
【最新】社内wikiの作り方|Notta BrainなどのAIツールで運用を自動化・効率化
業界トップの正確率で作業効率爆上げ!
「あの資料、どこにありますか?」「前にも教えたはずなんだけど……」
こうしたやりとりが、チームの生産性を低下させていませんか。情報の属人化を防ぎ、社内のナレッジを資産に変えるツール、それが「社内wiki」です。
しかし、いざ導入しようと思っても「どのように作れば良いのか」「作成を効率化するツールはないのか」「どうすれば社内でうまく活用してもらえるのか」などと悩んでしまうこともあるでしょう。
今回は「社内wikiの作り方」に焦点を当て、その詳細や作り方のステップ、作成を効率化するツールなどについて解説します。今後社内wikiを作る予定のある方はぜひご一読ください。
社内wikiとは?
社内wikiを一言で言うと、「社員全員で作り上げる、会社専用のオンライン百科事典」です。wikipediaの社内版をイメージするとわかりやすいかもしれません。誰でも情報を書き込み、修正し、共有できる仕組みのことで、ナレッジを1箇所に集約するために活用されます。
社内wikiが必要な理由?その目的やメリットは?
社内wikiを導入する最大の目的は、「個人の頭の中にある知識を、会社の資産に変えること」にあります。一見すると、ただのメモ帳のように感じますが、ビジネスにおいては主に以下の4つの課題を解決するために必要とされています。
情報の属人化を解消する
「Aさんが休むと仕事が止まる」「ベテランのBさんしかやり方を知らない」といった状態は、組織にとって大きなリスクです。誰が欠けても業務が回るような再現性のある組織を作ることで、誰かに聞く待ち時間がゼロになり、会社全体の業務を効率化します。
同じ質問を繰り返さない
新入社員や異動者が来るたびに、誰かが手を止めて「ツールの使い方は……」「経費の手順は……」などと説明するのは、大きな人件費のロスです。教育コストとコミュニケーションコストを最小化して、ここを見れば解決するという場所があるだけで、教える側も教わる側もストレスが激減します。
情報の埋もれを防ぐ
チャットやメールは情報の流れが速すぎて、重要な決定事項がすぐに流れていってしまいます。情報をフローからストックに変換すれば、「あのときなんで決まったんだっけ?」と言った過去のログを何十分もさかのぼる無駄な時間がなくなります。
意思決定の背景を残す
「なぜこのルールができたのか?」「なぜこのプロジェクトは中止になったのか?」という経緯は、時間が経つと忘れがちです。過去の失敗や成功のプロセスを共有し、同じミスを防ぎ、納得感を持って仕事に取り組めるようになればチームの判断の質が向上します。
社内wikiの作り方入門編|失敗しないための目的設定とナレッジ共有の基礎
社内wikiの構築は、単なるメモ置き場を作る作業ではありません。チームの脳を拡張して記憶を共有する仕組みを作ることにあります。ここでは、これから社内wikiを作る方に向けて、失敗しないための土台作りについて3つのポイントをご紹介します。
失敗しないための目的設定
社内wikiは多くの企業が情報共有を活発にするという曖昧な目的で失敗しがちです。「誰の、何の時間を削るか」を数値や具体例で設定するのがポイントです。
| 優先タイプ | ターゲット | 解決したい課題 |
|---|---|---|
| 新人教育型 | 新入社員・異動者 | 「どこに何があるかわからない」「何度も同じ質問が来る」を解消する |
| ナレッジ蓄積型 | 全社員・専門職 | 個人のPCや頭の中にしかない「職人技」や「トラブル対処法」を共有する |
| プロジェクト管理型 | チームメンバー | 進行中の案件の経緯、議事録、決定事項を透明化する |
ナレッジ共有の基礎
ナレッジ共有において、最も恐ろしいのは「間違った情報」や「古くなった情報」が放置されることです。これらが蓄積されると、ユーザーは「wikiを見ても結局正しいかわからないから、誰かに聞いたほうが早い」と判断し、システムは一気に形骸化します。これを防ぐために、ナレッジ共有の基礎知識を頭に入れておく必要があるでしょう。
| ナレッジ共有の基礎 | 意識すべきこと |
|---|---|
| 完成度より更新頻度を重視 | きれいな文章を書こうとすると、投稿のハードルが上がってしまう。1行でも、箇条書きでも、最新の情報をどんどん書いていくというスピード重視の文化を定義する |
| 信頼性を担保する「ステータス管理」が重要 | 情報の信頼度を可視化するために、記事の冒頭に「ステータス」を明記する。読み手は情報の取り扱いを判断できるようになる |
| 権限はオープンが原則 | 閲覧制限をかけすぎると探しても見つからない情報が増え、ユーザーが離れてしまう。機密情報以外は誰でも閲覧・編集可能にするのがwikiを育てる鉄則 |
運用を軌道に乗せる3つのステップ
運用を軌道に乗せる3つのステップとして、以下のことを意識しましょう。
| Step1:権威付け | 社長や部署長が「今後はwikiにあるものが正解。ここにないものは存在しないものとする」と宣言し、リーダー自らが議事録などを書き込む |
|---|---|
| Step2:検索性の設計 | フォルダを深くしすぎると情報が迷子になりがち。階層は「部署 > プロジェクト > 各ページ」など、3階層程度に留める。「#マニュアル」「#Q&A」などのタグを使い、横断的に探せるようにするとなお良い |
| Step3:サンクス文化の醸成 | ナレッジを書くことは、自分の時間を削って他人のために貢献する行為です。いいねやコメントなどのリアクションを推奨し、書いた人が損をしない仕組みを作る |
社内wikiの作り方で失敗する「3つの壁」
社内wikiの導入は、ツール選びよりも心理的な抵抗や運用の形骸化によって挫折するケースが多いです。ここでは、具体的にぶつかりがちな3つの壁とその突破口について整理しました。
「何を書けばいいかわからない」という【白紙の壁】
いざ「自由に書いていいよ」と言われても、社員は何を、どの程度の粒度で書けばいいか迷ってしまい、筆が執りづらいです。テンプレートを用意したり、「議事録」「日報」「トラブル対応ログ」など、埋めるだけの枠を作ったりすると良いでしょう。
「正解を書かなきゃいけない」という【心理的ハードルの壁】
社内wikiを公式な社内規定や完成された教科書だと思い込むと、多くの社員が「完璧な文章を書かなければならない」「間違った情報を載せたら怒られる」というプレッシャーを感じ、更新が止まりがちになってしまいます。「メモ書き程度でOK」「箇条書き推奨」といった「質より量で良い」という認識を公式に推奨すると良いでしょう。
「書くのが面倒」という【コストの壁】
「自分の仕事が忙しいのに、なぜwikiまで書かなければならないのか」という不満をきっかけに、書くこと自体が負担になってしまっている状態です。「あのとき書いておいてくれたから助かった」というフィードバックをSlackなどのオープンな場で積極的に行い、その貢献を可視化したり、軽いインセンティブを用意したりなど、モチベーションアップにつながる方法を考えると良いでしょう。
社内wikiの作り方・5ステップ【初心者向け】
社内wikiをいきなり完璧な百科事典にしようとすると、なかなか上手く作れないでしょう。以下では、初心者でもスムーズに作れる、「小さく始めて、勝手に育つ状態」を作るための5ステップをまとめました。
ステップ1:共有すべき情報の範囲と優先順位を決める
最初から全てを網羅しようとすると挫折しがちです。「これがないと仕事が止まる」「何度も同じ質問をされる」ものから優先度を見極め、着手しましょう。
| 優先順位 | 概要 |
|---|---|
| 優先度:高(今すぐ必要) | 新入社員のオンボーディング(PC設定、ツールのログイン方法) 全社共通の申請フロー(経費精算、休暇申請) |
| 優先度:中(あれば便利) | 部署ごとの業務マニュアル、専門用語集 過去の成功・失敗事例 |
| 優先度:低(後回しでOK) | 古い社内報 めったに使わないイレギュラーな手順 |
ステップ2:自社に最適なツールを選定する
社内wikiツールの選定は、単に「多機能なもの」を選ぶのではなく、「誰が、どんな情報を、どれくらいの頻度で更新するか」という自社の運用イメージに合わせることが成功の鍵です。
操作のハードル(書きやすさ):ITリテラシーに関わらず全員が書く必要があるなら、直感的なエディタが必須
検索の強力さ:記事のタイトルだけでなく、「添付されたPDFやExcelの中身」まで検索できるか(全文検索)はとても重要
情報の整理構造:フォルダで管理するタイプか、ページ同士をリンクさせるネットワークタイプか。日本企業には、なじみのあるフォルダ形式が定着しやすい傾向にある
既存ツールとの連携:SlackやMicrosoft Teamsと連携して更新通知が届くか、チャットから直接検索できるかを確認する
AI活用の有無:最新のツールでは、AIが過去のドキュメントを要約したり、質問に対してwiki内から回答を生成したりできる機能が標準化されつつある
ステップ3:情報の階層構造・カテゴリ設計のコツ【テンプレート付】
社内wikiを作成する際は、「どこに何があるか」を3クリック以内で探せるのが理想的です。階層構造テンプレートを掲載いたしますので、まずはこの構成をベースに、自社に合わせてカスタマイズしてみてください。
【推奨する階層構造例・テンプレート】
A.全社共通エリア(全社員が頻繁に見る)
01_【必読】全社ルール
ビジョン・行動指針
就業規則・福利厚生
オフィス利用・備品申請
02_各種マニュアル・ツール
社内ツール利用ガイド(Slack, Zoom,勤怠管理等)
セキュリティ・コンプライアンス
03_自己紹介・組織図
部署別メンバー紹介(趣味や得意スキル)
座席表・連絡網
B.部署・プロジェクトエリア(実務用)
10_営業部
商談ナレッジ(成功・失敗事例)
提案資料テンプレート
顧客リスト・対応履歴
20_開発部
開発環境構築手順
仕様書・設計書アーカイブ
リリース手順
C.蓄積・フロー情報エリア
80_議事録
2026年(年ごとにアーカイブ)
90_日報・分報
個人別フォルダ
ステップ4:運用ルールと更新担当者を決める
社内wikiを「情報のゴミ捨て場」にしないための最重要プロセスです。ルールは「厳しすぎると誰も書かず、緩すぎるとカオスになる」というジレンマがあります。「誰が」「いつ」「何を」するのか、シンプルで持続可能な運用設計のガイドラインをまとめました。
【運用の黄金ルール3選】
「原本」はwikiに置く(脱・添付ファイル):
WordやExcelを添付するのではなく、wikiに直接内容を書くことを徹底
「完璧主義」を禁止する:
「公開ボタンを押すのが怖い」という心理的ハードルを下げる。誤字脱字OK、箇条書きOK、まずは30%の出来で公開など。良い情報には「いいね」やコメントで積極的に反応する
メンテナンス日を決める:
情報の鮮度を保つ仕組みをカレンダーに組み込む
【更新担当者と役割】
| 役割 | 担当者(例) | 主な任務 |
|---|---|---|
| オーナー(事務局) | 情シス・総務・DX推進 | ツール自体の管理、大枠のカテゴリ整理、利用状況の分析 |
| エリア管理者 | 各部署のマネージャー | 自分の部署のフォルダが整理されているか、古い情報がないか確認 |
| ナレッジリーダー | 各部署の若手〜中堅 | 現場の最新情報を書き込み、書き方に迷っている人をサポート |
| 一般ユーザー | 全社員 | 閲覧、コメント、軽微な修正、議事録の作成 |
ステップ5:スモールスタートで試験運用を開始する
いきなり全社員に開放せず、まずは1つの部署や、特定のプロジェクトチームで1ヶ月間試して様子をみましょう。
特定チームで開始:実際に使ってみて「使いにくい」「このカテゴリが足りない」という不満を吸い上げる
成功事例を作る:「wikiのおかげで新人の教育が3日短縮された」などの実績を作る
全社へ展開:使いやすさを整えた状態で、満を持して全社公開する
社内wikiが作れるおすすめツール5選【無料あり】
1.Notion|オールインワン・ワークスペースとして万能
(出典:Notion)
概要:
Notionとは、仕事に必要なあらゆるツールを1つの画面に統合できるオールインワン・ワークスペースです。メモ帳やドキュメント作成、タスク管理、データベース、そしてwiki。これらがバラバラのアプリではなく、パズルのように組み合わせて扱えます。従来のwikiツールや共有フォルダと異なり、ブロック形式による直感的な操作や階層構造の作成が可能。加えて、Notion AIを使えば、長いマニュアルの要約や、箇条書きからの文章作成、さらにはwiki内の情報に基づいた質問への回答もできます。
機能:
高機能なブロック形式のドキュメント作成
データベース機能
ページ間の連携とwiki化
Notion AIによる効率化
特徴:
テキストや画像、動画、ファイルなどを「ブロック」として配置できる。プログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップで直感的に読みやすいページが作成可能
ページの中にページを作る「入れ子構造」が自在。情報が整理しやすく、深掘りして必要な情報をリサーチしやすい
Notion AIを使って、wiki内の情報に基づいた質問への回答が可能。箇条書きによる文章作成や長いマニュアルの要約もできる
対応OS:
Windows
mac
iOS
Android
料金:
無料(フリー)
2,000円/メンバー/月(プラス)
3,800円/メンバー/月(ビジネス)
要相談(エンタープライズ)
※月払い
2.Confluence|大規模組織での情報の蓄積と整理に特化した堅牢な設計
(出典:Confluence)
概要:
Confluenceとは、オーストラリアのAtlassian社が提供する、社内情報共有・ナレッジ管理ツールです。先ほどご紹介した「Notion」と比較されることが多いですが、Confluenceはより「大規模組織での情報の蓄積と整理」に特化した堅牢な設計が特徴的です。部署やプロジェクトごとにスペースを作成し、その中にページを階層構造で保存可能。同複数のユーザーが1つのページを同時に編集でき、文章の特定箇所へのコメントで議論を完結させられます。
機能:
情報を整理するスペースとページ
強力なドキュメント作成・編集
Jiraとの最強の連携
企業レベルの管理・検索機能
特徴:
部署やプロジェクトごとにスペースを作成し、その中にページを階層構造で保存可能。情報が散らばらず、大規模になっても整理が容易
自社開発のタスク管理ツール「Jira」と連携して、プロジェクトの進捗状況をwiki内に埋め込めるなど現場との相性が抜群
「このページは人事部だけ」「このスペースは閲覧のみ」といった詳細なアクセス制限が可能
対応OS:
Windows
mac
iOS
Android
料金:
無料
Standard(月額 単位:10,120円)
Premium(月間 単位:19,910円)
Enterprise(要相談)
※11ユーザーの場合
3.Qiita TEAM|アウトプットの習慣化に課題を感じているチーム向け
(出典:Qiita TEAM)
概要:
Qiita TEAMとは、日本最大級のプログラミング知識共有コミュニティ「Qiita」のビジネス版として開発された、社内向けのナレッジ共有プラットフォームです。最大の特徴は、ドキュメントを完成させて保存する場所ではなく、日々の知見を投稿してチームで育てるというブログのような親しみやすさにあります。タグ機能によって、プロジェクト名や技術スタックごとに情報を分類可能。キーワード検索の精度も高く、過去のトラブルシューティングを即座に引き出せます。
機能:
爆速で書けるエンジニアフレンドリーなエディタ(Markdown対応)
心理的ハードルを下げるテンプレート機能
コミュニケーションを活性化させるリアクション
高度な検索・整理機能
特徴:
エンジニアになじみのあるMarkdown形式を採用しており、プレビューを見ながらサクサク書ける。日報やTips感覚で情報を投稿可能
新着記事をタイムライン形式で表示。Slack等と連携すれば、誰かが新しいナレッジを投稿した瞬間にチーム全員がキャッチアップ可能
投稿に対してLGTMやコメントで反応がつくため、書いた人が評価され、「もっと役立つ情報を書こう」という好循環が生まれる
対応OS:
Windows
mac
iOS
Android
料金:
無料
500円/1人/月/税込(Personal)
1,520円/3人/月/税込(Micro)
4,900円/7人/月/税込(Small)
7,050円/10人/月/税込(Medium)
人数制限なし(Extra)
4.Kibela|個人の発信と公式の記録の使い分けがしやすい
(出典:Kibela)
概要:
Kibelaとは、日本発のナレッジ共有プラットフォームで、「個人の知見を組織の知産にする」というコンセプトで作られています。Qiita Teamのような「アウトプットのしやすさ」と、Confluenceのような「階層による整理」、それぞれの良い部分を取ったツールと言えるでしょう。階層構造で整理してマニュアルや社内規定を管理、日報や個人の気づきを時系列で発信。これら2つをツール内で明確に使い分けられるのが、他のwikiツールにはない強みとなる特徴です。
機能:
Blogとwikiの使い分け
誰でも書きやすいハイブリッドエディタ
強力な検索とAIアシスト
柔軟な権限管理とアクティブ課金
特徴:
Markdown形式に完全対応。画像の貼り付けや動画の埋め込みもスムーズで、非エンジニアでも使いやすい直感的なUI
AIによる下書き作成や情報の要約・検索支援機能が強化されており、wikiのメンテナンスコストを下げられる
特定の記事だけをパスワード付きURLで社外の人に見せることができる機能があり便利
対応OS:
Windows
mac
iOS
Android
料金:
無料
550円/1ユーザー/月(ライト)
880円/1ユーザー/月(スタンダード)
1650円/1ユーザー/月(エンタープライズ)※年間契約
5.Notta Brain|会議記録や音声をそのままナレッジ化できる
(出典:Notta Brain)
概要:
Notta Brainとは、AI文字起こしサービス「Notta」が2026年1月に正式リリースした最新の音声ファースト型AIエージェントです。従来の会議を文字に起こす・要約するという枠を超え、社内の膨大な音声データや資料を統合して、知恵を引き出す参謀として機能します。社内wikiと組み合わせることで、誰かが書かないと情報がたまらないというwiki最大の弱点を克服し、話すだけでwikiが勝手に育つ環境を構築できます。
機能:
社内ナレッジの横断検索・Q&A
音声+資料の統合解析
アウトプットの自動作成
専門家カスタマイズ
特徴:
過去の膨大な会議データや社内資料(PDF/Excel/PPTなど)を横断して解析可能。議事録が単なる記録ではなく、いつでも検索・活用できる動くデータベースに
会議の内容から、wikiにそのまま貼れる要約テキストや、報告用のパワーポイント資料を自動で作成
wikiの中を検索する代わりに、「Aプロジェクトの懸念点について、過去の会議で何と言っていた?」とチャットで聞くだけでAIからの回答が得られる
対応OS:
Windows
mac
iOS
Android
料金:
無料(フリー)
月額1,980円(税込)(プレミアム)
AIを活用して社内wiki作りを効率化!「Notta Brain」の活用法
(出典:Notta Brain)
先ほどご紹介した「Notta Brain」を活用することで、wikiを「書く場所」から「自動でたまる場所」へと変えられます。その具体的なメリットと活用イメージを整理しました。
1.議事録から自動生成!記事作成の手間をゼロに
社内wikiが形骸化する1番の原因は、記事を書くためのまとめる作業に時間がかかることです。Notta Brainは、会議の音声を録音するだけで、wikiにそのまま使える形式のドキュメントを生成できます。会議後にAIが要約やアクションアイテムを自動で抽出。人間は内容を確認してwikiに公開ボタンを押すだけ。会議中の画面共有やスライドも一緒に記録できるため、テキストだけでは伝わりにくいニュアンスも視覚的に残せます。
2.会議記録や音声をそのままナレッジ化
wikiに情報がたまればたまるほど、今度は「検索」が大変になります。Notta BrainのAIアシスタントは、過去の膨大な議事録やアップロードしたPDF資料を横断的に解析し、質問に答えてくれます。
【例】
ユーザーからの問い:「昨日の会議で決まった、新機能のリリース日はいつ?」
AIの回答:「2026年5月10日です。理由は、開発チームのリソース確保が必要だと〇〇さんが発言したためです(参照:2/10定例会議事録)」
3.欲しい情報を即座に引き出すAIアシスタント機能
膨大な社内ドキュメントから欲しい情報を即座に引き出すAIアシスタント機能として、例えば以下のような機能があります。
| 項目 | 具体的なアクション |
|---|---|
| 1.1次情報を自動収集 | すべての会議(Zoom/Teams/対面)にNottaを参加させ、生きた情報を自動で蓄積できる |
| 2.AIによる構造化 | 会議直後にAIに「wiki用の解説記事を作って」と指示し、5分以内に下書きを完成させられる |
| 3.ナレッジの整理 | 定期的にAIアシスタントに「最近の会議で重複している課題はある?」と聞き、情報の整理に役立てられる |
社内wikiの作り方に関するよくある質問
Q.社内wikiに既存のExcelやPDF資料はどう移行すればいいの?
既存の資料が大量にある場合、すべてを手作業で移し替える必要はありません。「活きた情報(頻繁に使うもの)」と「保管情報(たまに参照するもの)」で仕分け、段階的に移行するのが現実的です。資料の形式ごとに、おすすめの移行方法をまとめました。
【Excel資料の移行方法】
| 文章・チェックリストの場合 | 中身をコピー&ペーストして、wiki内の「テーブル機能(表)」に変換する |
|---|---|
| 計算式や複雑な管理表の場合 | そのままファイルをアップロードし、wiki上にプレビュー表示させる |
| 共同編集したい場合 | GoogleスプレッドシートやExcel Onlineに変換し、そのURLをwikiに貼り付ける |
【PDF資料の移行方法】
| マニュアルや規約などの場合 | PDFファイルを直接アップロードし、そのページの冒頭に要約と検索用キーワードをテキストで書き添える |
|---|
Q.社内wikiの作成時にセキュリティ面で気をつけるべきポイントは?
社内wikiは誰でも見られるというメリットがある反面、セキュリティ設計を誤ると見えてはいけない情報まで漏洩するリスクがあります。導入・作成時に最低限押さえるべき主なセキュリティポイントは以下です。
閲覧・編集権限を徹底する
SSO(シングルサインオン)やMFA(多要素認証)、IP制限などの導入を検討する
掲載するコンテンツのルール作りを徹底する(個人情報の禁止、パスワードの直書き禁止、持ち出し制限)
Q.社内wikiの古い情報が放置されるのを防ぐにはどうすればいい?
社内wikiが情報の墓場になってしまうのは、多くの企業が直面する最大の悩みです。情報が古くなると、ユーザーは「どうせ間違っているから、直接人に聞こう」となり、wikiの存在価値が消えてしまいます。これを防ぐには、「仕組み」と「文化」の両面から対策する必要があります。
最終更新日の表示やステータス管理、有効期限設定など、情報の鮮度を可視化する
1ページ1オーナー制や部署単位の棚卸しなど、情報の責任者を明確にする
定期的な情報整理や、検索ランキングの監視、古いと言いやすくする環境作りなどを意識する
Q.社内wikiの投稿を恥ずかしがる社員への対策は?
社内wikiへの投稿を恥ずかしがる心理の裏には、「間違っていたら恥ずかしい」「意識高い系と思われそう」「自分の知識なんて大したものでない」という不安が隠れています。この「心理的ハードル」を下げるための具体的でソフトな対策をここでは3つご提案します。
未完成でも、間違っていても良いとする環境作りを意識する
上司や同僚からのリアクションを徹底する
編集(添削)を共同作業と定義して定期的に行う
Q.社内wikiの導入後、どのくらいの期間で効果を実感できる?
社内wikiの効果実感には、「どのレベルの効果を期待するか」によって段階がありますが、一般的には導入から3ヶ月〜半年ほどでなくてはならない状態になることが多いです。時系列ごとの変化の目安をまとめました。
【効果実感のタイムライン】
| 期間 | 実感できる効果の内容 |
|---|---|
| 1ヶ月目(仕込み期) | 情報の置き場が決まる。チャットで「あの資料どこ?」と聞かれた際に、「wikiのここ」とURLを貼るだけで済むようになり、探すストレスが軽減される |
| 3ヶ月目(定着期) | 同じ質問が減る。新人が入ってきた際、wikiを読ませるだけで初期研修の多くが完結する。ベテラン社員が教える時間が減ったことを実感し始める |
| 6ヶ月目(資産期) | 組織の脳として機能し始める。過去のトラブル対応やプロジェクトの経緯が蓄積され、過去の失敗を繰り返さないという質の高い仕事ができるようになる |
複数ファイルを一括分析する
まとめ:社内wikiを最適に作ることで組織の生産性を最大化しよう!
今回は「社内wikiの作り方」に焦点を当て、その詳細や作り方のステップ、作成を効率化するツールなどについて解説しました。
社内wikiは、単なる「マニュアル置き場」ではありません。チームの知恵が集まり、新人が即戦力になり、ベテランのノウハウが継承される「組織の脳」となるべきコンテンツです。
社内wikiが育っていくほど、チームのコミュニケーションは円滑になり、無駄な確認作業が軽減、組織の生産性向上につながります。まずは自社の課題を1つピックアップし、それを解決するページを作成してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
テキストで指示するだけ。抽象的なアイデアも、会議のイメージも、AIが瞬時に視覚化します