【新卒必見】就活面接で効果的な逆質問例50選|逆質問の注意点も解説

就職活動では、ほぼ必ず面接を実施して就活生の「志望度」「コミュニケーション能力」「質問力」「個性」を確認します。

それと同時に就活生が不安や疑問を抱いていないかを確認するために「何か質問はありますか?」と逆質問が行われることもあります。

しかし、しっかりと事前に対策をしていないと

「何も聞きたいことが思い浮かばない…」

「なにか聞いておかないと悪い印象を与えてしまうかも…」

と焦ってしまい、必要のない質問をしたり挙動不審な態度になったりしてしまう可能性があります。

そこで本記事では、逆質問の重要性やタイミング、効果的な逆質問例50選や面接前に準備すること、逆質問のポイントなどをわかりやすく解説します。

就職活動での面接でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

就活における逆質問の重要性と役割

逆質問とは、面接時に面接官が就活生に「何か質問はありますか?」と質問を投げかけることを指します。

就活生からすると、面接時に不安や疑問を解消する機会として活用できますが、面接官からすると就活生の志望度や熱意、コミュニケーション能力や質問力、個性などを把握する機会として活用しているのです

そのため、ここで就活生が効果的な逆質問をすれば、不安や疑問を解消できるうえに面接官に対して好印象を与えられるチャンスであるといっても過言ではありません。

面接日の前日には、しっかりと企業研究や逆質問の内容を検討しておくことが重要となります。

逆質問は面接のどの段階でするべき?

逆質問はあくまでも面接官が行うものであり、そのタイミングは就活生が決めるものではありません。

ですので、面接官が「何か質問はありますか?」と質問を投げかけてきた際にしっかりと受け答えできるように準備しておきましょう。

ただし、一般的には逆質問が行われるのは面接の最後というケースが多いです。

面接の前や面接中に疑問に感じたことや不明点があれば、むやみに自分の考えを主張するのではなく、最後に逆質問されたタイミングで主張するようにしましょう。

就活面接で効果的な逆質問例50選

ここからは、実践で使える効果的な逆質問例を50個紹介します。

逆質問する場合の対策として、ぜひ参考にしてください。

1

一次面接での逆質問

一次面接では人事担当者が面接官になる可能性が高いです。

そのため、人事担当者にしか答えられないような質問をすると、疑問点や不安点を払拭しつつ好印象を与えられます。

以下で一次面接での逆質問例をいくつか紹介していきます。

tips
  • 役員や管理職として勤務する場合、残業の扱い方はどのように変わりますか?

  • 求人票で〇〇という制度を拝見したのですが、どのような制度か詳細をお伺いしてもよろしいでしょうか?

  • 御社の転勤頻度や制度について教えていただけますか?

  • リモートワークに関する考え方や制度について教えていただけますか?

  • ワークライフバランスの実現に向けて、会社としてどのような工夫やルールを設けていますか?

  • 差し支えない範囲で実際の残業時間の目安を教えていただけますか?

  • 差し支えない範囲で実際の有休消化率を教えていただけますか?

  • 今回募集している人材には〇〇を期待されていると考えているのですが、それ以外に期待されていることなどあれば教えていただけますか?

  • 休日は部署ごとに違うのでしょうか?

  • 年末年始の休み(お盆休み)は、どのような勤務になっていますか?

  • 本社は〇〇ですが、転勤はどれくらいのサイクルであるのでしょうか?

  • コミュニケーションを活発にするために、どのような取り組みを行っていますか?

  • 御社で大きく成長する人材はどのようなタイプが多いとお考えでしょうか?

  • 他部門の人と交流したりできるような社風はありますか?

  • 御社の社風に関して、〇〇様はどのようにお考えですか?

  • 働き方改革として残業時間の削減に注力しているとお伺いしました。その成果や生じている課題などを教えてください。

  • ジョブローテーションによって希望する部署に配属される可能性はあるのでしょうか?

  • 入社までに資格の勉強をしておきたいので、資格手当の対象や補助金額についてお伺いしてよろしいでしょうか。

  • 御社の育児休暇率はどのくらいでしょうか? 部署による違いなどはありませんか?

2

二次面接での逆質問

一次面接では現場で働く社員や役員が面接官になる可能性が高いです。

面接官が現場で働く社員であれば、実際の業務内容や必要なスキルなどの質問をして、役員の場合は会社の展望や企業理念について確認すると好印象を与えられます。

二次面接のお知らせに面接官の立場や名前が記載されている場合は、事前によく確認しておくことが重要です。

以下で二次面接での逆質問例をいくつか紹介していきます。

tips
  • できる限り仕事のイメージをつけておきたいと考えているのですが、代表的な一日のスケジュールを教えていただけますか?

  • 現在、〇〇部で抱えている課題はどのようなものがあるか、差し支えない範囲で教えていただけますか?

  • 〇〇部でご活躍されている方の共通点や特徴などがあれば教えていただけますか?

  • 〇〇様が、業務の中でやりがいを感じていることは何でしょうか?

  • 募集要項での仕事内容に〇〇とありますが、実際の業務で対応する範囲を教えてください。

  • 業務を進める上で、入社前後に取得した方がよい資格はありますか?

  • 入社前の準備として、勉強しておいた方がよいことがあれば教えてください。

  • 入社前や若手のうちにやっておいた方がよいこと、もしくはやっておくべきことは何がありますか?

  • 面接でお伝えしたスキル以外に、〇〇の資格も取得しています。募集職種以外でもよいのですが、この資格を生かせる業務があれば教えてください。

  • 入社前の心構えとしてお聞きしたいのですが、御社で新人が苦労する点はどのようなことでしょうか?

  • 御社が求める人物像に合致する学生とは具体的にどういった人材でしょうか?

  • 社員にどのようなことを期待していますか?

  • 組織を拡大していくうえで課題に感じていることは何ですか?

  • 社内の表彰制度は経営にどのような影響を与えているのかをお伺いしてもよろしいでしょうか?

3

最終面接での逆質問

内定まであと1歩となる最終面接では社長が面接官を担当することがほとんどで、選考の難易度が上がります。

今までのように疑問や不安を解消するだけでなく、入社意欲をアピールできるような逆質問をして「この学生に内定を出したい」と思ってもらえることが重要です。

社長は就活生に対して自社とのマッチ度や入社意欲を見極めている場合が多いため、会社の経営方針や方向性、価値観について逆質問しつつ入社意欲をアピールしましょう。

以下で最終面接での逆質問例をいくつか紹介していきます。

tips
  • 御社のホームページでは〇〇というビジョンを掲げられていると思うのですが、そのなかでも〇〇についてもう少し教えていただけますか?

  • 御社の業界でのポジションについて教えてください。

  • 〇〇社長が感じている、現在の経営課題について教えていただけますか?

  • 御社では〇〇をとても大切にしていると感じたのですが、〇〇社長のお考えをお聞かせいただけませんか?

  • 国内と海外、今後どちらの市場に注力していく予定ですか?

  • Web上の〇〇というサイトで公開されている〇〇社長のインタビュー記事での〇〇という考えを、どのように経営に活かしているのか教えていただけませんか?

  • 御社の強みを伸ばすために行なっている事例があれば教えてください。

  • 最近では〇〇業界は〇〇という課題が取り沙汰されていますが、御社ではどのように対処していこうとお考えでしょうか?

  • 業界を取り巻く環境と、今後の展望を教えてください。

  • 御社の新規顧客の獲得手段を教えてください。

  • 競合他社との差別化を図る取り組みについて教えてください。

  • 〇〇事業部の売り上げが前年と比べて大きく伸びていますが、どんな対策を打ったのですか?

  • 御社の営業利益を見たところ投資フェーズから収益フェーズに移ったのかと思いますが、働くうえでの変化は何かありますか?

  • 御社の企業理念は具体的にどのような場面で発揮されていると感じますか?

  • 仕事の成果はどのような観点で評価されることが多いのでしょうか?

  • 御社の経営戦略について私は〇〇であると考えているのですが、実際に働くうえでは経営戦略をどのように意識していくのでしょうか?

  • 仕事をするうえでの信念は何かありますか?

【新卒必見】就活面談前に準備すべき項目

ここからは、面接で効果的な逆質問ができるように、就活面談前に準備すべき項目を3つ解説していきます。

1

企業や業界について研究する

なぜ自分はこの企業を志望するのか、なぜこの業界でないとダメなのかを追求し、最適な回答を自分の中に持っておけるように、まずは企業や業界について研究をしておくことが重要です。

企業の事業内容や強み、業界での立ち位置や競合企業との差別化ポイントなどを把握しておき、求められている人材はどんなものなのか、どの部分に魅力を感じているのかを紐づけて考えられるとよいでしょう。

企業の公式ホームページや就職情報サイト、新聞やニュース、合同説明会などを利用すると、効率的に情報収集ができます。

2

自己分析を行う

面接では、面接官にどのような質問をされるのかを予想するのは困難であるといえます。

そのため、どのような質問にも回答できるように企業研究のほかに自己分析を行う必要があるのです。

自分の強みや弱み、性格的な特性や価値観などを整理しておき、企業にとって自分はどんな価値を提供できるかをアピールできるように準備ができるとよいでしょう。

3

模擬面接を実施する

企業研究や自己分析ができたら、次は面接対策として模擬面接を実施しましょう。

模擬面接は鏡を見ながらひとりで行う方法もあれば、友人や家族に手伝ってもらう方法もありますが、いずれにせよ面接の緊張感や雰囲気を体験しながら面接を練習するという意識が重要となります。

しかし、模擬面接はただやって終わりではなく、もっと良い言い回しや伝え方があったのではないか、誤解を招くような言葉になっていないか、ハキハキと喋れているのかを確認して改善していかなければなりません。

そこで、高品質な録画・録音や自動文字起こしができ、効率的な模擬面接が実現できるツール「Notta」を紹介します!

Nottaとは

ノッタのホームページNotta」は言語ごとに最適なAI音声認識エンジンを駆使し、高精度かつ自然な文字起こしができるツールで、会議や講義、模擬面接などで大いに役に立ちます。

高性能な文字起こし機能に加えて、日程調整や画面録画、AIによる文章要約、録音・文字データのオンライン共有機能などを搭載しているため、効率的な模擬面接が実現できます。

また、「SSL」を用いた暗号化通信技術により強固なセキュリティを実現しており、模擬面接での情報が外部に流出することはありません。

PCで利用できるWeb版やスマートフォンで利用できるアプリ版も提供されているため、いつでもどこでも模擬面接の内容を即座に文字起こしができる点が大きな魅力です。

参考:「Notta」公式ホームページ

Nottaの優れた機能

Nottaは以下の優れた機能により、模擬面接をアシストしてくれます。

  • 模擬面接を手伝ってくれる友人や家族の都合の良い日程を考慮しつつ、最適な模擬面接のスケジュールを簡単に組める。

  • 模擬面接中はリアルタイムで文字起こしされるため、模擬面接に集中できる。

  • 誰がいつどんな発言をしたかが時系列順に把握できるので、模擬面接で話した内容を整理しやすい。

  • 複雑になってしまった話でも、AIが要約してくれるため話題の要点を素早く把握できる。

  • 模擬面接の内容は文字や音声、動画データで素早く共有・展開ができる。

Nottaで模擬面接内容を自動文字起こしする方法

Nottaは高精度な文字起こしができ、模擬面接内容の文字起こし作業をサポートしてくれます。

以下でNottaのWeb版を利用して模擬面接内容を自動文字起こしする方法について画像付きで解説していきます。スマホアプリと拡張機能での利用方法も簡単です。

  1. Nottaにログイン後、「録音開始」ボタンをクリックし、マイクに向かって話すと自動文字起こしされます。

    リアルタイム文字起しを開始

  2. 録音が開始され、文字起こしが始まります。停止したい場合は画面下部「■」をクリック

  3. 会議の内容が文字起こしされました

  4. 画面左側の「AI要約」- テンプレートをクリック

    AI要約をクリック

  5. 数分で要約内容が生成されます。編集や再生成も可能です。
    NottaのAI要約を利用すれば、複雑になった話題を自動的に要約してもらうことができ、効率的なインタビュー内容の把握が可能となります。

    AI要約結果非常に簡単な操作のみで扱えるため、誰でも簡単に効率的なインタビューが実現できることが大きな魅力です。

    頻繁にインタビューを行い、充実したコンテンツを豊富に取り込んだ社内報を作成したいとお考えの方は、ぜひ導入をご検討いただけますと幸いです。

面接官が重視するポイント・逆質問のポイント

ここからは逆質問時に面接官が何をみているのか、どのような心構えで逆質問をするべきかについて解説していきます。

1

「調べたらすぐにわかること」を質問しない

逆質問時に「調べたらすぐにわかること」を訊いてしまうと、面接官は「何も調べていないのではないか、質問することを何も考えてきていないのではないか」と感じてしまい、悪い印象を与えてしまう可能性があります。

逆質問は、自分のしたい質問や考えを押し出すのではなく、しっかりと企業研究したうえで疑問を持ったことについて質問をしましょう。

また、質問事項については「質問の意図」まで深堀していると、より具体的な質問ができるようになります。

2

質問と同時にアピールができるようにする

単純に「〇〇について教えてください。」と質問するよりも、「御社の〇〇の分野で活躍ができるように〇〇について知っておきたいと考えております。お伺いしてもよろしいでしょうか?」と質問すれば、コミュニケーション能力や志望熱意をアピールできます。

また「御社での業務で気を付けるべき点はありますか?」と質問するよりも、「私は〇〇と〇〇の資格を持っているのですが、他に取得するべき資格や身に付けておくことはありますか?」と質問ができれば、勤勉さや行動力をアピールできます。

このように、逆質問は言い回しや伝え方を工夫すれば、質問と同時にアピールをする機会としても活用ができるのです。

面接中にアピールしきれなかった場合は、逆質問の機会を活かしてみるとよいでしょう。

3

逆質問を複数用意しておく

実際の面接時には逆質問は1回~2回程度となりますが、質問しようとしていたことを他の人に質問されてしまったり、面接官が説明してしまったりする場合があるため、逆質問は5つほど用意してあるとベストです。

また、用意する際には1つの疑問に関する質問を5個考えるのではなく、複数の疑問に関する質問を5個用意しておき、多角的に質問できる用に準備しておきましょう。


まとめ 的確な逆質問で面接官に好印象を与えましょう!

本記事では、逆質問の重要性やタイミング、効果的な逆質問例50選や面接前に準備すること、逆質問のポイントなどを解説してきました。

面接では面接官の考えを見抜き、最適な逆質問ができると状況を有利に進められます。

そのためには、事前に質問することを考えておいたり、企業研究や自己分析をしたうえで「Notta」を活用して効率的に模擬面接を行ったりして、しっかりと準備・対策をしておくことが重要です。

本記事が、面接を有利に進められるための手助けとなれば幸いです。

to top