「会議の効率を飛躍的に向上させたい」「移動コストをゼロにしたい」「いつでもどこでもチームとつながりたい」、そんな願いを叶えるのが「Web会議ツール」です。

インターネット環境さえあれば、世界中のどこからでも高品質な音声と映像で会議に参加できるWeb会議ツールは、ビジネスにおけるコミュニケーションの可能性を無限に広げます。テレワークの普及とともにその重要性は増すばかりですが、「具体的にどんなメリットがあるの?」「導入にあたって何に気をつければいい?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。

今回は「Web会議ツール」に焦点を当て、その概要や必要な環境・設備、無料版と有料版の機能差、導入メリット、導入前に知るべき注意点と対策、Web会議ツールの選び方、無料で使えるWeb会議ツール5選などについて解説します。現在Web会議ツールを利用している方や、今後利用を検討している方はぜひご一読ください。

Web会議ツールとは?

女性がWeb会議をしている画像

Web会議ツールとは、インターネットを通じて離れた場所にいる人同士が、音声や映像、資料などを共有しながらリアルタイムで会議を行うためのシステムやソフトウェアのことです。近年、テレワークの普及に伴い、ビジネスシーンでの利用が急速に拡大しました。

Web会議に必要な環境・設備

Web会議を成功させるためには、環境・設備を整えることが重要です。一般的にWeb会議を円滑に行うために必要な環境と設備には、以下の7点があります。

1.Web会議ツール

まずはZoom MeetingsやMicrosoft Teams、Google Meetなど、利用するWeb会議ツールを準備しましょう。多くのツールには無料版と有料版があり、機能や利用時間に制限があります(ツールの選び方やおすすめのツールについては後述解説)。

2.インターネット環境

Web会議の品質を左右する重要な要素です。安定性が高く、通信速度も速いという観点から有線接続が最も推奨されます。Wi-Fiでも対応可能ですが、接続が切れるリスクや速度低下のリスクがある点に注意が必要です。また、スマートフォンのテザリングやモバイルWi-Fiでも利用できますが、必要なデータ通信量が多く、バッテリー消費も激しいため、あまりおすすめできません。

3.パソコン・デバイス

Web会議ツールを動作させるための端末は、資料共有や複数ウィンドウでの作業を考えると、PCが最も推奨されます。スマートフォンやタブレットは手軽に場所を選ばず利用できるという利点がありますが、画面が小さいため、資料が見づらい、操作がしにくいといったデメリットもあります。

4.カメラ

自分の映像を相手に送るために必要です。PCやスマートフォン、タブレットなどに内蔵されているカメラでも一般的なWeb会議には十分ですが、より画質にこだわりたい場合は高性能な外付けカメラを取り付けると良いでしょう。

5.マイク

自分の音声を相手に送るために必要です。PCやWebカメラに内蔵されているマイクでも問題ありませんが、周囲の音を拾いやすく、音質が良くない場合もあります。このとき、ヘッドセットやUSBマイクを活用すると周囲の雑音を遮断しやすく、自分の声をよりクリアに相手に届けることができます。

6.スピーカー

相手の声を聞くために必要です。各種デバイスに内蔵されているスピーカーでも問題ありませんが、音質が劣る場合があります。周囲の音を遮断し、よりクリアな音声で聞きたい場合は、高性能な外付けスピーカーやイヤホン・ヘッドホンを利用しましょう。

7.環境要因

会議の質を高めるために、周辺環境の整備も重要です。

【ポイント】

  • 静かな場所:周囲の雑音が入らない集中できる場所を選ぶ

  • 明るさ:適切な明るさを確保する。逆光にならないように注意が必要

  • 背景:散らかった場所やプライベートな情報が映り込む場所は避ける。バーチャル背景機能を利用するのも有効

  • 電源:ノートPCの場合、バッテリー切れにならないように電源を確保する

  • 机と椅子:長時間の会議でも疲れないよう、適切な高さの机と椅子を用意する

Web会議ツールの機能差を徹底分析【無料版vs有料版】

Web会議ツールの無料版と有料版の機能差を徹底分析します。ここでは、代表的なWeb会議ツール「Zoom」で比較してみましょう。

機能Zoom 無料版 (Basic)Zoom 有料版 (Pro, Business, Enterprise)
会議時間の制限グループミーティングは40分まで(1対1も含む)30時間まで
ライセンス数11〜250
参加可能人数最大100人まで・Pro:最大100人 ・Business:最大300人 ・Enterprise:最大1000人以上
レコーディング機能ローカルPCへの録画のみクラウド録画(10GB)、ローカル録画の両方対応
Workflow Automationなし無料アクセス
共同ホスト・代替ホスト機能なしあり
言語通訳なしあり
レポート作成なしあり
ストリーミングなしあり
個人IDの変更なしあり
クラウドストレージなしあり
カスタマーサポートヘルプセンターやコミュニティフォーラムなどヘルプセンターやコミュニティフォーラム、ライブチャット、電話サポート
ドメイン管理なしあり(Businessプラン以上)
ブランディングなしあり(Businessプラン以上)
シングルサインオン(SSO)なしあり(Businessプラン以上)
ウェビナー機能なしオプション追加(Enterpriseプランは標準搭載)

(参考:Zoom

Web会議ツールの導入メリット

Web会議ツールを導入することで得られるメリットは多岐にわたります。ここでは7点ご紹介します。

1.交通費や宿泊費など経費コストの削減

対面会議に必要だった出張や移動が不要になり、場所を問わず参加可能です。これにより交通費や宿泊費、会議室利用料などの経費コストを削減できます。

2.業務効率・生産性の向上

移動や会場確保などの手間が不要になり、その分の時間を本来の業務に充てられます。また、会議資料もデジタル共有が基本となり、印刷や配布の手間も減ります。

3.多様な働き方を可能に

育児や介護、遠隔地勤務などを理由に、オフィス出社が難しい人でも会議に参加しやすいため、テレワークやリモートワーク推進、働き方改革に貢献します。

4.スピーディーな意思決定をサポート

責任者や決裁者がどこにいてもリアルタイムに参加できるため、情報伝達や意思決定のスピードが向上します。

5.コミュニケーションの活性化

拠点や部署が分かれていても、容易にコミュニケーションを取ることができるため、会社全体の一体感や情報共有が強化されます。

6.ペーパーレス化や記録の電子化

資料はデジタル化され、画面共有やオンラインで配布できるようになります。これにより、ペーパーレス化が推進されます。

7.非常時や感染症流行時にも安心安全

多人数が1カ所に集まる必要がないため、パンデミックなどのリスク回避にも役立ちます。

Web会議ツールの導入前に知るべき注意点と対策

Web会議ツールの導入前に知るべき注意点と対策コーン

Web会議ツールの導入は多くのメリットをもたらしますが、同時に注意すべき点や潜在的なリスクも存在します。これらを事前に理解し、対策を講じることが、スムーズかつ効果的な運用には不可欠です。ここでは、5点ご紹介します。

1.セキュリティリスク

Web会議ツールはインターネットを介して情報がやり取りされるため、セキュリティは最も重視すべき事項の1つです。

【注意すべき点】

  • 会議内容の盗聴

  • 情報漏洩

  • 不正アクセス

  • マルウェア感染

  • 脆弱性を悪用した会議への乱入

【主な対策】

  • セキュリティ機能が充実したツールを選定

  • セキュリティ設定の徹底

  • 従業員への教育

  • ツール利用ガイドラインの策定

  • 定期的なアップデート

2.通信環境・品質の問題

Web会議はインターネット回線に依存するため、通信環境が不安定だと会議に支障をきたします。

【注意すべき点】

  • 通信速度が遅い・不安定で、映像や音声が途切れる、遅延する、フリーズすることがある

  • 複数人が同時に参加する場合や、高画質での共有が必要な場合は特に注意が必要

【対策】

  • 推奨環境の確認と整備

  • 有線LAN接続を検討

  • 帯域幅の確保

  • 事前テストの実施

3.デバイス・周辺機器の準備と品質

デバイス・周辺機器はWeb会議の品質を大きく左右します。

【注意すべき点】

  • PCのスペック不足や古いOS、内蔵カメラやマイクの品質不足により、映像が粗い、音声が聞き取りにくい、ハウリングが発生する

  • 周辺機器の不具合やドライバーの問題でそもそも接続できない

【対策】

  • 推奨スペックの確認

  • 高品質な周辺機器の導入

  • 事前テストとトラブルシューティング

  • 統一ルールの設定

4.従業員のITリテラシーと操作習熟度

新しいツールの導入には、従業員のITリテラシーと操作習熟度が重要です。

【注意すべき点】

  • ツールの操作に慣れていない従業員は、参加方法が分からない、マイクやカメラの接続ができない、画面共有ができないなどのトラブルに直面し、会議がスムーズに進まない可能性がある

  • 導入したツールに機能が多すぎて使いこなせないといった問題も発生しがち

【対策】

  • 操作マニュアルの作成と配布

  • 研修会の実施

  • サポート体制の構築

  • シンプルで直感的なツールの選定

5.費用対効果とコスト管理

長期的な利用を検討する場合、費用対効果やコスト管理も重要です。

【注意すべき点】

  • 多機能な有料プランは高額になることがあり、利用人数や頻度に見合わないコストが発生する可能性がある

  • 無料版は機能制限や時間制限があるため、ビジネス用途には不十分な場合も

【対策】

  • 必要な機能の洗い出し

  • 複数のツールの比較検討

  • 利用人数や頻度に応じたプランの選定

  • 用途や利用シーンに応じた無料版と有料版の使い分け

Web会議ツールの選び方

Web会議ツールを選ぶ際は、以下の5つのポイントを考慮することで、自社に最適なツールを見つけやすいです。ぜひ参考にしてみてください。

1.利用目的・用途

Web会議ツールを「何のために、どのように利用したいのか」を明確にすることで、必要な機能や規模を絞り込めます。

  • 社内会議:

    • 頻繁な利用が想定されるため、操作性や接続の安定性が重要

    • 画面共有やチャット、ホワイトボード機能など、共同作業を円滑にする機能が必要

  • 顧客との商談・打ち合わせ:

    • 対外的な利用のため、安定した高品質な映像・音声が必須

    • セキュリティ対策も重要

  • ウェビナー・オンラインセミナー:

    • 大規模な参加者に対応できるか(数百人~数千人規模)

    • 質疑応答機能や投票・アンケート機能、参加者の管理機能などが重要

    • 録画・録音機能やブレイクアウトルーム機能なども役立つ

  • 採用面接・研修:

    • 表情や雰囲気を読み取るため、映像・音声の品質が重要

    • 応募者や受講者がスムーズに利用できる直感的な操作性が求められる

2.利用頻度と参加人数

利用シーンごとの最大参加人数や会議の頻度によって、必要なプランやコストは変わります。

  • 最大利用可能人数:

    • 無料版は通常、参加人数に制限がある。大人数での利用が想定される場合は、有料プランや大規模イベント向けのソリューションを検討する

  • 最大利用可能時間:

    • 無料版は会議時間に制限があることがほとんど。長時間の会議や連続して会議を行う場合は、時間制限のない有料プランを検討する

  • 利用頻度:

    • 日常的にWeb会議を行う場合は、月額固定料金の有料プランがコストパフォーマンスに優れている。使う頻度が少ない場合は、無料版や従量課金制のプランも選択肢に入れる

3.必須機能の有無

無料版では一部の機能が制限されることが多いため、自社にとって「これだけは必要」という機能を洗い出し、それが利用できるツールを選びましょう。

  • 画面共有・資料共有

  • チャット機能

  • 録画・録音機能

  • 待機室・パスワード設定

  • 会議管理機能

  • バーチャル背景/背景ぼかし機能

  • ノイズキャンセリング

  • 文字起こし機能や翻訳機能

  • 投票・アンケート機能やQ&A機能

  • プレゼンテーション機能

4.操作性とユーザビリティ

ITリテラシーに関わらず、誰でも使いやすいツールを選ぶこともツール選びのポイントです。

  • 直感的なUI/UX:

    • 初めて利用する人でも直感的に扱えるシンプルなUI/UXかどうか

  • 導入のしやすさ:

    • アプリケーションのインストールが必要か、ブラウザから直接利用できるのか

  • マルチデバイス対応:

    • PC(Windows/Mac)やスマートフォン(iOS/Android)、タブレットなど、さまざまなデバイスから参加できるか

  • トラブルシューティングのしやすさ:

    • 何か問題が発生した際に、解決策を見つけやすいか、サポート体制は充実しているか

5.セキュリティ

企業の機密情報や個人情報を扱うため、セキュリティは最重要項目の1つです。

  • 暗号化:

    • 会議内容が盗聴されないよう、強力な暗号化がされているか

  • パスワード保護・待合室機能:

    • 不正な参加者の侵入を防ぐ機能があるか

  • アクセス制限・認証:

    • 参加者を特定のドメインに限定したり、二段階認証を設定したりできるか

  • 脆弱性への対応:

    • 開発元が定期的にセキュリティアップデートを行っているか

  • データ保存の安全性:

    • 録画データや共有ファイルの保存場所、管理方法、アクセス権限なども確認

Web会議ツールおすすめ5選【無料】

1.Zoom|圧倒的な使いやすさと高品質なWeb会議

Zoomの公式サイトのトップページ

(出典:Zoom

概要:

Zoomとはインターネット経由で複数人が同時に会議や音声通話、チャットを行えるWeb会議ツールです。1,000人規模のビデオ・音声通話に対応しています。無料プランでも最大100人、40分までのミーティングが可能。リアルタイムでのチャットや画面共有、録画、バーチャル背景など、ミーティングを円滑に進める機能が充実しているため、リモートワークやオンライン授業、ウェビナーなど幅広い場面で活用されています。

機能:

  • 高画質・高音質のビデオ通話

  • 会議の録画

  • 画面共有・ファイル共有・チャット機能

  • ブレイクアウトルーム

  • バーチャル背景・外見補正

特徴:

  • 独自のデータ圧縮技術で、高画質・高音質を保ちつつ通信量を抑え、帯域幅が限られていても途切れにくく、安定した通信を実現

  • 有料版では1,000人以上のオンラインセミナーやイベントの開催が可能

  • 無料版でも会議の録画が可能で、会議内容の共有や復習に役立つ。画面共有機能も直感的で操作しやすい

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 無料(ベーシック)

  • 1,999円/月/ユーザー(プロ)

  • 2,749円/月/ユーザー(ビジネス)

  • 要相談(エンタープライズ)

※年払い

2.Google Meet|Google Workspaceとの深い統合

GoogleMeetの公式サイトのトップページ

(出典:Google Meet

概要:

Google Meetとは、Googleが提供するWebブラウザやアプリで利用できるWeb会議ツールです。Googleアカウントがあれば誰でも簡単に会議に参加できます。GoogleカレンダーやGmailなど他のGoogleサービスとシームレスに連携でき、スケジュール調整や招待が容易な点も魅力的です。

機能:

  • ビデオ・音声通話

  • 画面共有

  • チャット・リアクション

  • 会議の録画

  • 自動文字起こし・要約(AI機能)

特徴:

  • 無料プランで最大100人・60分(1対1では24時間)まで利用可能

  • 参加者をグループに分けて小規模で議論する「ブレイクアウトルーム」、その場で簡単な投票やアンケート、質疑応答の受付も可能

  • Googleアカウント保持が参加条件のため、不正な参加を防止しやすい。Googleの堅牢なインフラ上でデータが暗号化・保護されているため安心

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 基本無料

  • 800円/月/ユーザー(Starter)

  • 1,600円/月/ユーザー(Standard)

  • 2,500円/月/ユーザー(Plus)

  • 要相談(Enterprise Plus)

※年払い

3.Microsoft Teams|Microsoft 365とのシームレスな連携

MicrosoftTeamsの公式サイトのトップページ

(出典:Microsoft Teams

概要:

Microsoft Teamsとは、Microsoftが提供する総合的なコラボレーションプラットフォームです。Microsoft 365とシームレスに連携でき、WordやExcel、PowerPointのファイルを会議中に共同編集できたり、OutlookやPlannerと組み合わせてスケジュールやタスク管理が効率的に行えたりします。

機能:

  • チャット機能

  • 音声通話・Web会議

  • ファイル共有・共同編集

  • チーム・チャネル機能

  • ホワイトボードや投票、アプリ拡張

特徴:

  • 1対1だけでなく多人数の会議に対応し、画面共有に加え「ホワイトボード」機能でリアルタイムに描画や編集が可能

  • Teams上で直接複数人が同時にファイル編集可能。共有ファイルはクラウドで管理されるため、常に最新版を把握できる

  • Microsoftの高度なセキュリティとガバナンス機能によりビジネスでも安心して利用できる

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 基本無料

  • 599円/月/ユーザー(Microsoft Teams Essentials)

  • 899円/月/ユーザー(Microsoft 365 Business Basic)

  • 1,874円/月/ユーザー(Microsoft 365 Business Standard)

※年払い

4.BizMee|会員登録・アプリインストール不要の完全無料のサービス

BizMeeの公式サイトのトップページ

(出典:BizMee

概要:

BizMeeとは、会員登録やアプリのインストールなしで手軽に使えるブラウザベースの完全無料Web会議ツールです。URLを作成して共有するだけで、すぐに会議を開始でき、主に2~4人程度の少人数の会議に適しています。P2P方式で通信を行うため、サーバーを介さず高品質で遅延の少ない音声通話が可能。通信内容の情報収集がされないというセキュリティ面の安心感もあります。

機能:

  • 無料・会員登録不要・インストール不要

  • P2P通信による高いセキュリティ

  • 少人数利用に特化

  • ホワイトボード機能・画面共有

  • パスワードロック機能・議事録作成機能

特徴:

  • サーバを経由せず、利用者同士が直接接続するため、クリアな音質と遅延の少ない通話が可能

  • 画面共有やホワイトボード機能、議事録作成などシンプルながらも必要な機能がそろっている

  • 会議室にパスワードロックをかけることもでき、セキュリティ面でも安心。教育現場やビジネスの少人数ミーティング、英会話教室などに向いている

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 完全無料

5.Webex Meetings|強力なセキュリティと豊富なAI機能

WebexMeetingsの公式サイトのトップページ

(出典:Webex Meetings

概要:

Webex Meetingsとは、Ciscoが提供するWeb会議ツールです。数あるWeb会議ツールの中でもトップクラスの高画質映像とクリアな音声を提供しています。資料・画面共有、録画機能、背景ノイズ除去機能など、会議の質を高めるためのさまざまな機能を豊富に搭載。主催者は参加者のマイク管理やブレイクアウトセッション、ロビー管理、リアルタイム投票、録画など多彩な管理機能も利用できます。

機能:

  • 高品質なビデオ・音声

  • 会議の録画・文字起こし

  • 画面共有・資料共有

  • 会議コントロール機能

  • カレンダー連携・メッセージ機能

特徴:

  • Webex Assistant(AI機能)により音声認識で会議のメモ作成、自動文字起こし、重要ポイントのハイライト、フォローアップ支援が可能。会議効率が向上

  • 大規模なオンラインイベント「Webex Webinars」では最大10万人までの参加が可能。参加者は名前や顔を非公開にして一方向の情報受信ができるため、プライバシーを守りながらのイベント参加が可能

  • 多層の暗号化やエンドツーエンドの保護、多要素認証、ドメイン制限、シングルサインオン(SSO)など企業向けに強固な安全管理がある点も大きな特徴

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 無料(Webex Free)

  • 1,490円/月/ユーザー(Webex Starter)

  • 2,200円/月/ユーザー(Webex Business)

  • 要相談(Webex Enterprise)

※年払い

【各ツール機能比較表:無料プラン】

項目ZoomGoogle MeetMicrosoft TeamsBizMeeWebex Meetings
無料プラン1回の会議時間40分60分60分無制限40分
無料プラン参加人数上限100人100人100人人数非公開(推奨人数は2〜4人)100人
画面共有
チャット機能×
録画機能PCローカルのみ××××
バーチャル背景×
ブレイクアウトルーム××××
字幕/文字起こし×△(日本語は有料)
ノイズキャンセル×
多言語自動翻訳×(有料)×(有料)×(有料)××(有料)
対応デバイス・Windows ・macOS ・iOS ・Android・Windows ・macOS ・iOS ・Android・Windows ・macOS ・iOS ・Android・Windows ・macOS ・iOS ・Android・Windows ・macOS ・iOS ・Android

Web会議ツール×AI文字起こしツール「Notta」で革新を!

Notta公式サイトトップ画像

(出典:Notta

Nottaとは、AIによる高精度な音声認識技術を使い、会議や商談、インタビューなどの音声をリアルタイムまたは既存の音声・動画ファイルから文字に起こし、会議記録を効率化するツールです。議事録作成の時間を大幅に削減し、会議の生産性向上に貢献します。

【Nottaの主な特徴と機能】

  • 高精度な音声認識とリアルタイム文字起こし:

    • AI技術を駆使して高い精度で音声をテキストに変換

    • Web会議中にNottaを起動すれば、話されている内容がリアルタイムで文字として表示。会議中に議事録の下書きがほぼ自動で作成される

    • 日本語や英語、中国語など58言語の文字起こしに対応

  • 既存音声・動画ファイルの文字起こし:

    • 既に録音・録画済みの音声・動画ファイルをアップロードするだけで、高精度な文字起こしを実現

    • セミナーや研修の記録、インタビューの文字起こしなど、さまざまな用途で活用できる

  • 話者識別機能

    • AIが話者を自動で識別し、誰が発言したかを明確に区別して文字起こし結果に表示。議事録作成時に「誰の発言か」を判断する手間が省け、読みやすい記録が作成可能

  • 文字起こし結果の編集・管理機能

    • 文字起こしされたテキストは、Nottaのプラットフォーム上で簡単に編集できるため、誤認識の修正や加筆、削除が直感的に行える

    • ワード(.docx)やPDF、テキストファイル(.txt)、Excel(.xlsx)など、さまざまな形式で文字起こし結果をエクスポート可能

  • 要約機能(AI要約)

    • 長時間の会議や大量のテキストデータから、AIが自動で要点を抽出し、簡潔なサマリーを作成できる。会議の全体像を素早く把握したり、議事録の作成をさらに効率化したりできる

まとめ:Web会議ツールを導入して業務の効率化や生産性の向上を図ろう!

今回は「Web会議ツール」に焦点を当て、その概要や必要な環境・設備、無料版と有料版の機能差、導入メリット、導入前に知るべき注意点と対策、Web会議ツールの選び方、無料で使えるWeb会議ツール5選などについて解説しました。

Web会議ツールは、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を実現し、ビジネスを加速させる現代に不可欠なツールです。無料トライアルや資料請求も積極的に活用しながら最適なツールを見つけ、今日からWeb会議の効率化や生産性の向上を図ってみてはいかがでしょうか。

Chrome拡張機能10選

Nottaが選ばれる理由は?

① 日本語特化のAIで業界トップの文字起こし正確率が実現、複数言語の文字起こしと翻訳も完璧対応

② 驚いほどの認識速度で文字起こし作業効率化が実現、一時間の音声データがただの5分でテキスト化

③ 国内唯一のGM・Zoom・Teams・Webex連携できるAI会議アシスタント、事前の日程予約から会議を成功に導く

④ AI要約に内蔵されるAIテンプレートで会議の行動項目、意思決定やQ&Aなどを自動作成
(カスタム要約テンプレートでインタビューや営業相談など様々のシーンでの効率化を実現)

⑤ 一つのアカウントでWeb、APP、Chrome拡張機能が利用でき、データの同期と共有はカンタン

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