プロジェクト によっては 会議進行 から 議事録作成 まで 1人 で 行っていた
Notta 導入 に 至った 経緯 を お伺い しても よろしい でしょうか。
技術戦略部部長 浦見さん:私は弘電社の技術戦略部に所属し、社内から現場まで、DX化を目指したさまざまな業務改善を行っています。弊社が行っている事業は内線事業、社会インフラ事業や送電事業など、さまざまな地域で工事をしています。
社内での会議だけでなく現場とのやり取りも多く、プロジェクトごとに週次・月次の会議があります。これまで議事録作成には、会議にリアルタイムに参加して手作業で記録したり、ICレコーダーのような機器を使用して一度録音したあとに作成したりしていました。
プロジェクトによっては社員1人だけが派遣され、会議進行から議事録作成まで1人でやらなければならない現場もあります。
このような会議全体の業務効率化を目指して文字起こしツール系のサービス導入を決め、数あるサービスの検討を重ねた結果、Nottaに決めた、という経緯です。
Notta の 良さ は 議事録作成 だけ ではない
Notta 導入後 の 変化 を 教えて いただけます でしょうか。
浦見さん:まず工数の観点から、正確な数字はまだ出すことはできませんが、大幅な削減に成功していると思います。ICレコーダーを使った作業とかと比較したら半分以下にまで削減できているのではないでしょうか。
NottaのAI要約機能を使えば記録した内容を素早く確認できる点や、あとは録音内容を見返すとき、会議中の雰囲気なども想起できるのが大きいですね。文字だけの記録では、なかなか思い出しづらい部分もあると思います。
先ほどもお伝えしたように、現場によっては社員が1人しかいないときもあり、その社員が会議中に話していたら、本人は議事録やメモが取れません。以前はICレコーダーで録音、のちに何度も聞き返しながら作成、といった手順だったのが、Notta導入後はすべてお任せでよくなったので、とても楽になったという声も上がっています。
あと建設業界は残業規制が厳しいので、オンライン会議が文字起こし・要約できるツールはありがたいです。移動時間などを削減できます。
Notta導入の決め手となったものはありますでしょうか。
浦見さん:議事録作成ツール導入を検討した際、比較検討したサービスの中から候補を絞り、トライアルしてみました。比較検討する際、実は現場のほうからNottaを試してほしいという声をいただいていました。
Nottaは機能の良さもさることながら、ピンポイントですけど弊社で利用しているツール「Webex」と連携しているのも良かったです。Nottaは外部サービスとの連携も積極的に行っている点がとても良いですね、選択肢を広げられます。あとはレスポンスの良さも助かっています。技術的な質問に対して明確な回答をはっきりと返してくれるのはうれしいですね。
Notta は 全社 に 広がっている
その他 部署 や 事業所 への 展開 は いかが でしょうか。
浦見さん:全社でNotta導入は進んでいて、現在40アカウントで月に12,000時間以上は活用しているのではないでしょうか。社内ではバックオフィス系の方々も利用していて、現場側も着実に導入するところが増えています。iPhoneでもiPadでもPCでもどれでも使えるので好評です。
私自身が各現場にNottaを紹介していく必要はあるのですが、将来は1つの現場に対して1アカウント持たせたほうがよいと考えていますね。
Notta の 開発力・ 対応力 に 期待
Notta に対する 要望 など が あれば、 教えて いただけないでしょうか。
浦見さん:私たちが既に使用している外部ストレージサービスと連携したりして、データ保存先の選択肢を増や してもらえると嬉しいですね。あとは、単語登録機能があると思うのですが、単語帳をいくつか用意できて、チームごとやプロジェクトごとに紐づく単語帳を選択できるようになると利便性が増すと思います。
もう一つ、Notta内で作成された文字起こしテキストやAI要約テキストのデータを任意の形式で出力、転送してくれる機能があるととてもよいと思います。例えば、会議終了後にリアルタイムで作成されたテキストデータを任意の形式(Excelファイルとか)で自動転送してもらえれば、より業務効率を上げられると思います。
最後に、どのサービスでも同じではあるのですが、文字起こしの精度向上ですね。滑舌や話者の重なりなど、仕方がない部分はあると思うのですが。ただ、特にAI要約の性能について評判が良く、AI要約を使って議事録・記録にしようという流れも出てきていますので、Nottaの開発力・対応力に今後も期待したいですね。