営業日報アプリおすすめ比較20選(無料あり)選び方と活用法を徹底解説

営業日報の作成に時間がかかり、本来の営業活動に集中できていない、と感じていませんか。紙やExcelでの日報管理は、手間がかかる上に、せっかくの情報が共有・活用されにくいという課題があります。そのような悩みを解決するのが、営業日報アプリです。

営業日報アプリを導入すれば、スマートフォンからいつでもどこでも簡単に入力できます。移動中の隙間時間を有効活用でき、日報のためだけに帰社する必要もなくなります。

この記事では、おすすめの営業日報アプリを無料プランの有無や機能別に20選、徹底比較して紹介します。自社に最適なアプリの選び方から、導入を成功させるための具体的な手順、現場で使いこなすコツまで、網羅的に解説します。

ぜひ最後まで読み、日々の業務効率化と成果アップを実現してください。

営業日報アプリとは

スマートフォンの画面を見ながら話し合うビジネスパーソン。営業日報アプリの導入や機能比較を検討しているシーンを表現した写真。

目的

営業日報の主な目的は、日々の営業活動を記録し、組織全体で情報を共有することです。活動内容を可視化することで、個々の営業担当者がどのような動きをしているのかを上司やチームが把握できるようになります。

具体的には

  • 「誰が」

  • 「いつ」

  • 「どこで」

  • 「誰に」

  • 「何を」

  • 「どのように」

営業したのかを明確に記録します。これにより、上司は的確なアドバイスを送りやすくなり、部下の育成に繋がるのです。また成功した商談の進め方や、お客様からの重要な意見などをチーム全体で共有すれば、組織全体の営業スキル向上に貢献します。

個人の活動記録という側面に加え、組織の資産として情報を蓄積し、営業戦略の立案や改善に役立てることが、営業日報の大きな目的といえるでしょう。

作業日報・業務日報との違い

営業日報と作業日報・業務日報の最も大きな違いは、報告内容の焦点です。結論として、営業日報は「営業活動」に特化しているのに対し、作業日報や業務日報はより広い範囲の業務を対象とします。

例えば、営業日報では顧客との商談内容、提案の進捗、受注確度といった売上に直結する情報を中心に記録します。一方、作業日報は製造業などで「どの作業を何時間行ったか」を記録し、業務日報は事務職などでその日に行った業務全般を報告するために使われます。

それぞれの名称が示す通り、報告する業務内容が異なります。自社の目的に合わせて、どの形式の日報が必要かを見極めることが重要です。

種類主な目的主な記録内容
営業日報営業活動の可視化と共有商談内容、進捗、顧客情報、成果
作業日報作業進捗と工数の管理作業内容、作業時間、生産数
業務日報日々の業務内容の報告行った業務全般、タスクの進捗

紙/Excel運用で起こりがちな課題

紙やExcelでの日報運用で最も大きな問題は、非効率的で情報の活用が難しい点です。

まず日報の作成には、多くの時間がかかります。会社に戻ってから手書きやExcel入力をするため、残業の原因になりやすいです。また提出された日報はファイルに綴じられたり、個々のPCに保存されたりするため、他の人が内容を確認しにくくなります。

さらに過去の日報から、特定の情報を探し出すのは非常に困難です。「A社との過去の商談履歴を見たい」と思っても、大量のファイルから探し出す手間が発生します。せっかく記録した情報が個人の経験にとどまり、組織の知識として蓄積・活用されないことが、紙やExcel運用の最大の課題といえるでしょう。

営業日報アプリを導入するメリット

営業日報アプリを導入する7つのメリットを示すインフォグラフィック。時間短縮、利便性向上、リアルタイム分析、コミュニケーション活性化、ナレッジ蓄積、働き方改革、コンプライアンス対応がカラフルなボックスでまとめられている。

日報作成の時短化

営業日報アプリは、日報作成にかかる時間を大幅に短縮できます。スマートフォンやタブレットを活用して、場所を選ばずに入力作業を行えるからです。

具体的には、電車での移動中や、顧客訪問の合間といった隙間時間を利用して日報を作成できます。多くのアプリには、一度入力した顧客名を再度呼び出せる機能や、報告項目を定型化したテンプレート機能が備わっています。これらの補助機能により、入力の手間が格段に減るのです。

日報作成のためにわざわざ帰社する必要がなくなり、営業担当者の負担を大きく軽減します。創出された時間を、本来の業務である顧客へのアプローチなどに充てられるようになるでしょう。

高い利便性

営業日報アプリは、外出先からでもスマートフォンで手軽に日報の入力や閲覧ができます。商談が終わった直後に、その場の記憶が新しいうちに報告を済ませることが可能です。

そのため報告内容の精度が向上し、会社に戻ってから思い出しながら書く手間がなくなります。また上司や同僚も外出先からリアルタイムで報告内容を確認できるため、急な顧客対応や次のアクションへの指示もスムーズです。

いつでもどこでも情報にアクセスできる環境は、営業活動のスピード感を高めます。まさに時間や場所の制約から解放される点が、大きな利点といえるでしょう。

リアルタイム分析

営業日報アプリは、リアルタイムでのデータ分析を可能にします。アプリに入力された日報データは、自動的にサーバー上で集計・一元管理されるためです。

例えば、個々の営業担当者の訪問件数や受注率、商談の進捗状況などがダッシュボードで即座に可視化されます。管理者はチーム全体の状況を正確かつ迅速に把握し、データに基づいた的確な指示を出せるようになります。またどの顧客へのアプローチが成果に繋がっているか、といった分析も可能です。

勘や経験に頼るだけでなく、客観的なデータを用いて営業戦略を立てられるようになります。顧客や商談の情報を資産として活用できる点が、アプリ導入の大きな価値です。

コミュニケーションの活性化

営業日報アプリは、社内のコミュニケーションを活性化させる効果があります。日報に対して、手軽にコメントやフィードバックを送れる機能が備わっているからです。

紙の日報では、上司が確認印を押すだけで終わりがちでした。しかしアプリを使えば、日報の具体的な内容に対して「いいね!」のようなリアクションを送ったり、「この提案は素晴らしいね」といった短いコメントをすぐに返したりできます。このような手軽なやり取りが、上司と部下の対話を増やすきっかけになるのです。

部下は自分の活動が見てもらえていると感じ、モチベーションが向上します。また、同僚の成功事例にコメントすることで、チームの一体感も醸成されるでしょう。

ナレッジ蓄積

営業日報アプリの導入は、組織全体のナレッジ蓄積に大きく貢献します。個々の営業担当者が持つ成功体験やノウハウを、チームの共有財産として貯めていけるからです。

ある営業担当者が難しい商談を成功させた際の提案方法や、お客様からいただいた重要なフィードバックを日報に詳しく記録したとします。アプリを使えば、その日報を他のメンバーが簡単に検索・閲覧できます。新入社員が過去の成功事例を学ぶ教材として使ったり、他の担当者が類似の案件で参考にしたりできるのです。

優秀な個人のスキルや知識が形式知化され、組織全体に共有されます。その結果、チーム全体の営業力の底上げにつながるでしょう。

働き方改革

営業日報アプリは、働き方改革の推進にも役立ちます。日報作成のために会社へ戻るという時間的・場所的な制約がなくなるからです。

これまで、多くの営業担当者は日報を書くためだけに、一日の終わりに事務所へ戻る必要がありました。アプリを導入すれば、外出先からスマートフォンで報告を完了させ、そのまま直帰することが可能になります。移動時間や残業時間が大幅に削減され、プライベートな時間を確保しやすくなるのです。

社員の満足度向上に繋がるだけでなく、無駄な業務をなくして生産性を高めるという、働き方改革の本来の目的を実現します。

コンプライアンス対応

営業日報アプリは、コンプライアンス対応の強化にも繋がります。いつ、誰が、どのような営業活動を行ったかの記録が、正確かつ客観的なデータとして残るからです。

顧客との間でトラブルが発生した場合、

  • 「いつ訪問したか」

  • 「誰と会ったか」

  • 「どのような説明をしたか」

といった活動記録が重要な証拠(証跡)となります。紙の報告書と違い、アプリでは作成・更新日時が自動で記録されるため、情報の信頼性が高いです。また、特定の顧客情報へのアクセス権限を設定できるアプリもあり、情報漏洩のリスクを管理できます。

日々の活動を正確に記録・管理する仕組みは、企業の透明性を高め、内部統制を強化する上で重要な役割を果たします。

営業日報アプリの選び方

営業日報アプリを選ぶ際のポイントをまとめた図解。必要な機能、使いやすさ、無料プラン、スマホ対応、システム連携、セキュリティの6項目がアイコンと説明文で紹介されている。

必要な機能があるか

営業日報アプリを選ぶ際は、自社の目的に合った機能が備わっているかを確認することが最も重要です。多機能すぎても使わなければ意味がなく、逆に機能が足りないと目的を達成できないからです。

営業プロセス全体の管理を強化したいのであれば、顧客情報や商談の進捗を管理できる機能が必要です。一方で、単に日報作成の効率化が目的なら、シンプルな報告機能だけで十分かもしれません。また、現場への直行直帰が多い場合は、スマートフォンのGPS機能と連携して訪問先を自動で記録する位置情報機能が便利です。

自社の営業活動でどのような情報が必要か、何を効率化したいのかを洗い出しましょう。その上で、必要な機能に優先順位をつけてアプリを選ぶことが失敗しないコツです。

使いやすいか

営業日報アプリは、毎日使うツールだからこそ、誰でも直感的に操作できる「使いやすさ」が非常に重要です。結論として、操作が複雑なアプリは社員に使われなくなり、導入が失敗に終わる可能性が高まります。

具体的には、以下の機能が搭載されていると使いやすいです。

  • 画面の見た目(UI)が分かりやすい

  • 操作の流れ(UX)がスムーズ

  • 入力項目数が適切

  • ボタンの配置が分かりやすい

  • 音声入力できる

  • 写真を簡単に添付できる

無料トライアル期間などを利用して、実際に営業担当者に使ってもらいましょう。現場の社員が「これなら続けられそう」と感じるかどうかが、選定の重要な基準となります。

無料プランはあるか

営業日報アプリを選ぶ上で、無料プランの有無や料金体系の比較は重要なポイントです。スモールスタートしたい企業や、まずは使用感を試したい場合に、無料プランは大きなメリットとなります。

多くのアプリでは、無料で利用できるユーザー数や機能に制限が設けられています。例えば、「5ユーザーまで無料」「データの保存期間は30日まで」といった制約です。まずは無料プランで基本的な機能を試し、自社の運用に合うかどうかを確認するのが良いでしょう。

本格的に導入する際は、有料プランへの移行が必要になります。その際にユーザー1人あたりの月額料金や、必要な機能を追加するためのオプション料金など、将来的なコスト全体を把握しておくことが大切です。

スマホ・マルチデバイス対応か

営業日報アプリがスマートフォンに対応しているかは、必ず確認すべき重要な項目です。営業担当者の多くは、日中のほとんどを外出先で過ごすため、場所を選ばず報告できる環境が不可欠だからです。

iPhoneやAndroid用の専用アプリが提供されているか、また、パソコンやタブレットなど、異なる種類の端末でも同じように使えるか(マルチデバイス対応)を確認しましょう。これにより、社内にいる時はパソコンでじっくり分析し、外出先ではスマートフォンで手早く報告するといった、状況に応じた使い分けが可能になります。

さらに地下や電波の届きにくい場所での利用も想定し、オフラインでも日報を入力できる機能があるかどうかもチェックしておくと、より便利に活用できます。

他システムを連携できるか

現在利用している他のシステムと連携できるかどうかも、営業日報アプリ選びの重要な視点です。データの二重入力の手間を省き、さらなる業務効率化を実現できるからです。具体的には、以下のようなシステムとの連携が可能かを確認しましょう。

* SFAやCRMとの連携:顧客情報を再度入力する必要がなくなり、日報と顧客データを紐づけて管理できます。

* ビジネスチャットとの連携:「LINE WORKS」や「Slack」などを利用しているなら、日報の更新通知をチャットツールに飛ばせるか確認すると便利です。

* APIによる独自システムとの連連:既存のIT環境を活かし、より柔軟なデータ連携ができるかを確認しておきましょう。

セキュリティは十分か

営業日報アプリでは顧客情報などの機密情報を扱うため、セキュリティ対策が十分であるかは極めて重要です。情報漏洩などのインシデントは、企業の信用を大きく損なう可能性があるからです。

確認すべきポイントは以下のとおりです。

  • 通信が暗号化(SSL/TLS化)されているか

  • アクセス権限を設定できるか

  • IPアドレス制限は可能か

  • サーバーは信頼できるデータセンターで管理されているか

  • 情報セキュリティに関する認証(ISMS認証など)を取得しているか

企業の信頼を守るためにも、アプリ提供元のセキュリティポリシーや対策内容を事前にしっかりと確認することが不可欠です。

営業日報アプリおすすめ20選【カテゴリー別解説】

暗いデスクの上にノートパソコンとアプリが並んだスマートフォンが置かれている。営業日報アプリを含むモバイルアプリの選び方や機能比較を想起させるイメージ。

一覧比較表

はじめに、これから紹介する営業日報アプリ20選の概要を一覧表にまとめました。各アプリがどのカテゴリーに属するのか、料金プラン、そして最大の特徴が一目でわかるようになっています。

アプリ名カテゴリー料金目安(税抜)無料プランスマホ対応特徴(一言)
gamba!SFA連携・営業管理重視月額980円/ユーザー15日間無料iOS/Android日報とKPI管理を連携させ、PDCAサイクルを促進。
kintoneSFA連携・営業管理重視月額1,000円〜/ユーザー30日間無料iOS/Android日報だけでなく様々な業務アプリを自社で作成可能。
NICE営業物語Smart3SFA連携・営業管理重視無料iOSSFAの基本機能を無料で利用可能。Apple Watch連携も。
ワンズ営業日報SFA連携・営業管理重視月額3,600円〜(要問合せ)30日間無料iOS/Androidシンプルな機能と低価格が魅力のSFA一体型日報。
LINE WORKSSNS・コミュニケーション強化月額300円〜/ユーザーiOS/AndroidLINEの操作性で日報提出や共有が気軽にできる。
TUNAGSNS・コミュニケーション強化月額25,000円〜/10ユーザー要問合せiOS/Android日報を通じて社内エンゲージメント向上を目指せる。
WowTalkSNS・コミュニケーション強化月額360円〜/ユーザー14日間無料iOS/Androidビジネスチャットと日報機能が一体化したツール。
ChatWorkSNS・コミュニケーション強化月額700円〜/ユーザーiOS/Androidタスク機能などを活用し、使い慣れた環境で日報運用。
Notta無料プラン充実タイプ月額1,185円〜/ユーザーiOS/AndroidAIによる音声の自動テキスト化で日報作成を効率化。
Nipo無料プラン充実タイプ無料ブラウザ対応完全無料で使える、シンプルさに特化した日報共有ツール。
NipoPlus無料プラン充実タイプ月額180円〜/ユーザー14日間無料iOS/Android無料のNipoに案件管理などの機能を追加した上位版。
HRMOS日報無料プラン充実タイプ無料(一部有料)iOS/Androidビズリーチ社が提供する、直感的なUIの無料日報アプリ。
日報くん個人・小規模向け軽量タイプ月額44円〜/ユーザー30日間無料LINELINEで報告が完結する、導入が非常に手軽なツール。
NotePM個人・小規模向け軽量タイプ月額4,800円/8ユーザー〜30日間無料iOS/Android社内版Wikipediaのように日報を知識として蓄積できる。
Pace個人・小規模向け軽量タイプ月額550円/ユーザー14日間無料iOS/Androidチームの進捗共有に特化したシンプルなUIが特徴。
nanoty個人・小規模向け軽量タイプ月額12,000円/20ユーザー〜15日間無料iOS/Android日報と工数管理を同時に行い、生産性を可視化。
houren.so現場報告・建設業にも対応月額2,500円〜iOS/Android写真付きの報告書が驚くほど簡単に作成できる。
BeWorks現場報告・建設業にも対応月額5,000円〜要問合せiOS/Android建設業やメンテナンス業に特化した業務報告システム。
PigeonCloud現場報告・建設業にも対応月額1,100円〜/ユーザー30日間無料iOS/Android現場報告など自社の業務に合わせたアプリを開発可能。
FieldPlus現場報告・建設業にも対応初期15万円〜、月額500円/ID〜要問合せiOS/Androidオフライン環境でも使える、現場報告に強いアプリ。

SFA連携・営業管理重視タイプ

gamba!gamba!

gamba!は、日報共有とKPI管理を一体化させたアプリです。日々の活動報告と、設定した目標の達成度を同時に可視化できる点が大きな特徴といえます。

日報テンプレート機能が充実しており、業種に合わせた最適なフォーマットで報告を標準化できます。提出された日報に対して、目標の進捗状況が自動でグラフ化されるため、管理者は個々のメンバーの動きと成果を直感的に把握することが可能です。日報を通じて、PDCAサイクルを回し、チーム全体の目標達成を支援するのに適したツールです。

kintone

kintone

kintone(キントーン)は、サイボウズ社が提供する業務改善プラットフォームです。日報アプリとしてだけでなく、案件管理や顧客リスト、タスク管理など、自社の業務に合わせた様々なアプリをプログラミングの知識なしで作成できるのが最大の特徴です。

日報に必要な項目を自由に設定できるため、自社独自の運用ルールに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。散在しがちなExcelファイルなどをkintoneに集約することで、情報共有を円滑にし、業務全体の効率化を図りたい企業に向いています。

NICE営業物語Smart3

NICE営業物語Smart3

NICE営業物語Smart3は、30年以上の歴史を持つ営業支援(SFA)システムです。日報作成機能はもちろんのこと、商談管理、予実管理、名刺管理など、営業活動をトータルでサポートする豊富な機能が揃っているのが強みです。

特に、SFAとして長年培ってきたノウハウが詰まっており、営業プロセスの可視化や効率化を本格的に行いたい企業に適しています。日報を入力するだけで、関連する商談情報や顧客情報が自動で更新されるため、データ入力の負担を軽減しながら、精度の高い営業管理を実現します。

ワンズ営業日報

ワンズ営業日報

ワンズ営業日報は、シンプルさと低価格を両立させた日報管理システムです。多機能で複雑なSFAは必要ないけれど、Excel管理からは脱却したい、と考えている企業に最適な選択肢といえます。

基本的な日報報告機能に加えて、案件管理やスケジュール共有といった、営業活動に必要な機能を厳選して搭載しています。直感的で分かりやすいインターフェースも特徴で、ITツールに不慣れな社員でもすぐに使いこなすことが可能です。コストを抑えながら、手軽に日報の電子化と情報共有を始めたい場合に適しています。

SNS・コミュニケーション強化タイプ

LINE WORKS

LINE WORKS

LINE WORKSは、多くの人が使い慣れているLINEの操作性をそのままに、ビジネスで必要なセキュリティや管理機能を加えたツールです。チャット機能がメインですが、日報を報告するテンプレート機能も備わっています。

チャットで日報を提出し、上司や同僚がスタンプでリアクションするなど、気軽にコミュニケーションを取れるのが最大の魅力です。普段からLINEを使っている社員なら、教育コストをかけずにスムーズに導入できます。日報の堅苦しいイメージをなくし、報告・連絡・相談を活性化させたい企業にぴったりです。

TUNAG

TUNAG

TUNAGは、日報機能も搭載した社内エンゲージメント向上プラットフォームです。会社の理念浸透や、サンクスカードの送り合い、社内制度の申請など、組織の一体感を高めるための多彩な機能が用意されている点が特徴です。

日報も単なる業務報告としてではなく、社員同士の活躍を称賛し、コミュニケーションを促すツールの一つとして位置づけられています。日報の提出やコメントを通じて、組織のエンゲージメントを高めていきたい、という明確な目的がある企業におすすめのツールといえるでしょう。

WowTalk

WowTalk

WowTalkは、直感的な操作性が魅力の法人向けビジネスチャットツールです。日報機能も標準で搭載されており、チャットの使いやすさと日報管理を両立させたい企業に適しています。

日報はトーク画面とは別の専用画面で管理され、報告・閲覧がしやすいように設計されています。提出された日報はプッシュ通知で知らされ、上司はすぐに内容を確認してフィードバックを送ることが可能です。チャットによるリアルタイムな連携と、日報による確実な業務報告を両立させたい場合に有効な選択肢です。

ChatWork

ChatWork

ChatWorkは、国内で広く利用されているビジネスチャットツールです。専用の日報機能はありませんが、その高い汎用性を活かして日報運用が可能です。

例えば、「日報報告」というグループチャットを作成し、タスク管理機能を使って報告を依頼する方法があります。各メンバーはタスクを完了させる形で、その日の業務内容をコメント欄に書き込みます。多くの社員がすでに使い慣れているツールで日報運用を始められるため、導入のハードルが非常に低いのがメリットです。

無料プラン充実タイプ

Notta

Notta

Nottaは、AIによる高精度な音声認識で、音声をリアルタイムにテキスト化するサービスです。専用の日報アプリではありませんが、その機能を日報作成に活用することで、業務を大幅に効率化できます。

例えば、移動中にスマートフォンに向かって話すだけで、日報の下書きを自動で作成できます。商談や会議の音声を録音・テキスト化しておけば、正確な議事録や報告書を簡単に作ることが可能です。文字入力の手間を極限まで減らしたい、と考えている方に最適なツールといえるでしょう。無料プランでも毎月一定時間のテキスト化を利用できます。

Nipo

Nipoは、完全無料で利用できるシンプルな日報共有サービスです。余計な機能がなく、日報の作成と共有に特化しているため、誰でも簡単に使い始めることができます。

日報に「今日の調子」を顔アイコンで表現する機能や、コメント機能など、コミュニケーションを促すための工夫もされています。まずはコストをかけずに日報の電子化を試してみたい、という企業やチームにとって、最適な入門ツールといえるでしょう。Webブラウザベースで利用でき、スマートフォン表示にも対応しています。

NipoPlus

NipoPlus

NipoPlusは、無料の日報アプリ「Nipo」の有料版にあたるサービスです。無料版のシンプルさはそのままに、より便利に使える機能が追加されています。

例えば、日報と一緒に案件の進捗を管理できる機能や、日報のデータをCSVファイルで出力する機能などが利用可能です。無料のNipoを使ってみて、「もう少し機能が欲しい」と感じた場合のステップアップ先として適しています。シンプルな操作性を維持しつつ、日報データをより活用したいと考える企業におすすめです。

HRMOS日報

HRMOS日報

HRMOS日報(ハーモス日報)は、株式会社ビズリーチが提供する、完全無料の日報管理アプリです。シンプルな画面設計で、誰でも直感的に操作できる点が魅力です。

日報のテンプレート設定やコメント機能、スマートフォンアプリ対応など、日報管理に必要な基本機能を無料で利用できます。特に、GoogleアカウントやSlackアカウントで簡単にログインできる手軽さも特徴です。コストを一切かけずに、使いやすい日報ツールを導入したい企業にとって、有力な選択肢の一つとなります。

個人・小規模向け軽量タイプ

日報くん

日報くん

日報くんは、普段使っているLINEアプリを使って日報の報告・管理ができるサービスです。専用のアプリをインストールする必要がなく、LINEで友達追加するだけで利用を開始できる手軽さが最大の特徴です。

設定した時間になると日報くんから報告を促すメッセージが届き、それに返信する形で日報を提出します。提出された日報はGoogleスプレッドシートに自動で記録されるため、管理も容易です。とにかく手軽に、日々の報告を習慣づけたい個人事業主や小規模なチームに最適です。

NotePM

NotePM

NotePMは、「社内版Wikipedia」のように、様々な情報をストックできるドキュメント共有ツールです。日報も、数あるドキュメントの一つとしてテンプレートを作成し、管理することができます。

強力な検索機能や、柔軟なフォルダ分け機能が特徴で、日報だけでなく、業務マニュアルや議事録など、社内のあらゆる情報を一元管理したい場合に適しています。日報を単なる報告で終わらせず、検索可能な「知識」として蓄積していきたいと考える企業に向いています。

Pace

Pace

Paceは、チームの仕事の進捗状況を「見える化」することに特化した、シンプルな情報共有ツールです。今日やったこと、次にやることなどを短い文章で共有するスタイルで、日報ツールとしても活用できます。

特徴は、そのシンプルさと軽快な動作です。詳細な報告書ではなく、チームメンバーが今何をしているのかを、お互いが気軽に把握することを目的としています。リモートワークなどで、メンバー同士の状況が見えにくい場合に、チームのペースを合わせるためのツールとして有効です。

nanoty

nanoty

nanotyは、日報管理と工数管理を同時に行えるグループウェアです。日々の業務報告と合わせて、「どの業務にどれくらいの時間をかけたか」を記録できるのが大きな特徴です。

個人の生産性向上はもちろん、プロジェクトごとのコスト計算や、業務負荷の偏りの把握にも役立ちます。日報を通じて、業務の効率化や生産性の改善に本格的に取り組みたいと考えている企業に適しています。社員の評価制度と連携させるなど、多角的な活用が可能です。

現場報告・建設業にも対応タイプ

houren.so

houren.so

houren.soは、写真付きの報告書を驚くほど簡単に作成できることに特化した情報共有ツールです。スマートフォンで撮影した写真に、手書きで指示を書き込んだり、コメントをつけたりして、現場の状況をリアルタイムに共有できます。

文字だけでは伝わりにくい現場の状況を、視覚的に分かりやすく報告できるため、特に建設業や不動産業、店舗運営など、現場を持つビジネスに最適です。報告書のフォーマットも自由に作成でき、移動中に手早く質の高い報告書を作成したい場合に大きな力を発揮します。

BeWorks

BeWorks

BeWorksは、建設業やメンテナンス業といった、現場作業に特化した業務報告・管理システムです。日報作成はもちろん、作業指示書の作成、案件ごとの進捗管理、写真管理など、現場業務に必要な機能が網羅されています。

スマートフォンのGPS機能を利用して、現場への到着・出発時刻を自動で記録するなど、現場作業の効率化を支援する機能が豊富です。事務所と現場、現場のスタッフ同士の連携をスムーズにし、報告業務の負担を軽減したい建設関連の企業におすすめです。

PigeonCloud

PigeonCloud

PigeonCloudは、kintoneのように、プログラミングの知識なしで業務システムを開発できるクラウドデータベースです。顧客管理や案件管理など、様々なアプリを自社に合わせて構築でき、その一つとして現場報告アプリも作成可能です。

写真や位置情報の添付、報告書のテンプレート作成など、現場報告に必要な機能を自由に組み合わせられます。日報管理だけでなく、将来的には販売管理や勤怠管理など、社内の様々な業務を一つのシステムに統合していきたい、という拡張性を重視する企業に適しています。

FieldPlus

FieldPlus

FieldPlusは、現場の進捗管理と業務報告に特化したクラウドサービスです。スマートフォンやタブレットでの利用を前提に設計されており、オフライン環境でも報告書の作成が可能な点が大きな強みです。

写真や図面を添付した報告書を簡単かつスピーディに作成できます。電波が不安定な建設現場や、山間部でのメンテナンス作業など、通信環境に左右されずに業務報告を行いたい場合に非常に有効です。シンプルで分かりやすい操作性も魅力で、ITツールが苦手な方でも安心して利用できます。

スマホで営業日報アプリを使いこなすコツ

スーツ姿のビジネスマンが腰掛けてスマートフォンを操作している写真。外出先で営業日報アプリを利用する様子をイメージさせる。

初期設定

営業日報アプリを使いこなす最初のコツは、導入時の初期設定を丁寧に行うことです。最初に少し手間をかけることで、日々の入力作業が格段に楽になります。

多くのアプリには、日報の項目をあらかじめ決めておける「テンプレート機能」があります。自社の報告スタイルに合わせて

  • 「訪問先」

  • 「商談内容」

  • 「決定事項」

  • 「次回アクション」

といった項目を設定しておきましょう。これにより、毎回同じ項目を入力する手間が省け、報告内容の標準化にも繋がります。

またスマートフォン本体の「辞書登録」機能も有効です。頻繁に使う顧客名や商品名、定型的な挨拶文などを短い読みで登録しておけば、数文字入力するだけで簡単に呼び出せます。

オフライン入力

オフライン入力機能の活用は、スマホで営業日報アプリを使いこなす上で非常に重要です。この機能があれば、インターネットに接続できない環境でも日報の作成を進められるからです。

例えば、地下鉄での移動中や、電波の届きにくい山間部の顧客を訪問した際でも、時間を無駄にすることなく日報を作成できます。入力した内容は一旦スマートフォン内に保存され、その後インターネットに接続できる状態になった際に、自動または手動でサーバーに送信(同期)される仕組みです。

これにより、電波状況を気にすることなく、記憶が新しいうちに報告をまとめることが可能になります。隙間時間を最大限に活用するために、オフライン入力に対応しているかはアプリ選びの段階で確認しておくと良いでしょう。

自動同期

オフライン入力と合わせて重要になるのが、自動同期機能です。オフラインで入力・保存した日報データを、オンラインになった際に自動でサーバーへ送信してくれる機能のことを指します。

この機能の最大のメリットは、「報告のし忘れ」を防げることです。オフラインで日報を書き上げた後、手動で同期するのを忘れてしまうと、せっかくの報告がチームに共有されません。自動同期機能があれば、スマートフォンがWi-Fiなどに接続されたタイミングで自動的にデータを送信してくれるため、そのようなミスを防ぐことができます。

日報はチームに共有されて初めて価値を持ちます。確実な情報共有を実現するためにも、自動同期機能が備わっているアプリを選ぶと安心です。

情報量を増やす

スマートフォンで日報を作成するメリットは、テキスト入力だけでなく、様々な方法で情報量を増やせる点にあります。音声入力や写真の添付機能を積極的に活用することで、報告の質を大きく向上させられます。

長文の報告を手で入力するのが大変な時は、スマートフォンの音声入力機能を使えば、話すだけでテキストを作成できます。また、商談で使ったホワイトボードや、現場の状況などを写真に撮って添付すれば、文字だけでは伝わりにくい情報を正確かつ視覚的に共有することが可能です。

これらの機能を活用すれば、より具体的で臨場感のある報告が手軽に行えます。報告内容の質を高めることが、的確なフィードバックや次のアクションに繋がるのです。

営業日報アプリを導入する手順

営業日報アプリ導入までの流れを時系列で示したインフォグラフィック。目的の特定からアプリ選定、トライアル実施、フィードバック収集、ルール策定と周知、KPI設定、効果測定、改善までのステップをアイコン付きで分かりやすく解説している。

比較・トライアル・選定までの進め方

最適な営業日報アプリを選定するためには、段階的な進め方が重要です。結論として、自社の課題を明確にし、無料トライアルを活用して現場の意見を聞くことが成功の鍵となります。

まず、「なぜアプリを導入するのか」という目的を明らかにします。「日報作成の時間を短縮したい」「営業の進捗をリアルタイムで把握したい」など、解決したい課題をリストアップしましょう。次に、その課題を解決できる機能を備えたアプリを複数ピックアップします。

そして最も重要なのが、無料トライアルの実施です。実際に日報を作成する営業担当者に複数のアプリを試してもらい、「どちらが使いやすいか」「どの機能が便利か」といった具体的なフィードバックを集めます。現場の納得感を得ることが、導入後のスムーズな定着に直結します。

運用ルール策定と社員への周知方法

営業日報アプリを導入する際は、明確な運用ルールを策定し、社員へ丁寧に周知することが不可欠です。ルールが曖昧だと、人によって報告の粒度がバラバラになり、情報が活用されにくくなるからです。

具体的には、

  • 「いつまでに報告するか(例:退勤時間まで)」

  • 「何を必須項目とするか(例:商談の決定事項と次回アクション)」

  • 「コメント機能の活用法」

といった点を決めましょう。ルールはあまり厳格にしすぎず、まずは最低限のものから始めるのがポイントです。

そして、社員へはアプリ導入の目的とメリットをしっかりと説明します。「楽をさせるためのツールであること」「会社の業績アップに繋がること」を伝え、一方的な押し付けにならないように協力を求めましょう。説明会を開くなど、直接対話の場を設けるのが効果的です。

KPI設定・効果測定で定着させるポイント

営業日報アプリを組織に定着させるには、導入効果を可視化し、継続的に改善していく仕組みが必要です。そのために、具体的な目標(KPI)を設定し、定期的に効果測定を行いましょう。

設定するKPIの例としては、

  • 「日報の提出率」

  • 「日報の平均作成時間」

  • 「日報へのコメント数」

などが挙げられます。例えば、「導入後3ヶ月で提出率100%を目指す」「作成時間を平均15分短縮する」といった目標を設定します。そして定期的にこれらの数値を測定し、目標を達成できているかを確認します。

もし数値が伸び悩んでいる場合は、その原因を探り、運用ルールを見直したり、便利な使い方を再度共有したりといった改善策を講じます。このようなPDCAサイクルを回していくことが、ツールの形骸化を防ぎ、組織に根付かせるための重要なポイントです。

まとめ:営業日報アプリで業務効率化と成果アップを実現しよう

本記事では、営業日報アプリのメリットや選び方、おすすめのアプリ、そして導入を成功させるための手順を解説しました。営業日報アプリは、単に日報作成の手間を省くだけのツールではありません。入力された日々の活動記録は、組織にとって貴重な情報資産となります。

データをリアルタイムで共有・分析することで、コミュニケーションが活性化し、迅速な意思決定が可能になります。さらに個人の成功体験がチーム全体の知識となり、営業組織全体の力を底上げすることに繋がるのです。自社が抱える課題を明確にし、この記事で紹介したポイントを参考に最適なアプリを選んでください。

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② 驚いほどの認識速度で文字起こし作業効率化が実現、一時間の音声データがただの5分でテキスト化

③ 国内唯一のGM・Zoom・Teams・Webex連携できるAI会議アシスタント、事前の日程予約から会議を成功に導く

④ AI要約に内蔵されるAIテンプレートで会議の行動項目、意思決定やQ&Aなどを自動作成
(カスタム要約テンプレートでインタビューや営業相談など様々のシーンでの効率化を実現)

⑤ 一つのアカウントでWeb、APP、Chrome拡張機能が利用でき、データの同期と共有はカンタン

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