影響されるため、少し気をつけるだけで録音の質は格段に向上します。

レコーダーはできるだけ話者に近づけ、安定した場所に置きます。机の振動が伝わらないよう、ハンカチなどの柔らかい布を下に敷くのもおすすめです。また、エアコンの風の音やパソコンのファンの音など、雑音の発生源からはできるだけ離してください。

録音前に試し録りをして、適切な音量レベルに調整することも忘れないようにしましょう。

迷った際のおすすめボイスレコーダー

おすすめボイスレコーダー

どの機種を選べば良いか迷った際は、AIボイスレコーダー「Notta Memo」がおすすめです。高音質な録音からAIによる文字起こし、さらには内容の要約までを一台で完結できます。

仕様は重さ約28gと軽量で、ポケットに入れて手軽に持ち運べます。30時間の連続録音が可能で、32GBの大容量メモリも備えている点が魅力です。

特徴的なのは、録音と同時にリアルタイムで文字起こしができる点です。さらに高性能AIが内容を要約してくれるため、会議やインタビュー後の作業を効率化できます。

価格は23,500円(税込)と、高性能ながら手に入れやすい設定です。「Notta Memo」は、携帯性、機能性、価格のバランスが非常に優れています。ミーティングやインタビュー、語学学習など、幅広く活用したい方にとって、後悔のない選択となるはずです。

まとめ|利用シーンに合ったボイスレコーダーを選ぼう

ボイスレコーダーを選ぶ上で最も重要なのは、自分の利用シーンをはっきりとさせることです。目的が定まっていなければ、数多くの製品の中から最適な一台を見つけるのは難しいでしょう。

この記事では、使用用途やマイクの音質といった選び方の基本から、具体的なおすすめ製品までを詳しく紹介してきました。本記事で解説した内容を参考に、あなたのお気に入りのボイスレコーダーを見つけてください。

一台に絞りきれないと悩む方には、Notta Memoがおすすめです。重さ約28gの高い携帯性と、98.86%精度の文字起こしが可能なので、幅広いシーンで活躍するはずです。

Chrome拡張機能10選

Nottaが選ばれる理由は?

① 日本語特化のAIで業界トップの文字起こし正確率が実現、複数言語の文字起こしと翻訳も完璧対応

② 驚いほどの認識速度で文字起こし作業効率化が実現、一時間の音声データがただの5分でテキスト化

③ 国内唯一のGM・Zoom・Teams・Webex連携できるAI会議アシスタント、事前の日程予約から会議を成功に導く

④ AI要約に内蔵されるAIテンプレートで会議の行動項目、意思決定やQ&Aなどを自動作成
(カスタム要約テンプレートでインタビューや営業相談など様々のシーンでの効率化を実現)

⑤ 一つのアカウントでWeb、APP、Chrome拡張機能が利用でき、データの同期と共有はカンタン

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