インタビュー質問集

今すぐ使えるインタビュー質問集

良質で取材対象者の思いを伝える記事をライティングするためには、インタビューの質問が明確であり、且つ具体性を持った内容を意識することが重要です。

なぜなら、単なる談笑だけでは、取材対象者の思いや経緯、本質を汲み取ることができないからです。とはいえ、取材対象者の職種によっては、「どんな質問がベストなのだろう」と考えてしまうことも多いはず。

本記事ではそんなときにおすすめの質問項目をご紹介します。多方面で活躍するインタビューライターさんのための参考資料として本記事をお役立てください。

【職業別】おすすめのインタビュー質問

おすすめのインタビュー質問

インタビューと一口に言っても、取材対象者の職種によって多くの質問項目を用意しなければなりません。ここではそれぞれの職種に合わせた質問項目をご紹介します。取材が決まったときや、これから取材ライターとして活動を考える方はぜひチェックしてください。

面接でよく聞かれる質問

インタビューとは内容が異なりますが、就職・転職活動では多くの質問が飛び交います。取材とは違い、この状況は就職につなげるための質問なので、応募者、企業担当者双方が、ミスマッチを防ぐため、お互いを知るための質問を用意することが大切です。

会社への質問項目

会社への質問は主に面接の最後に行われるものです。就職を希望するための面接であることから、これまでの面接のなかで疑問に思ったことをはじめ、社員に求める働き方などについて質問すると良いでしょう。

より具体性のある質問をしたい場合は以下の質問を取り入れてみましょう。

  • 面接担当者様がこれまでやりがいを実感した仕事内容について教えてください

  • 御社で活躍するためにはどのようなスキル・知識が必要ですか?

  • 入社までに覚えておくべきことはありますか?

  • 企業理念について「○○」とお話ししていましたが、具体的にどのようなビジョンを掲げていますか?イメージなどがあれば伺いたいです

  • 私が働くとするならどんなことが向いていると思いますか?

面接者への質問項目

一方、会社や面接担当者が面接者へ質問する内容も企業によってさまざまです。質問内容としては、「会社に対してどのようなイメージを持っているか」「企業リサーチはしっかり行えているか」などがほとんどです。まれに回答しにくい質問が行われる場合もありますが、事前に答えを用意しておけば安心して回答できるでしょう。

  • 自己紹介をお願いします

  • 志望動機を教えてください

  • 学生時代、またはこれまでの職種のなかで努力したことを教えてください

  • これまでに挫折したこと、そして乗り越えた方法を教えてください

  • 10年後、あなたはどうなっていると思いますか?

社内報・広報誌でよく聞かれる質問

社内報や広報誌などでよく聞かれる質問は以下の通りです。作成する場合は起業のテイストを意識したインタビュー内容を押さえておきましょう。

社員への質問項目

新入社員を紹介する場合や、社内報で取り上げたい社員に対して行うインタビューの場合は、取材対象者の人柄が分かる質問を用意しておきましょう。「新しく社員が入ったけれど、どんな人なんだろう?」といった他社員の意図を汲み取り、そんな思いに答えられる質問項目を用意しましょう。

  • 前職ではどんな仕事をしていましたか?

  • 最近入社して嬉しかったことはありますか?

  • 実際に入社してみて意外性を感じたことはありますか?

  • 今の仕事に就いて努力していることはありますか?

  • 現在の職場の雰囲気はどうですか?

社長・経営者への質問項目

社長や経営者など、実績のある人にインタビューをするのはとても緊張するものです。緊張によってうまく質問できないといった可能性を防ぐため、まずは社長・経営者の人柄にプラスして「どんなビジョンを掲げて会社を設立したのか」「社員への思い、願い」などについて質問しましょう。

  • 何歳のときに起業を意識しましたか?

  • 社長になるまでの経緯を教えてください

  • ビジネスにおいて必要なことはなんですか?

  • 社員に求めることはありますか?

  • 社長を目指している人へアドバイスなどはありますか?

 学校職員への質問項目

学校職員への質問では「なぜ教師を目指すことにしたのか」といったこれまでの経緯について深掘りしましょう。「先生の人柄」や「これまでの生徒のなかで特に印象に残っている生徒」について質問をしてみても、学校職員らしいインタビュー記事に仕上がります。

  • 学校職員になるまでの経緯を教えてください

  • 教えることについて取り入れたノウハウなどはありますか?

  • 生徒に教えるときに気を付けている点などはありますか?

  • これまでの生徒の中で、特に印象深い生徒はいますか?

  • 学校職員になってから苦労したことはありますか?

医者への質問項目

医者を職業に持つ人への質問では、普段は知り得ないような専門性の高い質問を用意しておきましょう。日常のなかで疑問に感じる体のことではなく、「医者」という立場についてや、人の命に携わる職種に就くまでの経緯について聞いてみましょう。

  • 医者を目指すきっかけを教えてください

  • 医者人生のなかで挫折しそうになったこと、そして乗り越えた方法を教えてください

  • 話せる範囲で構わないので、仕事内容について教えてください

  • どんなときにやりがいを感じますか?

  • 他の病院との差別化は図っていますか?

学生への質問項目

学生にインタビューをするのならフランクな接し方で回答しやすい質問を用意しましょう。とはいえ、インタビューの基盤をしっかりと念頭に押さえた内容を意識することが大切です。

  • この学校を選んだ理由はなんですか?

  • 現在熱中していることはありますか?

  • 現在抱えている悩みはありますか?

  • 友だちとの間で流行っていることはありますか?

  • 将来目指している職業はありますか?

その他

その他多様な職種へのインタビュー質問について見ていきましょう。

アーティストへの質問項目

現在アーティストとして活躍する人や、目指している人へインタビューをする場合は、「なぜアーティストを目指すことにしたのか」といった経緯や、「将来アーティストとしてどうなっていたいのか」を聞いてみましょう。

  • アーティストを目指すことにした経緯を教えてください

  • アーティストになってやりがいを感じたことを教えてください

  • アーティストとして意識していることを教えてください

  • アーティストとして活動し、苦労したことはありますか?

  • これからのビジョンを教えてください

アナウンサーへの質問項目

アナウンサーへの質問も「目指した経緯」などを聞いてみましょう。ほかにも、「アナウンサーとして気を付けていること」を聞き出すと、単にテレビの前では知ることのできないアナウンサーならではの回答を得られます。

  • アナウンサーを目指した理由を教えてください

  • アナウンサーになってやりがいを感じたことはありますか?

  • アナウンサーとして意識している点を教えてください

  • アナウンサーにとって大切なことはなんですか?

  • アナウンサーとして活動してきて苦労したこと、挫折しそうになったことを教えてください

メディア運営者やインタビュアーへの質問項目

サイトなどを運営するメディア運営者や、インタビュアーそのものへ質問する機会も少なくありません。具体的には、「どうしてその職種を選んだのか」「やりがいを感じることはなにか」などを聞いてみると。職種それぞれの魅力を引き出すことができます。

  • メディア運営を取り組み始めた経緯を教えてください

  • どのような工夫によって出演者にオファーを掛けていますか?

  • インタビュアーとしてやりがいを感じたことはありますか?

  • インタビュアーとして意識している点を教えてください

  • インタビュアーになって挫折しそうになったことはありますか?

失敗しないインタビューの事前準備

失敗しないインタビューの事前準備

インタビューを成功させるためには事前準備が大切です。準備ができていない状態で、その場しのぎの質問項目で実施すれば、聞き出すべき内容を聞き出せなかったり、職種への魅力が引き出せない内容となり、ただの雑談で終わってしまう可能性があります。

取材対象者はインタビューを行うからこそ時間を作ってくれているわけです。そのためにも、何を聞くべきなのか、その職種の魅力を引き出せるような、それでいて取材対象者の思いや軸を聞き出せるような質問内容を準備しましょう。インタビューのときに準備しておくことは以下の3点です。

  • インタビューすることになった経緯・理由を考える

  • 取材対象について入念なリサーチをしておく

  • 多くの人が興味・関心のあることを確認しておく

上記3つが揃っていれば、談笑のなかからでもうまく取材対象者の人柄や思想が掴みやすくなります。

失敗しないインタビューの質問のコツ 

失敗しないインタビューの質問のコツ

インタビューを失敗させないためには、いくつかのコツを掴んでおくことが大切です。たとえば相手の会話もほどほどにしたインタビューであれば、取材対象者は気持ち良く応えることができず不快感を与えてしまいます。そうならないためにも、以下3つのコツを押さえておきましょう。

  • 取材対象者を追い込むような質問は用意しない

  • 取材内容はしっかりと記録する

  • 取材対象者の許可を取ってから撮影する

これらのコツを押さえておくことで、取材対象者に不快感を与えることなくインタビューに応じてくれるようになります。

インタビューに活用したいおすすめツール

インタビューした内容をもとに素敵な記事に仕上げるためには、さまざまなツールを用いて作成することが望ましいです。たとえば録音した音声がクリアに聞こえなければ、せっかくのインタビュー内容もうまくつかみ取れず、記事に仕上げるのが難しくなってしまいます。

インタビューを実施するときには以下のツールを使って効率的且つ使いやすいツールを選びましょう。

Notta

Notta

Nottaは録音・リアルタイム文字起こしが可能なツールです。無料から使うことができ、パソコンやスマホ、タブレットなどからもインタビュー内容を録音・テキスト化することが可能です。

Zoom、GoogleTeam、Microsoft Meetsなどに対応し、デバイス内の音声データを直接取り込んだうえで文字起こしすることも可能ですから、非常に互換性の高いツールと言えます。文字起こしツールのなかではコスパも非常に安いので、「まずはお試しで使ってみたい!」という方にも取り入れやすいツールと言えるでしょう。

Googleドキュメント

Googleドキュメント

出典:Googleドキュメント

GoogleドキュメントはGoogleアカウントを持つことで無料で利用できるオンラインサービスです。作成データを複数のユーザと共同で作ることができるため、多くの企業でも使うことの多いツールです。

メディア編集やWebライターにとってはおすすめのツールです。

  Skype

Skype

出典:Skype

Skypeはユーザがインターネット経由で通話できるボイスオーバーインターネットプロトコルアプリケーションです。世界中の人との通話を低料金で利用できるため、Web会議やWebミーティングが主流な現在では多くの人が活用するツールです。

Microsoft Office Word

Microsoft Office Word

出典:Microsoft Office Word

Microsoft OfficeのWordには、「ディクテーション機能」と「トランスクリプト機能」の二つがあり、どちらもインタビューを行う人にとっては欠かせない機能です。

ディクテーション機能やトランスクリプト機能を活用すれば、Notta同様の文字起こしを可能にします。ただし、Microsoft365のサブスクリプション契約が必要となります。

Zoom

Zoom

出典:Zoom

 Zoomは日本で多くの人に利用されているWeb会議ソフトです。新型コロナウイルス感染症に伴い、在宅ワークが主流となった現在では、会社員・在宅ワーカーにとっては必要不可欠なツールと言えるでしょう。

まとめ

まとめ

あらゆる職種の方へインタビューを行うためには、何を聞くべきか、どのような質問だと失礼になってしまうかなど、取材対象者の思いを考えながら決めることが大切です。

せっかくのインタビューという機会を無駄にしないためにも、インタビュイーとして意識しなければならない点を留意したうえでインタビューを実施しましょう。

インタビュー内容をスピーディー且つ効率的に記事に仕上げるためには、最適なツールを取り入れることも大切です。今回ご紹介した方法を使って、素敵な記事を作成してくださいね。

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