テープ起こし業者

テープ起こし(文字起こし)のおすすめ業者は?費用相場や選び方のコツ

テープ起こしとは?

テープ起こしとは、会議や講演などで録音された音声を聞きとり、文字として書き出す作業のことをいいます。テープ起こしの他に、「文字起こし」や「テキスト化」などと呼ばれることもあります。

昔は録音機器としてカセットテープとテープレコーダーを用いていたため「テープ起こし」と呼ばれていましたが、現在ではICレコーダーやスマートフォン、パソコンで録音するため「文字起こし」と呼ばれることが多いです。

テープ起こしを利用する目的

テープ起こしを利用する目的は、その背景によってさまざまです。例えば、

  • 会議・・・議事録、資料作成

  • 講演・・・資料作成

  • インタビュー・・・字幕、雑誌や新聞への掲載など

  • YouTube動画・・・字幕、ブログなど別媒体へ掲載のため

などが考えられます。

 テープ起こしを行って活用する事例は多々ありますが、「音声を文字化する必要がある」という点においてはすべて共通しています。

テープ起こしを活用するメリット

音声を文字化することによって得られるメリットはたくさんあります。

  • テキストにすることで見える化される

  • 必要な箇所のみ抜粋、検索ができる

  • 内容の復習、確認ができる

  • 音声データや動画データに比べて、保存容量を削減できる

音声を聞き返して内容をさかのぼる場合は時間がかかりますが、テキスト化されていれば瞬時に知りたい情報を取得できます。

 

文字起こしアプリでテープ起こし作業を完成できる?

文字起こしアプリを使ってのテープ起こしは、コストパフォーマンスが高いです。外注に依頼する際と比べて多少の手直しが必要なため、自動で作業完成までは難しいですが、時間と費用を押さえたい場合はおすすめのツールです。AI自動音声起こしツールのNottaなら、タグ付けなどの編集機能も豊富で文字起こしの精度も高いです。

 音声がそのまま文字になるNottaアプリの紹介ページ

会話を句読点も自動的に入れてテキスト化

Nottaは日本語に特化した国内最先端AI音声文字起こしツールです。

Notta文字起こし
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テープ起こしの費用相場【見積もり方法別】

テープ起こしを外注に依頼する場合の費用相場は以下の通りです。

録音時間で見積もる場合

録音時間で見積りをとる場合は1分あたり100円~300円が相場です。 

時間 1分あたり200円とした場合の金額
1時間 12,000円
3時間 36,000円

文字数で見積もる場合

文字数で見積りをとる場合は1文字あたり1円が相場です。1分間で話す文字数は、およそ300文字と言われています。それ以上話すと早口で聞き取りづらくなります。

時間 1分あたり200円とした場合の金額
1時間 18,000円
3時間 54,000円

仕上げ方法による費用の違い

テープ起こしには仕上げ方法によって金額が変わることがあります。

タイプ 内容 料金
素起こし 「あー」や「ええと」等の会話に不要な語句を取り除く方法。一般的な方法はこちらになります。 標準
素起こし ケバも含めて、すべてを書き出す方法です。 2割増し程度
製文 用途に合わせて文章を整える方法です。例えば、「です・ます調」にしたり、表記を指定されたものに揃えたりする方法です。 2割増し程度

音声内容による費用の違い

テープ起こしする音声の内容によっても費用が異なります。例えば、英語であったり専門用語であったりで加算されることがあります。

タイプ 料金
英語 通常の1.5~2割増し程度
専門用語 1割~2割増し程度

納期による費用の違い

テープ起こしは納期によって費用が異なる業者が殆どです。勿論急ぎになればなるほど費用は高くつきます。

納期 中2日~を通常料金とした場合
中6日~ 1割~2割引き程度
中2日~ 通常料金
中1日~ 1.5~2割増し程度
翌日 2~2.5割増し程度
24時間以内 2.5~3割増し程度

 追加料金が必要になる場合

その他にも追加料金が必要となる場合もあります。例えば、

  • 印刷して納品が必要な場合

  • 聞き取りが難しい音質の場合

  • 英語の翻訳が必要な場合

などが考えられます。

文字起こし・テープ起こしの見積もり項目

実際に文字起こし・テープ起こしを依頼する際は、必要となる情報をあらかじめ準備しておきましょう。

テープの長さとデータ媒体の形式

テープ、音声データ、動画データなど文字起こしが必要となるデータの長さを調べておきます。また、データが何の形式なのかもあわせて把握しておきます。(例えばカセットテープ、.mp3、.mp4など)

希望納期

希望納期のデットラインを決めておきます。翌日必ず欲しいデータなのか、1週間後でもよいデータなのか、それによって見積り金額も変動します。

仕上げ方法

仕上げ方法は下記3つの中から選びます。

ケバ取り:不要な語句を取り除く方法
素起こし:ケバも含めて、すべてを書き出す方法
製文:用途に合わせて文章を整える方法

納品方法

納品方法は、

  • データで送付(メールやクラウド共有など)

  • データを媒体で送付(CDやUSBなど)

  • 印刷して紙媒体で送付

から選択しましょう。

 

テープ起こしを依頼する際の会社の選び方

テープ起こしを行う業者はたくさんありますが、その中でも3社を比較しました。料金やオプション等の違いから、目的にあった業者を選ぶことをおすすめします。

アスカ21【株式会社アスカ21】

1文字1円の価格設定なので、無音時間に料金が発生することがありません。

アスカ21【株式会社アスカ21】:

料金の算出方法 1文字1円
オプションサービス(別途) 動画変換
特急納品
反訳書
CD,DVD納品など
印刷納品
支払方法 納品後7日以内に請求書発行、その後支払い
納品までのスピード 最短平日18:00までの依頼で中1日納品
※特急オプションで通常より短縮可能
専門性 弁護士協同組合の特約店となっているため、裁判資料などのテープ起こしにも特化している
セキュリティ アスカ21所定の「秘密保持誓約書」または、依頼主が用意した「秘密保持誓約書」をかわす

VoXT FULL【株式会社アドバンスト・メディア】

VoXTは、不特定話者対応でクラウドサービスの為認証エンジンが日々進化します。テープ起こしの業者ではありますが、MDやカセットテープは非対応です。

VoXT FULL【株式会社アドバンスト・メディア】:

料金の算出方法 通常価格:1分275円(税込み)
オプションサービス(別途) タイムコード
発信者の名前特定、入力
支払方法 請求書(法人のみ)
クレジットカード決済
納品までのスピード 特急(要予約)で翌営業日以内に納品
専門性 専門分野に応じた音声認識システムを保有
セキュリティ 利用規約での明記のみ
依頼主が用意したセキュリティチェックシートに記載することは不可

東京反訳【東京反訳株式会社】

東京反訳はさまざまな分野に対応可能な専門性と、英語以外の多言語にも対応しています。また、出張作業プランでは依頼主のところへ訪問し、社外に出せないデータの文字起こしも行います。

東京反訳【東京反訳株式会社】:

料金の算出方法 通常価格:1分286円
オプションサービス(別途) 会話分析(沈黙や言葉の重みなど)
英語、多言語書き起こし、翻訳
セキュリティルームプラン
出張作業プラン
動画字幕作成
データ入力、スキャン
原稿作成、編集、出版
支払方法 請求書送付後、振り込み・ペイパルでの支払
納品までのスピード 12:00までの受付で当日納品
※日本語テープ起こし1時間の場合
専門性 医療医学テープ起こし、裁判法定用テープ起こし、AI学習用(音声認識開発、研究者向け)など専門性に優れています
セキュリティ 秘密保持契約(NDA)の送付、または依頼主が用意したひな形に記載

正確なテープ起こしを依頼するコツ

正確なテープ起こしを得るためには、依頼者側も気を付ける点があります。

用語集を準備する

専門的な用語を多く使う音声データの場合は、あらかじめ用語集を用意しておくと、テキスト化する際にミスが減りスムーズに進みます。

特定の業界に深く関係する内容は専門家に依頼する

医療医学や裁判法定用のテープ起こしなど、特定の業界に関わる内容の場合は、その分野を専門として取り扱っている業者に依頼しましょう。専門家に依頼すれば、秘密保持などのセキュリティ面でも対応が変わってきます。

ケバ取り・整文の有無の指定

不要な語句を取り除く「ケバ取り」の有無や、用途に合わせて文章を整える「整分」の有無など、あらかじめ指定しておきます。対応していない業者もありますので、そこも踏まえて業者を選定します。

聞き取りやすい音源を用意する

可能な限り音質の良い聞き取りやすいデータを用意します。録音する際にマイクを利用したり、雑音が入りづらいようにするなど工夫を心がけましょう。万が一、音声データの音質が悪い場合でもオプション料金などで取り扱ってくれる業者もあります。見積りの際に問い合わせてみましょう。

音声が不明瞭な部分はお互いに事前確認

早口や音質の問題、声の大きさ、専門用語など、どうしても不明瞭な部分はお互いに事前確認するように心がけましょう。例えば、依頼を出す前に「〇〇分〇〇秒の個所ですが、少し声が遠くて聞き取りづらいですが〇〇〇と言っています」などと、事前に連絡しておけばテープ起こしを行う側も、何度も聞き返すなど無駄な時間を省くことができます。

 

テープ起こしを依頼する方法

テープ起こしを行う方法は3パターンあります。

事業者に依頼方法

ひとつは今回の記事でもご紹介した、テープ起こし専門の業者へ依頼する方法です。割増料金を払えば納期を早めることができ、専門用語などにも対応してくれる場合が多いので、品質が高いテープ起こしが期待出来ます。

信頼できる個人事業主を探す方法

企業でなくとも、個人でテープ起こしを請け負っているかたもいらっしゃいます。クラウドソーシングやココナラなどのサービスを通したり、紹介や宣伝から出会ったりと知り合うきっかけは様々です。個人事業主の方に依頼する場合は、セキュリティやクオリティ面など信頼できる関係を築くことが大切です。

アプリやソフトを使って自分で行う方法

機密情報のため外注に出せない・コストを抑えたい場合などは「AI自動翻訳サービス」のアプリやソフトを使って自力でテープ起こしを行う事も可能です。Nottaの場合は、多数の言語にも対応していて、精度も高くスピードも早いのでおすすめです。

まとめ

一言で「テープ起こし業者」といっても、見積もり方法や納品方法、得意分野などは多種多様です。

どの業者を選べばコスパが良いのかは、テープ起こししたいデータや理由によって異なります。

  • なんの目的で?

  • どれだけの長さを?

  • どの程度のクオリティが必要か?

  • 予算はいくらか?

テープ起こしを業者に依頼する前に、下調べを行ってから目的にあった業者を選びましょう。

Notta:音声文字変換

会話を句読点も自動的に入れてテキスト化

Nottaが選ばれる理由は?

①人手による時間と人件費が大幅に削減。月額2000円ぐらいで30時間の録音をテキスト化(一括年払いの場合はさらにお得!1ヶ月あたりの費用はわずか1183円ぐらい。)

②日本語に特化した最先端AI音声認識技術。英語、スペイン語、中国語にも対応。

③wav、mp3、m4a、caf、aiff、avi、rmvb、flv、mp4、mov、wmv、多様な音声・動画ファイル形式に対応する。

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