業界トップの正確率で作業効率爆上げ!
「アイデアを形にしたい」「思考を整理したい」などと思ったことはありませんか。そんなみなさんにおすすめなのが「マインドマップアプリ」です。近年では、スマートフォンやタブレットで手軽にマインドマップを作成できるアプリが数多く登場しています。
今回は「マインドマップアプリ」に焦点を当て、その選び方やおすすめのアプリなどについて解説します。今後、マインドマップアプリの活用を検討している方はぜひご一読ください。
(出典:Lucidchart)
マインドマップとは、思考やアイデアを視覚的に整理するための考え方です。中心となるキーワードやテーマから放射状に枝分かれする形で、関連する言葉やイメージをつなげていきます。マインドマップアプリは、そんなマインドマップの作成を効率化する便利なツールといえるでしょう。
マインドマップアプリを選ぶ際は、ご自身のニーズや目的に合わせて、以下の5つのポイントを考慮すると良いでしょう。
まず初めにマインドマップアプリを使用する目的を明確にしましょう。目的を明確にすることで利用すべきアプリが見えてきます。
使用ケース | 主な目的 |
個人で利用する場合 | アイデア整理や思考の可視化、学習などに使う場合は、シンプルな操作性やカスタマイズ性が重要 |
ビジネスで利用する場合 | プロジェクト管理やチームでのアイデア出し、プレゼンテーションなどに使う場合は、共同編集機能やタスク管理機能、プレゼンテーション機能などが重要 |
マインドマップアプリの機能は、アプリによって大きく異なります。以下に、一般的な機能と、ビジネス利用で特に役立つ機能をご紹介します。
【一般的な機能】
ブランチの追加・編集
色やフォント、アイコンなどを変更してノード(※)を装飾
画像やリンクの挿入
ファイルの添付
共同編集機能
タスク管理機能
プレゼンテーション機能
プロジェクト管理機能
クラウド同期機能
作成したマインドマップを画像やPDFなどの形式で出力
ーー
※枝分かれした線の先に配置される要素
操作性は、マインドマップアプリの使いやすさを左右する重要な要素です。
初めて使う人でもすぐに使いこなせるUI設計か
ノードの移動や接続がドラッグ&ドロップで簡単に行えるか
よく使う機能にショートカットキーが割り当てられているか
自分の好みに合わせてインターフェースや機能をカスタマイズできるか
スマートフォンやタブレットでも快適に操作できるか
Windows・mac、iPhone・Android、Webアプリ・モバイルアプリなど、利用環境に応じて対応できるデバイスやプラットフォームなども確認しておきましょう。
マインドマップアプリの価格とコストは、アプリの種類や機能、料金体系によって大きく異なります。無料版でも十分な機能が使えるアプリもありますが、高度な機能が必要な場合は有料版を検討しましょう。
(出典:MindMeister)
概要:
MindMeisterとは、オンラインで利用できるマインドマップ作成ツールです。Webブラウザ上で動作するため、インストール不要で利用できます。ブレーンストーミングセッションから最終的なプレゼンテーションまで、直感的なインターフェースと豊富な機能で、個人利用からビジネス利用まで幅広く活用できるでしょう。
機能:
豊富なテーマ
多彩なマップレイアウト・テンプレート
着色可能な画像&絵文字
マークダウン構文
自由に配置できるトピック
特徴:
リアルタイムでの共同編集が可能
作成したマインドマップは自動的にクラウドに保存/複数のデバイスからアクセス可能
Google Workspaceとの連携がスムーズ
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料版あり
800円/ユーザー1人当たり/月(パーソナル)
1,150円/ユーザー1人当たり/月(プロ)
1,950円/ユーザー1人当たり/月(ビジネス)
※税抜
(出典:XMind)
概要:
XMindとは、多機能なマインドマップ・ブレインストーミングアプリです。豊富なテンプレートやアイコン、スタイルのカスタマイズ機能で目的に合わせた図を作成できます。コンテンツに応じて自動生成されるアニメーショントランジションと実用的なレイアウトが魅力的。アイデアの整理やプロジェクト管理、プレゼンテーションなどに役立つでしょう。
機能:
トピック数やマップ数が無制限
マインドマップ/ロジック図/ブレイスマップ/組織図/魚骨図/タイムライン/ツリー/ツリーテープル/マトリックス
テンプレート/ギャラリーから新規作成
マッカー/ラベル/メモ
ステッカー/イラストレーション
特徴:
マインドマップだけでなく、魚骨図やタイムライン、ツリー図など多様な構造で情報を整理
豊富なアイコンや画像、スタイルのカスタマイズにより、視覚的に分かりやすいマップを作成
作成したマインドマップをスライドショー形式でプレゼンテーションできる
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料版あり
9,735円(税込)/年(有料版)
※年間契約の場合
(出典:Miro)
概要:
Miroとは、オンラインで共同作業を行うためのAIビジュアルコラボレーションプラットフォームです。広大なオンラインホワイトボード上で、自由にアイデアを配置し、視覚的に情報を整理できます。Miroアシストを使えば、マインドマップの作成を自動化。複数人が同時に編集できるため、リモートワークやオンライン会議での共同作業にも最適です。
機能:
リアルタイムでの共同編集機能
プレゼンテーションモード
コミュニケーションツール
テンプレートライブラリ(300種類以上)
タイマー機能
特徴:
色や画像、ブランチ(ノード)を活用して、アイデア間の関係を分析
300種類以上のテンプレートから目的のニーズに合ったテンプレートを選択/自由に編集可能
幅広い設定オプションから選択できるセキュリティとガバナンス管理機能の実装
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料(Free)
$8/メンバー1人当たり/月(Starter)
$16/メンバー1人当たり/月(Business)
要問い合わせ(Enterprise)
(出典:Coggle)
概要:
Coggleとは、オンライン上で利用できるマインドマップ作成ツールです。直感的で使いやすいインターフェースとリアルタイム共同編集機能が特徴で、個人利用からチームでの共同作業まで幅広く活用できます。変更履歴機能があり、過去のバージョンを復元できる点も魅力的です。
機能:
リアルタイム・コラボレーション
画像アップロード無制限
フローティングテキストと画像の追加
ループを作成してブランチを結合
強力なフローチャート機能
特徴:
複数人で同時にマインドマップを編集可能
豊富なアイコンや画像挿入機能で、視覚的に分かりやすいマップを作成可能
作成したマインドマップは画像(PNG、JPEG)、PDF、テキスト形式でエクスポート
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料(ずっと無料プラン)
$5/月(すごいプラン)
$8/メンバー1人当たり/月(組織プラン)
(出典:Lucidchart)
概要:
Lucidchartとは、オンラインでフローチャートやダイアグラム、マインドマップなどを作成・共有できるビジュアルコラボレーションツールです。自動でビジュアルデザインを生成したり、直感的な作図ツールを活用して独自のビジュアルデザインを作成したりできます。また、チームでの共同作業や外部サービスとの連携にも対応可能です。
機能:
AIを活用したフローチャート生成
クリック作画
共同編集機能
ERDマークアップ
AIプロンプトフロー
特徴:
フローチャートや組織図、UML図、マインドマップ、ER図など、幅広い種類の図を作成できる
豊富なテンプレートと図形ライブラリが用意されている
Google WorkspaceやMicrosoft Office、Slackなどさまざまな外部サービスとの連携が可能
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料
1,300円/月(個人)
1,500円/月/1人(チーム)
要問い合わせ(企業)
※年間契約の場合
(出典:Mindomo)
概要:
Mindomoとは、オンライン上でマインドマップやコンセプトマップ、アウトライン、ガントチャートを作成・共有できるツールです。直感的な操作性と主要機能で、マインドマップの整理・編集・共同作業を効率化します。リアルタイムでの共同編集もでき、チームでのブレインストーミングやプロジェクト計画にも最適です。
機能:
リアルタイム編集&オフライン編集
AIを駆使したマインドマップ
クロスプラットフォーム
変更履歴の完全保存/全文検索
数百種類の使いやすいテンプレート
特徴:
豊富なアイコンや画像、リンク、音声メモ、ビデオなどの挿入機能により、情報を視覚的に整理して理解を深められる
作成したマインドマップをスライドショー形式でプレゼンテーションできる
Google DriveやDropboxなど、クラウドストレージサービスとの連携が可能
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料(Free)
¢5.5/月(Premium)
¢13.5/メンバー1人当たり/月(PROFESSIONNAL)
¢16.5/月(TEAM)
(出典:Mindly)
概要:
Mindlyとは、思考やアイデアを視覚的に整理するためのマインドマップアプリです。惑星の軌道のような円形レイアウトを採用しており、アイデアや情報を視覚的に整理しやすく、全体像を把握しやすいデザインになっています。また直感的な操作性で初心者でも扱いやすいため、チームでのブレインストーミングにも活用しやすいです。
機能:
視覚的なマインドマップ作成
テーマや色、アイコンなどの設定/画像・リンクの追加
多様なエクスポートオプション
モバイルでの利用に最適化
音声入力対応
特徴:
タップやドラッグといったシンプルな操作で、要素の追加や削除、編集が可能
スマートフォンなどの小さな画面でもマインドマップを作成しやすい
iCloudやDropboxとの連携により、データのバックアップや共有が容易
対応OS:
iOS
Android
料金:
無料ダウンロード
アプリ内課金あり
(出典:Ayoa)
概要:
Ayoaとは、マインドマップやタスク管理、コラボレーション機能を組み合わせた視覚的なワークスペースを提供するツールです。伝統的なマインドマップだけでなく、放射状マップやオーガニックマップ、キャプチャーマップなど、多様な形式でアイデアを視覚化できます。自由な描画や付箋、図形などを使って、アイデアを共有・整理できるでしょう。
機能:
マインドマッピング
カンバン方式のタスクボード
ガントチャートでのタイムライン表示
リアルタイム共同編集機能
AIによるマインドマップ構築、アイデア生成のサポート
特徴:
AIを活用したマインドマップ生成機能を搭載
カンバン方式のタスクボードやガントチャートなど、視覚的にタスクを管理できる機能を提供
チャット機能やビデオ会議機能も搭載。スムーズなコミュニケーションを支援
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料(Ayoa Free)
1,463円/月(Ayoa Ultimate)
※年間契約の場合
(出典:FreeMind)
概要:
FreeMindとは、Javaで記述された無料のオープンソースのマインドマッピングソフトウェアです。誰でも無料で利用でき、ソースコードも公開されています。作成したマインドマップは、HTMLやPDF、画像など、さまざまな形式でエクスポート可能。動作が軽く、古いパソコンでも快適に動作します。
機能:
マインドマップ作成
ノードのテキスト編集、書式設定が可能
豊富なエクスポート形式
シンプルな操作性
クロスプラットフォーム対応
特徴:
無料で利用でき、ソースコードが公開されているため、自由に修正可能
Javaベースのため、WindowsやmacOS、Linuxなどのさまざまなオペレーティングシステムで動作
マインドマップをHTMLやPDF、画像などのさまざまな形式でエクスポート
対応OS:
Windows
macOS
料金:
無料
(出典:GitMind)
概要:
GitMindとは、AI技術を活用したマインドマップ・ブレインストーミングツールです。ChatGPTを搭載し、AIとの対話を通じてアイデア出しや思考整理をサポートします。テキストや動画、記事、音声、PDF、PPT、ウェブサイト、画像などを、簡潔な要約とマインドマップに変換できます。
機能:
AIによるマインドマップ生成/AIチャット機能/画像生成機能
多彩なテンプレート
デザインやレイアウトを自由にカスタマイズ可能
複数人による同時編集機能
画像/ファイルからマインドマップへの変換
特徴:
マインドマップだけでなく、フローチャート・組織図・UML・スイムレーンなど、多様な図を作成できる
豊富なテンプレートと図形ライブラリが用意されている
編集内容はクラウドに自動で保存されるため、常に最新データで作業可能
対応OS:
Windows
macOS
iOS
Android
料金:
無料(Free)
875円/月(Pro)
657.5円/月(Basic)
※年間契約の場合
(出典:Notta)
Nottaとは、1時間の音声をわずか5分で文字起こしできるAIツールです。98.86%の高精度な音声認識を強みとしており、リアルタイムでの文字起こしや音声・動画・URLの文字起こし、AIによる文章の自動校正・翻訳・要約などに対応しています。音声データをテキスト化することで、要約やマインドマップ作成を支援。要約されたテキストからマインドマップを生成して、主要なテーマとサブテーマを自動的に整理し、視覚的に分かりやすいマインドマップを作成します。Nottaで音声を要約し、AIでマインドマップに変換する技術は、情報処理を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。ぜひ積極的に活用してみてください。なお、docx・txt・pdfなどのさまざまな形式で出力したり、文字起こしデータはアプリ上で編集したりできます。
マインドマップアプリを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
個人的な利用か/ビジネス利用か
主な使用目的は何か
初心者でも直感的に操作できるか
カスタマイズ性はどうか
チームでの利用を考えている場合は共同編集機能があるか
PCやスマホ、タブレットなど、複数のデバイスで利用できるか
無料版か有料版か、サブスクリプションか買い切りか
マインドマップアプリのデータの保存場所は、アプリの種類や設定によって異なります。主に以下の3つのパターンが考えられます。
ローカル保存:PCやスマートフォン、タブレットなどの端末内
クラウド保存:アプリが提供するクラウドサーバー
クラウドストレージサービスとの連携:GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージサービス
多くのマインドマップアプリが、複数人での同時編集機能を提供しています。チームでのブレインストーミングやプロジェクト計画などにとても役立つでしょう。特にクラウド型のアプリはこの機能に強みを持っている傾向にあります。
今回は「マインドマップアプリ」に焦点を当て、その選び方やおすすめのアプリについて解説しました。
マインドマップアプリは、マインドマップの作成を効率化できる便利なツールです。ぜひこの機会に、自身のニーズに合ったマインドマップアプリを見つけて、効率的に思考を整理し、創造性を高めてみてはいかがでしょうか。
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