ICレコーダーやスマートフォンで録音した音声データを聞きながら、文書の作成をより迅速に書き写すことができれば、ビジネスシーンに必要な時間を短縮できます。一方では、文字起こしツールやGoogleドキュメントを利用すると、1分あたり約1,500文字を入力できます。そのため、Googleドキュメントからの文字起こし機能を使用すると、手で入力するよりも時間がかかりません。
Googleドキュメントを使用すると、手動で何かを書き写す必要はありません。何かの「ツール」の「音声入力」で「文字起こし」に協力すると、Googleドキュメントに議事録作成などの作業効率が大アップできます!
<こんな方にオススメの記事です>
・Googleドキュメントで文字起こししたいけど、具体的にどうすればいいかわからない
・案件に追われて、時間がない…効率よく文字起こししたい
・Google ドキュメントの便利機能について詳しく知りたい
この部分では、パソコン(PC)・iPhone・Android別のGoogleドキュメントで自動的に文字起こしする方法をご説明。
1. まずGoogleドキュメントにアクセスします。Google画面左上の「Googleアプリ」をクリックして、「ドキュメント」をクリックします。
2. 新しいドキュメントを作成。「新しいドキュメントを作成」のカテゴリー好きなテンプレートをクリックしてからドキュメントを作成できますが、今回は「空白」で例として作成します。
3. 画面上部にある「ツール」を選択して、「音声入力」をクリックします。
4. 画面上にマイクのマークが表示されます。音声入力を開始したい場合は、こちらのマイクのマークをクリックします。
5. マークが赤になることは、現在自動的に文字起こししているという意味です。停止したい場合は、もう一度赤いマークをクリックしてから、停止できます。
次はiPhone(iOS)のアプリ版Googleドキュメントで自動的に文字起こしする方法。iPhoneでの機能はPCより少ないですが、メリットは持ち運びやすい、いつでもどこでも使えます。PCを使えない場合に、スマホでも簡単に文字起こしできます。
1. Googleドキュメントアプリを起動します。
2. 画面右下の「+」マークをタップします。
3. 「新しいドキュメント」をタップして、新しいドキュメントを作成します。
4. iOSキーボードの右下にあるマイクのマークをタップしてから、自動的にiPhoneマイクに収まられる音声を文字起こしすることが始まる。
5. 画面下部に波形が表示されると音声による入力ができることが表明されます。音声による文字起こしを終わりたい場合は、波形をタップしてください。
iPhoneと同じ、Androidのデバイスも便利でGoogleドキュメントに文字起こしができます。
このようにしますと確かにリアルタイムの文字起こしができますが、文字起こしの際キーボードを開くことが必要ですので、他の何もできません。ちょっと不便ですね。この問題を解決するために、Nottaという文字起こしツールがおすすめです。
文字起こしアプリNottaで、録音中に、最小化しても、キーボードを占有することなく、バックグラウンドで録音や文字起こしを行うことができます。
上記の方法は、デバイスのマイクを有効にすることで、進行中のセッションをリアルタイムにテキストに書き起こす方法です。 では、すでにウェブにある音声データを文字起こしすることはできるのでしょうか?
この部分でファイルを文字起こしする方法のご説明です。
まずはWindowsシステムのパソコンでの方法です。
実現可能ではありますが、手順はより複雑です。 また、スマホやMacBookでの直接文字起こしは困難です。 そのため、AI文字起こしツールを利用するのがよいでしょう。AI文字起こしツールNottaは、PC、iOS、Androidで利用できます。PC(windows、MacOSとも)の場合、Nottaはダウンロード不要で、ブラウザでNottaサイトを開くだけでライブや音声ファイルの文字起こしが可能です。
もちろん、iOSでもAndroidでもNottaをダウンロードすることで、リアルタイムテープ起こし、音声ファイルインポートして文字起こしができます。
ちなみに、ウェブページの音声から文字起こしをしたい場合は、NottaのNotta Chrome拡張機能を使うことで、より手早く行うことができます。 NottaChrome拡張機能を使えば、Webページ内から直接録音し、NottaのWebページやNotta Appで文字起こし結果を確認することができます。
音声だけでなく、Googleドキュメントで画像やPDFにある文字から文字起こしもできます。
1. まず文字がある画像・PDFをGoogleドライブにアップロードします。Googleドライブにアクセスして、左上にある「新規」をクリックし、出てきたメニューの中から「ファイルのアップロード」をクリックすることで、文字起こしをしたい画像・PDFをアップロードできます。
2. アップロードした画像・PDFを右クリックして、出たメニューにある「アプリで開く」、そして「Googleドキュメント」をクリックします。
3. そのことで、Googleドキュメントでアップロードした画像・PDFの文字を自動的に読み取ったり、文字起こしをしたりします。
Googleドキュメントでの文字起こしは簡単ですが、様々な問題が発生する可能性がありますので、ここで説明します。
Windows 10パソコンのウェブの動画・音声から文字起こしをしたい場合は、まずは「サウンド」コントロールパネルを開き「録音」タブを開くことが必要です。そこに「ステレオミキサー」という項目があるので、それを右クリックし「規定のデバイス」に設定します。
テープ起こしの際には、会話も音声データも、できるだけ雑音がなくクリアであることが重要です。騒がしい環境ではお互いの声がはっきり聞こえないように、AIも騒がしい環境では人の声を認識することができないのです。 雑音が多いと、AIの文字起こし結果は非常に不正確なものになります。
AIはほとんどの単語を認識できますが、まだ学習段階であるため、認識した単語が何らかの形で間違っていることは避けられないのです。 また、専門用語を認識するAIの能力は比較的に低いです。 そのため、より正確な文章を作成するために、文字起こし完了後の確認・修正は必要です。
Nottaには、間違えそうな単語や文章を自動的にハイライトするエラー修正機能が搭載されています。そのため、修正すべき言葉をより迅速に見つけることができます。
さらに、Nottaはカスタムコーパス機能も備えています。 必要な専門用語をあらかじめ設定しておくことで、テープ起こしの際に専門用語を間違って書き写す手間を軽減することができます。
音声による文字起こしは、議事録作成だけでなく、言葉を記録する必要があるあらゆる場面で大変役立てます。
ライターや記者にとって、文章力を高め、作品を完成させるために、アイデア・取材・インタビューなど、日常生活の中の様々な音声を記録するのは必要です。インタビューの後、録音したものを記録するために、聞き直したり、照合したりするのに多くの時間を必要とすることが多い。 GoogleドキュメントやNottaなどのテープ起こしツールを使えば、ジャーナリストやライターはテープ起こし作業の時間を大幅に短縮し、その時間を執筆に充てることができます。
学生にとって、コロナのせいで、以前より自宅での授業も多くなっています。 そのため、学生、特に留学生に大きな影響を与えています。 GoogleドキュメントとNottaを使えば、オンライン授業の内容を録音してすぐにテキスト化ことができ、後で聞き返すことも、メモをまとめることも簡単にできるようになります。