お礼メールの書き方

【例文7選】商談後のお礼メールの書き方や印象を良くするコツを徹底解説!

商談後に欠かせないお礼メールですが、貴重な時間を頂いたことに対する感謝の気持ちの表現や、円滑な関係の維持のために重要な役割を担っています。

しかし、毎回どんな文章を送るべきか悩んでしまう方は少なくないと思います。

本記事では、商談後のお礼メールを送るメリットやお礼メールの書き方、商談後のお礼メールの例文や好感を持たれるお礼メールのポイントを解説しています。

「商談後のお礼メールってなにを書けばいいんだろう」「商談後のお礼メールで失敗したくないけど、どうすればいいんだろう」とお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

商談後のお礼メールを送るメリット

商談後のお礼メールを送るメリットは、主に2つあります。

以下で詳しくご紹介します。

商談相手と円滑な関係の維持

商談後のお礼メールを送ることで、商談相手に感謝の気持ちを伝えられます。

そのため、商談相手と信頼関係を構築し、円滑な関係の維持につながるのです。

また、誠実な対応ができることも印象付けられるので、ビジネスにおいてより良い方向に進められます。

この人と一緒に仕事がしたい、この人に仕事を依頼したいと思ってもらえるような文章を送ることが重要です。

商談内容の認識合わせ

商談時にこちらから提案したことや、商談相手の希望や質問事項などを議事録としてまとめ、商談後のお礼メールに添付することで、お互いの認識のずれをなくせます。

後になってから商談内容に関するトラブルを回避できるため、できるだけ細かく発言内容をまとめておくとよいでしょう。

また、商談相手は認識のずれの確認のほかにも、契約の検討材料として活用できる点は大きなメリットです。

お礼メールの書き方

お礼メールの書き方

ここからはお礼メールの書き方、構成やコツについて具体例とともにわかりやすく解説していきます。

お礼メールをどのように書けばいいかお悩みの方は、ぜひご覧ください。

わかりやすい件名にする

商談相手に送るお礼メールの件名は、パッと見ただけで何のメールか把握できるような文章にしておきましょう。

また、長すぎる件名はメールの受信一覧画面では見切れてしまう可能性があるので、短く簡潔な件名がベストです。

具体例としては「〇月〇日お打ち合わせのお礼 〇〇会社・氏名」「本日のお打ち合わせの御礼【◯◯会社・氏名】」など、具体的で簡潔な件名を推奨します。

冒頭に感謝の言葉を書く

メールの内容は要件の前に、商談相手に対して時間を頂いたことや、契約を結んでくれたこと、検討してくれていることに対して感謝の言葉を述べましょう。

定型文のような内容にならないように、できるだけ当時の状況などを交えながら感謝の意を伝えられることが重要です。

例えば、商談時に緊張してうまく説明ができなかったなと感じたら「緊張のあまり拙い説明となってしまいましたが、的確にご質問いただき、誠にありがとうございました」などの文章で、感謝の言葉を述べるとよいでしょう。

商談の内容を振り返る内容を書く

メールの内容は、商談中の内容を振り返りながら感想や思い出などを書き、どのような点が良いと感じたのか、何が印象的だったのかを伝えましょう。

例として「〇〇様が〇〇と仰っていたように、弊社としてもこの事業を絶対に成功させたいと考えております。〇〇様の強い想いを実現できるように尽力させていただきます。」など、商談相手の発言内容に対する自分の考えを記載することをおすすめします。

また、商談中に商談相手が疑問を感じているようなシーンがあれば、その疑問に対してお礼メールの中で回答すると、誠意を伝えやすく信頼につながります。

【場面別】商談後のお礼メール例文7選

ここからは「商談後のお礼メールってなにを書けばいいんだろう」「商談後のお礼メールで失敗したくないけど、どうすればいいんだろう」とお困りの方に向けて、商談後のお礼メールの例文を場面別に7つご紹介します。

以下の例文に商談の内容を振り返る内容を盛り込んで、オリジナリティのあるお礼メールを作成していただければ幸いです。

1.基本的なお礼メール

【例文】

件名:〇月〇日お打ち合わせのお礼 〇〇会社・氏名

株式会社〇〇様


いつも大変お世話になっております。

本日、弊社の(サービス名・商品)についてご紹介しました、〇〇会社の〇〇です。

この度はお忙しいところ、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

〇月〇日にご提案をいたしました〇〇の資料を本メールに添付させていただきます。

ご不明点等ございましたら、お気軽にご相談頂けましたら幸いです。

近いうちにまた、ご連絡のうえ、再度お話をお伺いさせていただけますと幸甚です。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

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【解説】

こちらの例文は汎用性に優れており、幅広い場面で利用できます。

感謝の言葉で始まり、資料の添付を連携し、最後には次回の商談の相談までできているため、簡潔でありながらも必要な要素はすべて詰まっているといえます。

しかし、この例文のままではやや冷たい印象があるため、文章途中で商談の内容を振り返る内容を記載することをおすすめします。

2.商談で契約を結んだ場合のお礼メール

【例文】

件名:新規契約のお礼 〇〇会社・氏名

株式会社〇〇様

平素よりお世話になっております。〇〇会社の〇〇でございます。

この度は、弊社の〇〇を新規ご契約いただきまして、誠にありがとうございます。

当サービスは、〇〇な特長があり、〇〇の場面で大いに活用ができると自負しております。

〇〇様の業務効率化にお役立ていただければと考えております。

なお、今後貴社とのご連絡は、私〇〇が担当いたします。

ご要望やご不明点等ございましたら、いつでもご連絡ください。


今後とも末永くお付き合いくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

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【解説】

こちらの例文も、まずは冒頭部分に感謝の言葉を持ってきており、契約を結んでいただいたことに対してお礼を述べています。

その後は商談時に説明した通りのサービスや商品の特長・メリットを挙げて、再度サービスや商品の良さをアピールしています。

また、サービスや商品を利用していてわからないことがあったときのために、相談窓口の連絡をおこなっているため、商談相手への配慮が詰まった例文です。

3.商談で疑問点が残っていた場合のお礼メール

【例文】

件名:本日の打ち合わせのお礼 〇〇会社・氏名

株式会社〇〇様

平素よりお世話になっております。〇〇会社の〇〇でございます。

本日はご多忙のところ、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

本日〇〇様からご指摘いただきました〇〇に関してですが、ご要望にお応えできるよう調査・改善を進めていく所存です。

弊社での準備が整い次第、ご提案をもってお伺いさせていただきたいと考えております。

〇〇様とスムーズにお打ち合わせが進められるよう尽力いたします。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

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〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

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【解説】

こちらの例文は、感謝の言葉とともに、課題の明確化と解決する姿勢をアピールしており、簡潔な文章が特徴的です。

メールを送った後はなるべく早い段階で、次回の打ち合わせの連絡ができると商談相手からの良い印象を持たれます。

もしくは、あらかじめ「来週中までに対応し、再度ご連絡させていただきます」などの期日を本文中に記載すると、スムーズに打ち合わせを進められるため、記載できる場合は記載することを推奨します。

4.資料を送付する場合のお礼メール

【例文】

件名:〇月〇日お打ち合わせのお礼 〇〇会社・氏名

株式会社〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇会社の〇〇でございます。

本日はご多忙の中、〇〇について打ち合わせのお時間をいただき、誠にありがとうございました。

担当として、全力で御社のお力添えができるように、引き続き尽力させていただく所存です。

また早速ではございますが、ご依頼いただきました資料を本メールの添付ファイルにてお送りしています。

添付ファイル:〇〇

ご不明点やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

お手数をおかけいたしますが、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【解説】

こちらの例文は、冒頭の感謝の気持ちから継続してやりとりしていく旨を冒頭に持ってきています。

その後は、メールにファイルが添付されていることを見逃されてしまわないように、本文中に添付ファイルがあることを明言しています。

もっと丁寧に記載したい場合は、添付ファイルの形式やページ数なども記載すると、より配慮のある文章となるでしょう。

5.再度商談を行う場合のお礼メール

【例文】

件名:本日の打ち合わせのお礼 〇〇会社・氏名


株式会社〇〇様

お世話になっております。

弊社サービスをご提案させていただきました〇〇会社の〇〇です。

本日はご多忙のところ、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

お打ち合わせの際に明確となった〇〇に関する課題は、弊社サービスで解決できると考えております。

つきましては、弊社サービスの詳細な資料を本メールに添付させていただきます。

ご不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

次回のお打ち合わせでは、御社と類似する課題の解決事例や、課題の具体的な解決策などをご提案させていただければと考えております。

本日のお打ち合わせの通り、次回は〇月〇日に御社へお伺いいたします。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

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【解説】

こちらの例文は、商談相手の気持ちに寄り添いながら、課題に対する解決策の提示を提案することを目的として、次回の打ち合わせのお約束を行っています。

どんな課題があって、次回の打ち合わせがいつで何を検討すべきなのかがメールに詰まっているため、商談相手側はこのメールを見るだけですべて把握可能です。

次回の商談の日程が決まっていない場合は、文末を「次回は〇月〇日~〇月〇日の間でお伺いさせていただきたいと考えているのですが、ご都合の良い日程をご教示頂けますと幸甚です。」などと変更するとよいでしょう。

6.商談のために来社していただいた場合のお礼メール

【例文】

件名:本日のご来社のお礼 〇〇会社・氏名

株式会社〇〇様

平素より大変お世話になっております。〇〇会社の〇〇です。

本日はお忙しい中ご来社いただき、誠にありがとうございました。

御社の現状や課題を直接お伺いさせていただき、弊社としても大変勉強になりました。

〇〇様からのご要望に沿ったご提案を〇月〇日までにまとめ、改めてご連絡させていただきます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

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【解説】

こちらの例文は、冒頭で「来社してもらったこと」と「打ち合わせのための時間をもらったこと」の感謝の気持ちを述べています。

また、現状の課題に対して把握していることを伝え、次のアクションとしていつまでに提案するかを文末に添えています。

提案する日は、打ち合わせの日から1週間以内であることが好ましいでしょう。

7.アポなしでの訪問で商談を行っていただいた場合のお礼メール

【例文】

件名:本日のお打ち合わせのお礼 〇〇会社・氏名

株式会社〇〇様

お世話になっております。

本日お打ち合わせをさせていただきました、〇〇会社の〇〇です。

本日は突然の訪問にもかかわらず、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

〇〇様よりご指摘いただきました〇〇に関しまして、社内で検討し〇月〇日までに改めてご連絡させていただきます。

〇〇様に貢献できるように尽力させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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〇〇会社・氏名

〒000-0000

東京都〇〇区〇〇

TEL 000-0000-0000

email  〇〇〇〇@〇〇〇〇.com

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【解説】

こちらの例文は、突然の訪問に対する非礼をお詫びするとともに、打ち合わせの時間を割いていただいたことに対しての感謝の気持ちを冒頭に持ってきています。

例文では商談時に課題があった場合を想定しておりますが、契約を結べた場合には「御社にとって最善の選択であったと感じていただけるよう尽力させていただきます。」などの文言で締めくくることをおすすめします。

また、アポなしでの訪問で商談した場合は、当日中のメールを心がけましょう。

好感を持たれるお礼メールのポイント

ここからは商談相手に好感を持たれるお礼メールのポイントを3つご紹介します。

できるだけ早く送る

商談のお礼メールを何日も経ってから送ってしまうと、商談相手が忘れてしまっていたり、無礼だと感じてしまったりする可能性があります。

商談相手と良好な関係を構築するためにも、迅速なレスポンスを心掛け、相手に有益な情報をすぐに伝えられるようにしましょう。

当日中でなくても、せめて24時間以内のメール送信をおすすめします。

誤字脱字をチェックを行う

書き終えたメールはそのまま送るのではなく、必ず誤字脱字のチェックを行いましょう。

最初は「Enno.jp」などの無料校正ツールで文章をチェック後、目視でのチェック、読み上げチェックまで行うと誤字脱字が大幅になくなります。

また、可能であれば第三者にも確認をしてもらうと、より精度の高いチェックが実現できます。

「取り急ぎ」は使用しない

ビジネスシーンでよく見る「取り急ぎ」ですが、商談のお礼メールには適していません。

「取り急ぎ」には「とりあえず急いで」といった意味合いで使われるため、準備不足などで充分ではない状態で連絡してきたと捉えられる場合があるからです。

そのため「取り敢えずお礼を言わせていただく」という文章になってしまうので、商談のお礼メールには「取り急ぎ」の使用は避けましょう。

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Nottaは、AIによる高精度なリアルタイム文字起こしができるサービスです。

商談中にNottaを利用すれば、リアルタイムで文字起こしをしてくれるため商談内容を聞き逃すこともありません。

また、商談内容を録音してあとから文字起こしもできるため、商談の振り返りに活用できます。

商談メール作成時には、どんな話をしたのか、どんな課題や疑問点があるのかを明確にできるため、効率的にお礼メールが作成できるのです。

強固なセキュリティで情報が保護されているため、外部に機密情報が漏れることもありません。

ぜひ、これを機にNottaを導入してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

本記事では、商談後のお礼メールを送るメリットやお礼メールの書き方、商談後のお礼メールの例文や好感を持たれるお礼メールのポイントを解説してきました。

文章は感情が伝わりにくく、相手に何かを伝える際には一苦労です。

ぜひ、本記事を参考にして、感謝の気持ちをダイレクトに伝えられるようなメール文章を作成いただければ幸いです。

商談相手と円滑な関係を維持して、ビジネスでチャンスを逃さないようにしましょう。

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