YouTube動画で字幕を表示する方法とは?自動字幕・翻訳機能も紹介!
「YouTube動画に字幕はつけられるの?」
「また字幕に表示した言語を別の外国語に翻訳できるの?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論、YouTube動画に字幕をつけることや別の外国語に翻訳することは、可能です。
今回は、「YouTube字幕翻訳機能」に焦点を当て、その概要や必要性、字幕の表示方法、オプション設定方法、自動文字起こしができない時の解決法、おすすめの自動文字起こしツールなどについて解説します。
YouTube動画に字幕をつけたい方や表示された字幕を別の外国語に翻訳したい方はぜひご一読ください。
参考記事:YouTubeで「ライブ自動字幕起こし」をする方法!YouTubeの機能が使えない場合の解決策も解説
YouTubeにおける字幕の必要性
2022年現在、全世界の約20億人以上のユーザーがYouTubeを利用しているというデータがあります。
今やYouTubeは、毎日10億時間視聴されており、世界トップクラスの動画共有サービスと言えるでしょう。
そんな中、課題点として上がるのが、動画上の「言語理解」です。
YouTubeは日本に限らず、海外のクリエイターも動画を投稿しています。
そのため、必ずと言っていいほど言語理解に障害が生まれがちです。
言語理解に障害が生まれると、せっかくの面白い動画も楽しみが半減してしまいますよね。
そんな時に活躍してくれるのが、「字幕」です。
各視聴者が親しみのある言語で翻訳された字幕があれば、多くの視聴者が楽しめるコンテンツとしてYoutubeを利用できます。
また字幕には、聴力障害を持つ方への補助機能としてや音声が出力できない場所(例えば電車内や図書館)で動画を楽しめる便利機能としてのメリットもあります。
動画コンテンツとしての可能性を広げるという観点で見ると、Youtubeの字幕機能は将来性が高い重要な機能と言えるでしょう。
なおYoutubeの字幕は、パソコンやモバイルデバイス(iPhoneやiPadなど)などで表示設定でき、同時に背景色やフォントサイズなどオプションを設定することもできます。
またAI音声認識技術を活用すれば、動画ごとに字幕表示の設定を行わずとも、自動で字幕を生成・表示させることが可能です。
音声・動画ファイルをアップロードするだけで自動で文字起こし。
wav、mp3、m4a、caf、aiff、avi、rmvb、flv、mp4、mov、wmv、YouTubeリンクに対応。

YouTubeで字幕を表示する方法
ここでは、YouTubeで字幕を表示する方法について各デバイスごとに解説します。
参考記事:YouTube動画を文字起こしするには?おすすめツールやNottaを使った方法を紹介
パソコンの場合
視聴したい動画に移動
字幕が利用可能な場合、動画プレーヤーの右下に[字幕]ボタンが表示
字幕をオンにするには、[字幕]ボタンをクリック
字幕をオフにするには、[字幕]ボタンをもう一度クリック
モバイルデバイス(iPhoneとiPad)の場合
視聴したい動画に移動
動画プレーヤーの[字幕]ボタンをタップすると字幕がオンになる
[字幕]ボタンをもう一度タップすると、字幕がオフになる
自動字幕機能の設定方法
YouTubeでは、音声認識技術を利用し、特に視聴者がその都度設定しなくても自動的に動画の字幕が作成・表示されるよう設定できます。
詳しくは、自動字幕起こしを使用する方法をご覧ください。
YouTubeで利用している自分のアイコン(ページ右上)をクリック
[設定]をクリック
[再生とパフォーマンス]をクリック
[自動生成された字幕を含める(提供されている場合)]をオンにする
この設定をすれば、常に自動生成された字幕テロップを表示することができます。
自動翻訳機能の設定方法
字幕を翻訳したい場合は、以下の設定を行いましょう。
画像では、例としてアラビア語から英語に翻訳しています。
字幕の背景色やフォントなどのオプションを設定
またYoutubeでは、字幕の背景色やフォントなどオプションを加えることができます。
ここでは、その追加・編集方法について各デバイスごとに解説します。
パソコンの場合
視聴したい動画に移動
動画プレーヤーの右下にある [設定]をクリック
[字幕] をクリック
[オプション] をクリック
パソコンの場合、例えば、以下の項目をカスタマイズできます。
フォント、色、サイズ
背景色とその透過度
ウィンドウ色と透過度
文字装飾スタイル
モバイルデバイス(iPhoneとiPad)の場合
iPhoneまたはiPadの設定アプリを開く
[アクセシビリティ] に移動
[聴覚サポート] セクションの [標準字幕とバリアフリー字幕] をタップ
[スタイル] をタップして、画面とフォントのサイズやスタイルを変更
フォントのスタイル、サイズ、色を細かく調整したい場合は[新規スタイルを作成]をタップ
【クリエイター向け】動画に字幕をつける方法
YouTubeは字幕を表示するだけではなく、投稿した動画に字幕を付けることもできます。
ここからは、「YouTube Studio」を利用して動画に字幕をつける方法をご紹介します。
チャンネルのダッシュボードで「字幕」ボタンをクリックします。
字幕をつけたい動画を選択します。
「言語を追加」ボタンをクリックします。
追加したい言語を選択します。
字幕項目の下の「追加」ボタンをクリックします。
字幕を追加する方法は3種類あります。
「ファイルをアップロード」は「.srt」「.sbv」「.sub」などのファイル形式でテキストデータが用意されている場合、ファイルをアップロードするだけで字幕をつけられます。
「自動同期」は字幕を手動で入力後、字幕を表示するタイミングが自動的に設定されます。
「手動で入力」は字幕を手動で入力後、字幕を表示するタイミングも手動で設定します。
今回は「手動で入力」を選択します。
字幕と表示したい時間を入力後、「公開」ボタンをクリックすると、動画に字幕がついた状態で公開されます。
以上が動画に字幕をつける方法です。
クリエイターの方は特に利用する機会が多く、使いこなせれば見やすい動画が簡単に作成できます。
YouTube自動字幕起こしができない時の解決法
YouTubeでは、以下の条件に合致している動画は自動字幕起こしができません。
動画に含まれる複雑な音声の処理に時間がかかっているため、字幕がまだ完成していない。
自動字幕起こし機能が動画の言語に対応していない。
動画が長すぎる。
動画の音質が悪い、または YouTube で認識できない音声が含まれている。
動画の冒頭で無音状態が長く続いている。
複数の人が同時に話していて音声が重なっている、または複数の言語が同時に話されている。
上記の条件に合致している場合は、ほかの文字起こしツールを利用して字幕起こしを試してみましょう。
Nottaであれば簡単に精度の高い字幕起こしができ、上記の条件に合致していても自動字幕起こしができます。
Nottaを利用した字幕起こし方法について、詳しく知りたい方は「YouTube動画を文字起こしするには?おすすめツールやNottaを使った方法を紹介」をご覧ください。
よくあるご質問
YouTubeの文字起こし言語を設定する方法は?
動画を開きメニューボタン「…」をタップ
「字幕」 → 「言語選択」 → 表示したい言語に設定
YouTubeの字幕をなくす方法は?
メニューボタン「…」をタップ
「字幕」 → 「字幕をオフにする」をタップ
で完了
YouTubeで字幕が出ないのはなぜ?
以下の場合は字幕が出ないようになっています。
動画に含まれる複雑な音声の処理に時間がかかっているため、字幕がまだ完成していない。
自動字幕起こし機能が動画の言語に対応していない。
動画が長すぎる。
動画の音質が悪い、または YouTube で認識できない音声が含まれている。
動画の冒頭で無音状態が長く続いている。
複数の人が同時に話していて音声が重なっている、または複数の言語が同時に話されている。
自動字幕起こしの対応言語は?
YouTubeで音声認識技術を利用して自動字幕起こしができる言語は、日本語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、オランダ語、ポルトガル語とロシア語です。
YouTube動画に字幕がない場合は「Notta」を活用しよう!
字幕が設定されていない動画の場合は、AIによる音声自動テキスト化サービス「Notta」を活用し、字幕を生成・設定してみてください。
Nottaとは?
Nottaは、日本語・英語など104言語に対応したAIによる音声自動テキスト化サービスです。
リアルタイムでの文字起こしのほか、録音や既存音声ファイルの自動文字起こしもできます。
また全てのデータは暗号化され、セキュリティ保護されているため、社外秘の議題が含まれるデータファイルでも安心して利用できます。
【Nottaのおすすめポイント】
①豊富な音声入力オプション (ライブマイク入力や音声ファイルのインポート、ウェブ会議録音、Chromeウェブ録音など)
②全面的な文字処理機能 (リアルタイム・編集中タグ付けや104言語に対応可能、倍数再生可能、画像追加機能など)
③自動的にデータをシンクロ (パソコンやスマホ、Chromeウェブなどにいつでもどこでも音声とテキストデータ編集可能)
④多様な保存・共有方式 (TXT・DOCX・SRT・PDFでエクスポートできる、リアルタイム文字起こしをリンクでLIVEになる、テキストを直接的に共有できる、音声データのみ保存可能)
NottaでYouTube動画の文字起こし方法
ここでは、NottaでYouTube動画の文字起こしをする方法について解説します。
まずは、NottaのWeb版にログイン後、ホーム画面右側の「インポート」ボタンをクリックします。
すると、インポート画面が表示されるため、「URLからファイルをインポート」のフォーム欄にお好きなyoutube動画のURLを挿入し、アップロードしましょう。
なおここでも、自分が表示したい言語(104言語から)を設定できます。
ホーム画面に戻り、「最近の記録」に、指定のURLがインポートされていれば、文字起こし完了です。早速クリックし、文字起こしを確認してみましょう。
Nottaで字幕の翻訳方法
ここでは、Nottaで生成した字幕を翻訳する方法について解説します。
翻訳したい動画ファイルの詳細画面を表示
[ … ]をタップ
[翻訳]をタップ
翻訳先の言語を選択
[完了]をタップすると、原文と訳文が表示
文字起こし結果が翻訳の精度に大きく影響するため、もし翻訳結果が正しくない場合は、文字起こし結果を編集してから、[再翻訳]をタップしてください。
ほかの文字起こしアプリ・ソフトの利用情報もまとめていますので、ご興味がある方はぜひ一読してください。
まとめ
今回は、「YouTube字幕翻訳機能」に焦点を当て、その概要や必要性、字幕の表示方法、オプション設定方法、おすすめの自動文字起こしツールなどについて解説しました。
YouTubeの字幕は自動字幕起こしや翻訳機能を活用すれば、簡単かつ効率的に字幕を表示できます。
しかし、まだまだその精度が低く、課題点も多いです。
もしYouTube以上に正確な自動文字起こしや翻訳がしたいという方は、ぜひ日本語・英語など104言語に対応したAIによる音声自動テキスト化サービス「Notta」をご活用ください。
本記事が少しでも皆様のお力に添えましたら幸いです。

動画の文字起こし・字幕起こし作業を快適にする!
Nottaが選ばれる理由は?
①人手による時間と人件費が大幅に削減。月額2000円ぐらいで30時間の音声をテキスト化(一括年払いの場合はさらにお得!1ヶ月あたりの費用はわずか1183円ぐらい。)
②高音質な音声の書き起こし精度は98.86%に達しています。
③wav、mp3、m4a、caf、aiff、avi、rmvb、flv、mp4、mov、wmv、YouTubeリンクに対応。

