Android文字起こしアプリ

【徹底比較】無料のAndroid文字起こしアプリ10選!

会議や取材、人とのコミュニケーション時に、大事なことを聞き洩らしてしまったり、何を言っていたのか忘れてしまったりして困ってしまう場面は少なくありません。

特に、会議やミーティングを頻繁に行うサラリーマンの方や、毎日講義に参加する学生の方、仕事で取材を行うライターの方は、できるだけ話の内容を詳細に記録しておきたいと考えますよね。

そんな方のために、スマホ1台で人の声を自動で文字起こしする方法があります。

本記事では文字起こしの概要からAndroid標準搭載の文字起こし機能、文字起こしアプリの選定ポイント、おすすめAndroid向け文字起こしアプリ10選などをご紹介いたします。

効率的に議事録を作成したい、間違った書類を作成してしまうリスクを低減したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

文字起こしとは

「文字起こし」とは、基本的には”文字に書き起こす”ことを指しており、主にICレコーダーなどで録音された音声をテキスト化する際に使われます。

また、広義の意味では紙に記載された文章を、PCなどのデジタル上に書き起こす際にも使われることがしばしばあります。

「文字起こし」を業務として行う際には、「要約」や「タイムコード入力」、「ケバ取り」なども行う可能性があるため、使用されるシーンによって若干意味合いが変わってくる点には注意が必要です。

文字起こしの活用シーン

文字を書き起こすことを意味する文字起こしですが、どのような場面で活用できるのでしょうか?

以下で文字起こしの主な活用シーンをご紹介します。

  • 会議・打ち合わせ

会議や打ち合わせでは、誰が何を言ったのか、どのような内容の議論を行ったのかを記録・共有するために議事録を作成します。

一般的には会議中にメモをとったりして、会話の内容を記憶しておき議事録を作成しますが、会議内容を録音して文字起こしすればスピーディーかつ正確な議事録が作成できます。

  • 講義・講演

講義や講演では新たな知識や価値観をインプットできる重要な場ですが、すべての内容を一度でインプットするのは難しく、何を言ったのか聞き取れない場面が出てくる可能性があります。

しかし、文字起こしを活用すれば、あとから何度でも講義・講演の内容を聞き返すことができ、聞き取れなかった内容もテキストで確認できるのです。

  • 学習

日本語以外の言語を習得しようと思っても、うまく聞き取れずに挫折してしまう方もいらっしゃいます。

しかし、リスニングだけではなく、テキストでも確認できれば効率的に学習ができます。

日本語以外の言語の単語や文法もしっかりと自分のペースで確認できるため、文字起こしは学習にも最適といえます。

  • インタビュー

インタビューでは、質問者と回答者の会話を記事にする必要がありますが、インタビュー後に会話の音声を何時間も確認して、必要な箇所をまとめ上げるのは非常に時間がかかります。

しかし、文字起こしを活用すれば質問者と回答者の会話内容がすべてテキストとして表示されるため、会話の音声を何時間も確認する手間が省け、業務の大幅な効率化が期待できます。

Android標準搭載の文字起こし機能

Android端末をご利用の方は、標準機能として「自動文字起こし機能」が搭載されています。

ここからは、Android標準搭載の文字起こし機能を利用する手順についてご紹介していきます。

  1. 本体右側の音量ボタンを押します。

  2. 音量コントロールの下にある自動字幕起こしアイコンをタップすると、自動文字起こし機能がオンになります。

Android標準搭載の文字起こし機能

引用元:Android公式サイト_Android スマホの音声文字変換や自動字幕起こし、音検知通知、音声増幅の機能と使い方

本機能はAndroid 10 以降、もしくは Google Pixel 6 以降のみに標準搭載されている機能ですので、利用前に自身の端末のバージョンや機種を把握しておきましょう。

また、音量ボタンで自動字幕起こしのアイコンが表示されなかった場合は、設定から「音とバイブレーション」→「自動字幕起こし」をタップし、「自動字幕起こしを使用する」ボタンをタップすることで有効化できます。

文字起こしアプリの選定ポイント

スマホで文字起こしを行う際には、アプリの導入が必要となりますが、現在非常に多くの文字起こしアプリがリリースされています。

そんな中で、どのようなポイントに注目してアプリを選定すればよいのかを解説していきます。

  • 利用料金

利用するアプリによって、利用料金や料金形態は異なります。

自分のお財布と相談して、どれくらいの金額であれば利用可能であるかを決めておくべきです。

もしくは、週に一回ほどの講義で利用したい場合はコスパの良い低価格なアプリ、業務で毎日利用するのであれば優れた性能の高価格なアプリなど、利用シーンに合わせて価格を検討するのも良いでしょう。

  • 対応言語

文字起こしアプリの選定を行うにあたり、対応言語も重要となるケースがあります。

たとえば、英語の講義で使用する場合や、会議で英語やフランス語を使用する方がいる場合は、それらの言語に対応していなければ文字起こしができません。

自分が文字起こしを行う環境では、どのような言語が使用される可能性があるのかを考えておくことが重要です。

  • 機能

利用シーンに応じて、備わっていてほしい機能が搭載されているかどうかも選定ポイントのひとつです。

たとえば、文字起こしアプリには、喋っている人の声を聞き分ける機能が搭載されている場合があります。

これは、複数人が喋る会議などでは非常に有効な機能ですが、一人の方のみを対象として取材を行うライターなどにはあまり効果的でない機能といえますよね。

このように、利用シーンを考慮して、必要な機能を事前に洗い出しておくとアプリを選定しやすくなるので、アプリの導入時にはしっかりと機能も確認しておくべきです

【比較表】おすすめAndroid向け文字起こしアプリ10選

LINE CLOVA Note

LINE CLOVA Note

・概要

LINE CLOVA Noteは『「あの時はこう言ってたよね?」がなくなる世界へ。』をコンセプトとして開発された、自動文字起こしアプリです。

そのコンセプト通り、重要な箇所は見逃さないようにする機能が豊富に搭載されており、自動文字起こしアプリとしては、非常に利便性が高いといえます。

2022年12月現在、オープンベータ期間中となっているため、今後どのように進化していくかが期待できますね。

・料金プラン

無料

※LINE CLOVA Noteのオープンベータ期間中は無料ですが、今後は有料となる可能性があります。

・主な機能

  1. 話している人を区別した自動文字起こしが可能

  2. 録音中に重要だと思った箇所にブックマーク可能

  3. メモした単語はより正確に認識

・対応言語

日本語/英語/韓国語

・残念な点

何度もログイン確認が必要となってしまい、手間がかかってしまう。

・良い点

デザインがシンプルで、文字起こしされたテキストの編集やエクスポートが直感的にできる。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「かなり精度が高く、無料で利用できる自動文字起こしツールの中では性能はトップクラス」との口コミが記載されております。

2022年12月時点のGoogle Play評価は★4.3となっており、一部ログイン時の不具合による批評も見受けられましたが、基本的にはポジティブな意見が多く見受けられました。

・こんな方におすすめ

まずは無料で自動文字起こしを体験してみたい方

複数の人がいる環境で自動文字起こしを使いたい方

参照1:「LINE CLOVA Note」Google Playストアページ

参照2:「LINE CLOVA Note」公式ホームページ

Notta

Notta

・概要

Nottaは、58もの言語に対応したAIによる自動文字起こしアプリです。

「音声データの文字起こし機能」「リアルタイムでの文字起こし機能」のどちらでも高品質な文字起こしができ、議事録を作成する手間を省けたり、取材記事にかかる時間を大幅に削減できます。

セキュリティ面では、SSLといった暗号化技術や、GDPR、APPI、CCPAといったデータ保護に関する規則、法律に則って開発されているため、業務で利用する場合でも安全に利用できます。

また、YoutubeなどのWebページ上の音声も文字起こしができるので、幅広いシーンでの利用が可能です。

・料金プラン

無料会員:無料

プレミアム会員:2000円 /月

ビジネスプラン:8,280円 /月

エンタープライズ:お問い合わせ

・主な機能

自動文字起こしされたテキストデータの編集・共有

音声や動画ファイルのインポートが可能

リアルタイムで複数の発言者を自動で認識可能

・対応言語

日本語や英語など全部で58種類もの言語に対応

※詳細は「Nottaヘルプセンター」をご確認下さい。

・残念な点

無料会員の場合は、録音時は最初の3分間、音声ファイルインポート時には最初の5分間しかテキストの閲覧ができない。

・良い点

リアルタイムに文字起こしができるので、業務の効率化につなげることができる。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「打ち合わせや議事録の作成が正確になった!話者を識別できるようになり、精度も少し上がった印象があります。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★4.4となっており、最新のAIによる音声認識精度が高く、使いやすい!とポジティブな意見が多く見受けられました。

・こんな方におすすめ

会議に集中しつつ、議事録を綺麗に作成したい方

強固なセキュリティと豊富な実績のある文字起こしアプリを利用したい方

参照1:「Notta」Google Playストアページ

参照2:「Notta」公式ホームページ

Otter

Otter

・概要

Otterは、英語の会話をリアルタイムで文字起こしすることに特化した自動文字起こしアプリです。

また、録音中に写真を撮影して、撮影した瞬間の録音内容と関連付けることができます。

マルチデバイスに対応しているため、スマホで録音しながらPCの画面で確認するといった使い方もでき、アイデア次第では非常に効果的に利用が可能です。

毎月600分まで無料で利用できるため、まずはさまざまなシーンで利用し、精度や操作感を確認しておくことをおすすめします。

・料金プラン

無料プラン:無料

Premiumプラン:9.99ドル /月

・主な機能

声紋を判別し、複数の話者を聞き分けることが可能

マルチデバイス対応

再生中の単語がハイライトされるため、テキストのどこを再生しているかが瞬時に把握できる

・対応言語

英語のみ

・残念な点

英語しか対応していないため、日本語での文字起こしをしたい方にとっては不便。

・良い点

自動文字起こしの際に、うまく聞き取れなかった場合でも前後の文脈から判断して文字起こしをしてくれるため、精度が非常に高い。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「オンライン英会話レッスンで使用しています。 ちゃんと聞き取れないときでも、Otterで変換されていく文字をヒントに会話を続けることができます。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★4.6となっており、ポジティブな意見が多く見受けられました。

ただ、ユーザーレビューに対する運営チームの回答がすべて英語のため、一旦翻訳しなければ確認できない点には注意が必要です。

・こんな方におすすめ

英語を頻繁に利用する方

Android以外のデバイスでも文字起こしをしたい方

参照1:「Otter」Google Playストアページ

参照2:「Otter」公式ホームページ

Speechnotes

Speechnotes

・概要

Speechnotesは、Googleの音声入力システムを利用して文字起こしを実現している、自動文字起こしアプリです。

そのため、Googleのサーバー上で音声がテキストに変換されるため、インターネット環境は必須となりますが、非常に高精度である点が最大の魅力です。

他のアプリと比較して、最も精度が高いと言っても過言ではありません。

他の自動文字起こしアプリで誤変換にお悩みの方はSpeechnotesがおすすめです。

・料金プラン

無料

・主な機能

Googleの音声入力システムを利用した文字起こし機能

文字起こししたテキストをGmailやLINEで送信可能

Googleドライブと連携し、文字起こししたテキストをドライブ内に保存可能

・対応言語

日本語や英語、韓国語や中国語など全部で13種類もの言語に対応

・残念な点

日本語の句読点に対応していないため、文章を区切ることができない。

・良い点

Googleの音声入力システムを利用して文字起こしを行っているため、抜群に精度が高いそうに見えます。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「他のアプリケーションでは上手く文章にされなかったけれど、比較した場合こちらのアプリケーションがもっとも優れていました。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★3.7となっており、操作性が悪い、解約方法がわからないといった意見が評価を下げていますが、精度が高く、手放せなくなったとの意見も見受けられ、基本的には高評価となっています。

・こんな方におすすめ

とにかく精度の高い文字起こしアプリを利用したい方

LINEなどのやり取りに、文字起こしを利用したい方

参照:「Speechnotes」Google Playストアページ

AutoMemo

AutoMemo

・概要

AutoMemoは、ソースネクスト株式会社が提供する、直感的な操作で利用可能な自動文字起こしアプリです。

シンプルなデザインと操作性に加え、音声ファイル形式は「mp3」をはじめとした8種類の音声形式、動画ファイルであれば「mp4」をはじめとした6種類の動画形式に対応しているため、幅広いシーンでの活用が期待できます。

また、自然な位置に「、」や「。」といった句読点が入るため、文字起こし後のテキストが読みやすく、取材などでは特に重宝する文字起こしアプリです。

・料金プラン

お試しプラン:無料

月額プラン:980円 /月

・主な機能

音声を文字起こししたテキスト内で検索可能

OneDrive、Google Drive、Dropboxなどのクラウドと連携可能

誤ってデータの削除をしてしまうリスクを回避できる「お気に入り登録」機能搭載

・対応言語

日本語や英語、中国語など全部で72種類もの言語に対応

・残念な点

1度に複数の言語での文字起こしに対応していないため、利用シーンを選ぶ可能性がある。

・良い点

1時間もの音声ファイルも、たった20分で文字起こしできるため、お手軽に利用できる。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「変換率はまだまだ未完成感はあるものの、話の全容や視覚化された文字による把握にはとても助けてもらっています。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★4.0となっており、有料プランの解約の仕方がわからない、といったネガティブな口コミがいくつか見受けられましたが、操作性が良く使いやすいといった口コミが多く、全体的に高評価となっておりました。

・こんな方におすすめ

さまざまなファイル形式を利用しての文字起こしを検討している方

文字起こしツールの利用に時間をかけたくない方

参照1:「AutoMemo」Google Playストアページ

参照2:「AutoMemo」公式ホームページ

耳の遠くなった方と会話する為の音声入力で大きな文字を表示するだけのアプリ

耳の遠くなった方と会話する為の音声入力で大きな文字を表示するだけのアプリ

・概要

耳の遠くなった方と会話する為の音声入力で大きな文字を表示するだけのアプリは、聴覚が正常に機能しなくなってしまった方に向けてメッセージを伝えることに特化した自動文字起こしアプリです。

小さい音もしっかり拾い、大きな文字で返してくれるため、聴覚障がい者の方に配慮して開発されたアプリといえます。

また、余計な機能は一切ないため、初めてでも戸惑うことなく利用することができます。

・料金プラン

無料

・主な機能

大きな文字で音声をテキスト化

ワンプッシュで録音から文字起こしまで可能

精度の高い文字起こしが可能

・対応言語

日本語/英語

・残念な点

長文での文字起こしができないため、会議や講義、取材などには不向き。

・良い点

耳が遠くなってしまった方に対して、大きな声を出さなくても円滑なコミュニケーションが可能。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「このアプリは単語の途中でも変換を変更して正しい言葉にしてくれます。字も大きくて見やすいです。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★4.3となっており、機能の追加要望が多数見受けられました。

また、精度が高くて使いやすいといった意見から聴覚障がい者や高齢者とコミュニケーションが可能になったことに対する感謝の言葉が多い印象を持ちました。

・こんな方におすすめ

聴覚が正常に機能しなくなってしまった方とのやり取りで、自動文字起こしアプリの導入を検討している方

シンプルで余計な機能がない自動文字起こしアプリを利用したい方

参照:「耳の遠くなった方と会話する為の音声入力で大きな文字を表示するだけのアプリ」Google Playストアページ

テキストスキャナーOCR日本語対応

テキストスキャナーOCR日本語対応

・概要

テキストスキャナーは、OCR機能により画像から文字を読み取り、簡単に文字起こしができるアプリです。

雑誌やパンフレットに書かれたURLや電話番号、住所などをスマホで入力する手間が省け、日常の無駄な時間の短縮につながります。

また、直感的に操作可能なデザインとなっているため、アプリをダウンロードした日から戸惑うことなく利用することができます。

・料金プラン

無料版:無料

プレミアムエディション:1800円

・主な機能

画像から文字起こし可能な「OCR機能」搭載

文字起こし後にテキスト編集可能

文字起こししたテキストデータを読み上げることが可能

・対応言語

日本語や英語など全部で50種類以上もの言語に対応

・残念な点

写真の文字の写り方によって精度が大きく変わってしまうため、写真の撮り方には工夫が必要。

・良い点

手書き文字の認識もでき、テキスト形式の他にPDF形式でも保存できるため利便性が高い。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「素晴らしいアプリ! 簡単にできるOCR方法を試し続けてこのアプリに出会いました。操作は簡単だし、テキスト化は正確だし言うことありません。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★4.5となっており、正確に素早く文字起こしができるなどのポジティブな口コミが目立ちました。

・こんな方におすすめ

業務や日常を効率化するために自動文字起こしアプリの導入を検討している方

雑誌やパンフレット、新聞に記載されてある情報から調べ物をする機会が多い方

参照:「テキストスキャナー」Google Playストアページ

話す翻訳機

話す翻訳機

・概要

話す翻訳機は、言語の翻訳に特化した自動文字起こしアプリです。

非常に高速で精度の高い文字起こしに加え、100ヶ国以上もの言語に対応しており、グローバルコミュニケーションを行う場面ではとても役に立ちます。

また、アプリ内のテーマを変更できたり、よく使うフレーズの登録もできたりするのでカスタマイズ性にも優れています。

・料金プラン

無料版:無料

有料版:3990円

・主な機能

音声の入力と文字起こし結果の出力が1つの画面内で同時に行われる「共有ビュー機能」搭載

1秒以内での高速な文字起こしや翻訳が可能

アプリ実行せずに通知バーから翻訳が可能

・対応言語

日本語や英語など全部で100種類以上もの言語に対応

・残念な点

翻訳に特化しているため、会議などでの議事録の作成には不向き。

・良い点

共有ビュー機能が搭載されていたり、通知バーから素早く翻訳が可能であったりと、実際に利用するときにどうなっていてほしいかまで考えて開発されているため、実用性が高い。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「翻訳アプリは初めて使いました。とても使いやすいですね!時々長過ぎたり似た発音の誤訳が出たりしますが、許容範囲だと思います。」との口コミが記載されております。

2022年12月時点のGoogle Play評価は★4.3となっており、旅行や勉強に非常に役に立つなどのポジティブな口コミが多く見受けられました。

・こんな方におすすめ

外国の方と交流する機会が多い方

外国語の勉強ために自動文字起こしアプリの導入を検討されている方

参照:「話す翻訳機」Google Playストアページ

音声文字変換&音検知通知

音声文字変換&音検知通知

・概要

「音声文字変換&音検知通知」は、毎日の会話や生活の円滑なサポートを目的として開発された自動文字起こしアプリです。

高精度な文字起こし機能で、聴覚に障がいをお持ちの方でも問題なくコミュニケーションができます。

また、音検知通知機能で「煙警報、サイレン、赤ちゃんの声」などの異常音を検知してスマホに通知を送信できるので、異常に気付けず取り返しのつかない事態となってしまうリスクを回避できます。

・料金プラン

無料

・主な機能

「リアルタイム文字起こし機能」搭載

「音検知通知機能」搭載

12時間前まで周囲の出来事を遡れる「タイムラインビュー機能」搭載

・対応言語

日本語、英語をはじめとした80以上の言語

・残念な点

自動文字起こしされたテキストは3日間しか残らないため、3日以上前に文字起こししたテキストは確認できない。

・良い点

米国初の聴覚障がい者のための大学であるギャローデット大学と共同で開発しているため、自動文字起こし機能以外にも便利な機能が豊富で、配慮が行き届いている。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「文章の自動変換や誤字も少なく大変重宝しています。」「食事をしながら会話を楽しめた事に感動しました。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★3.4となっており、聴覚に障がいをお持ちの方やサポートを行う方にとって便利で使いやすいとの評価が見られました。

・こんな方におすすめ

聴覚に障がいをお持ちの方やサポートを行う方

安心して毎日を暮らしたいと考えている方

参照:「音声文字変換&音検知通知」Google Playストアページ

AI GIJIROKU-議事録や文字起こしはAIの音声録音で

AI GIJIROKU

・概要

「AI GIJIROKU-議事録や文字起こしはAIの音声録音で」は、ビジネスシーンでの文字起こしに特化した自動文字起こしアプリです。

長時間の会議や打ち合わせでも問題なく文字起こしができ、ZOOMやteams、slackやchat workなどのビジネスツールと連携してデータを素早く簡単に共有できます。

また、アプリ版のほかにWeb版も用意されているので、出社時と外出時で使い分けることができます。

・料金プラン

フリープラン:無料

パーソナルプラン:1,500円 /月

・主な機能

ビジネスシーンに特化した「自動文字起こし機能」搭載

議事録を作成後、アプリ内で「ノート」を作成し、情報共有が可能

強力な「キーワード検索機能」搭載

・対応言語

日本語、英語をはじめとした30の言語

・残念な点

無料のフリープランはテキストの閲覧しかできないため、文字起こしを行う際には有料のパーソナルプランへの加入が必須。

・良い点

最新のAIによる高精度な文字起こしができ、多くのビジネスツールと連携ができるため業務の効率化が期待できる。

・Google Playストアでの口コミや評判

Google Playストアでは「操作に慣れるまに時間がかかりましたが、おかげで綺麗にまとまった議事録を作れるようになりました。」との口コミが記載されております。

2023年5月時点のGoogle Play評価は★4.4となっており、期待以上の文字起こし精度で業務の効率化に役立った!などのポジティブな口コミが多く見受けられました。

・こんな方におすすめ

文字起こしで業務の効率化を行いたいと考えている方

多くのビジネスツールを導入済みの方

参照:「AI GIJIROKU-議事録や文字起こしはAIの音声録音で」Google Playストアページ

Notta文字起こしアプリの使い方を画像付きで解説

ここからは、AIによる高精度文字起こしアプリのNottaのアプリの使い方について、画像付きで詳しく解説していきます。

「そもそもNottaってなに?」「実際にNotta使用している人の評判や口コミを知りたい」という方は「Nottaの評判・口コミを徹底解説!文字起こしを活用するメリットや料金比較も」をご覧ください。

①リアルタイム文字起こし

Nottaアプリを使用して、リアルタイム文字起こしを行う方法は以下の通りです。

  1. Nottaアプリを起動して「+」ボタンをタップする。

「+」ボタン

2.「録音開始」ボタンをタップする。

録音中は、音声を入力することで文字起こしができます。

「録音開始」ボタンをタップ


3.音声の入力が完了したら「録音停止」ボタンをタップする。

「録音停止」ボタンをタップ

4.出力ファイルのタイトルを入力後「完了」ボタンをタップする。

「完了」ボタンをタップ

5.入力したタイトルでファイルが作成され、いつでも確認ができます。

入力したタイトル

②音声ファイル文字起こし

Nottaアプリを使用して、音声ファイル文字起こしを行う方法は以下の通りです。

  1. Nottaアプリを起動して「+」ボタンをタップする。

「+」ボタンをタップ

2.「インポート」ボタンをタップする。

「インポート」ボタン

3.「ファイルからインポート」ボタンをタップする。

ファイルからインポート

4.選択した音声ファイル名でファイルが作成され、いつでも確認ができます。

ファイルが作成され

③Notta Bot

NottaアプリからNotta Botを利用して、文字起こしを行う方法は以下の通りです。

  1. Nottaアプリを起動して「+」ボタンをタップする。

Android文字起こしアプリ


2.「Web会議の文字起こし」ボタンをタップする。

Web会議の文字起こし

3.Web会議のURLを入力後「文字起こしする」ボタンをタップする。

文字起こしするボタン

4.会議に参加要請が出され、待機中となります。

Android文字起こしアプリ

5.会議が完了したら、参加した会議アプリによってファイル名が決まり、出力されます。

参加した会議アプリ

以上がNotta文字起こしアプリの使い方手順です。

Nottaはスマホで利用できるアプリ版だけではなく、PCでも利用できるWeb版もご用意しています。

PCで文字起こしをしたいという方は「【2023版】パソコンで文字起こし!Nottaの使い方を画像付きで解説!」をご覧ください。

文字起こしアプリを使うメリットとデメリット

文字起こしアプリは、業務や日常生活でとても役に立ち便利なアプリですが、使い方によっては不便になってしまう可能性もあります。

ここからは、文字起こしアプリのメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

・作業を効率化できる

今まで手作業で議事録作成をしていたり、取材記事をまとめたりしている場合は、文字起こしアプリを利用することで、手で書き起こす手間がなくなり、時間を有効活用できます。

また、翻訳機能が備わっているものもあるため、言語を調べて文脈から判断し、意味が通る言葉にする、といった手間を省くこともできます。

・ミスを防ぐことができる

議事録を作成する際に、発言を聞き間違えた状態で記載してしまったり、少し省略して記載してしまったりした場合、あとで見返したときに異なる意味で内容が捉えられてしまい、業務のミスにつながってしまいます。

しかし、文字起こしアプリを使用すれば、発言内容をほぼそのまま記録できるため、認識齟齬によるミスを防げます。

・議事録・取材資料の共有の簡易化が可能

文字起こしアプリを使用して文字起こししたテキストデータは、印刷したり、コピーしてチャットツールに張り付けて送信したりして、簡単かつ迅速に共有ができます。

そのため、大人数での作業であればあるほど、文字起こしアプリを効果的に活用できるといえます。

デメリット

・完璧な精度での文字起こしはできない

現状、どんなに高精度なアプリでも、絶対に文字起こしした言葉が合っているかの保証はありません。

なので、アプリで文字起こしした場合は、必ず人の目で確認する作業が必要となってしまう点には注意が必要です。

・静かな環境でしか文字起こしができない

文字起こしアプリは、雑音などの環境音が入ってしまうと著しく精度が下がってしまいます。

そのため、文字起こしアプリを使用する際には、外などの騒がしい場所ではなく、自宅や会議室で使用することをおすすめします。

よくあるご質問

文字起こしアプリに関して、よくあるご質問を以下でまとめました。

Androidに文字起こし機能は搭載されていますか?

あります。一部のAndoroid端末ではアプリを使用せずに文字起こしを行うことができます。

操作などの詳細は「Androidのユーザー補助機能 ヘルプ」ページをご覧ください。

Androidの文字起こしアプリはどんなものがありますか?


おすすめAndroid文字起こしアプリは下記の通りです。

【Android向け】

  1. 音声メモ - アイデアや思考の迅速なエントリ

  2. Edivoice - 音声入力で手軽に文章作成 マッシュルーム対応

  3. Telop(テロップ) 会話が見えるAIトークアプリ

  4. AutoMemo (オートメモ)

  5. 音声をテキストに変換する - Speechy Lite

文字起こしアプリはいくらかかりますか?

利用するアプリ、サービスによって異なりますが、文字起こしの相場によりますと、1分あたりの相場は200円前後と言われています。しかし、Notta文字起こしアプリ1分あたりの文字起こし料金はわずか1.1円となります(月額2,000円、30時間の文字起こし時間)

文字起こしは1時間で何文字できますか?

1時間のインタビューなら8,000から12,000文字程度と言われています。出典:https://www.aspicjapan.org/asu/article/5477

まとめ

本記事では、文字起こしの概要から、おすすめAndroid向け文字起こしアプリを10種類、文字起こしアプリNottaの使い方を解説してきました。

日常や業務で文字起こしアプリを取り入れることで、時間を有効に使うことができ、本来時間がなくてできなかったことも、できるようになります。

また、書き間違いや作業漏れなどのリスクを回避できる場合があるので、自分の評価の向上も期待できます。

少しでも気になった文字起こしアプリがあれば、導入してみましょう!

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