通話録音

【iPhone】通話を録音する4つの方法をご紹介!違法性についても解説!

iPhoneで通話内容を録音したいけど

「どうやって録音すればよいのかわからない」

「どんな録音方法が自分に適しているのかを知りたい」

「そもそも録音って違法じゃないの?」

とお困りではありませんか?

本記事ではiPhoneで通話を録音する方法を4種類ご紹介し、違法性や注意事項に関して解説をしています。

iPhoneで通話内容を録音したいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

iPhoneで通話を録音する4つの方法

まずは、iPhoneで通話録音する主な方法を4つご紹介します。

自分に最適な方法を見つけて、通話録音を試していただければと思います。

1. iPhone画面録画機能を使う

iPhoneにはios11以降に画面録画機能として「画面収録」が搭載されています。

自分の端末上に表示されている画面を録画できる便利な機能ですが、同時に音声も録音できます。

つまり、「画面収録」機能の利用中に通話を行えば、簡単に通話録音が可能なのです。

「画面収録」手順を詳しく知りたい方は「iPhoneのおすすめ画面録画アプリ8選!iPhone内蔵の画面録画機能もご紹介!」をご覧ください。

2. 通話録音アプリを使う

iPhoneでは、通話を録音するためのアプリが多く提供されています。

ここからは、おすすめのiPhoneアプリを3つご紹介します。

通話録音のために、どんなアプリを導入しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

PCM録音

PCM録音

  • 概要

「PCM録音」は、非常に高音質な録音ができる、シンプルで使いやすい録音アプリです。

ロスレス圧縮のPCM(WAV)と、非可逆圧縮のAAC(M4A)での録音に対応している点が大きな特長です。

また、バックグラウンド録音や録音データ編集など、豊富な機能も備わっているため通話録音以外にも、議事録の作成など、幅広いシーンでの活用ができます。

  • 基本機能

バックグラウンド録音機能

録音データ編集機能

ファイル共有機能

  • おすすめポイント

ロスレス圧縮のPCM(WAV)と、非可逆圧縮のAAC(M4A)形式で録音できるため、非常にクリアで聞き取りやすい音声で保存可能。

バックグラウンドでの録音ができるため、ほかの作業をしながら録音ができる。

録音後は録音データのカットやトリミングができ、ほかのユーザと簡単に共有ができる。

  • 価格

無料

  • こんな方におすすめ!

高音質な録音をしたいと考えている方

通話録音以外に、会議などでの利用を検討している方

参照:「PCM録音」App Storeページ

ボイスレコーダー - 高音質ボイスメモ&録音

ボイスレコーダー

  • 概要

「ボイスレコーダー - 高音質ボイスメモ&録音」は、シンプルでわかりやすい操作性を追求した録音アプリです。

アプリ自体の容量は5MBしかないので、iPhone端末を圧迫せず、軽快な動作で利用できる点が大きなメリットです。

また、iCloudやDropboxと連携して録音データを共有できるため、簡単に情報展開ができ、業務で利用する際には効率化が期待できます。

  • 基本機能

バックグラウンド録音&再生機能

録音データの再生スピード変更機能

録音データのメール送信機能

  • おすすめポイント

シンプルなデザインで、誰でも簡単に録音ができる。

アプリの動作が軽く、ほかの作業と並行して利用可能。

録音データを2倍速で再生できるため、長時間の録音データでも効率的に確認できる。

  • 価格

無料

  • こんな方におすすめ!

長時間の通話を頻繁に行う方

動作が軽くて、ストレスフリーに利用できる録音アプリを利用したいと考えている方

参照:「ボイスレコーダー - 高音質ボイスメモ&録音」App Storeページ

Notta

Notta

  • 概要

「Notta」は、高音質な録音と高精度のAIによる文字起こしができる録音アプリです。

文字起こしは58種類もの言語に対応しており、録音された情報はすべて強固なセキュリティシステムによって守られているため、ビジネスシーンでは安心して利用できます。

また、文字起こししたテキストデータはtxt、docx、srt(字幕)、pdf、エクセルファイルとして保存できるので、通話した内容を簡単にまとめられます。

  • 基本機能

録音機能

自動文字起こし機能

発言者名の自動特定・変更機能

  • おすすめポイント

リアルタイム文字起こしもできるので、録音と同時にテキストでの確認も可能。

最新のAIによる音声の認識率は98.86%以上を誇り、精度の高い文字起こしを実現。

1時間の音声でも、たった5分で文字起こしできるので、作業の大幅な効率化につながる。

  • 価格

フリー

プレミアム:1,317円 / 月(年払い)

ビジネスプラン:2,508円 / 月から

エンタープライズ:問い合わせ

  • こんな方におすすめ!

記者、ライター、インタビュアー、ブロガーの方

安心して高品質な録音アプリを利用したいと考えている方

参照:「Notta」App Storeページ

会話を句読点も自動的に入れてテキスト化!

Nottaは日本語に特化した国内最先端AI音声文字起こしツールです。

cta9

3. 外部のボイスレコーダーを使う

iPhoneの通話中に外部のボイスレコーダーを使用して、通話内容を録音する方法もあります。

アプリよりもコストと手間はかかってしまいますが、より高音質な録音ができる点が大きな特長です。

以下で、通話の録音に適しているボイスレコーダーを3つご紹介します。

GT-S01

GT-S01

  • 概要

「GT-S01」は、キヨラカ株式会社が提供する小型ボイスレコーダーです。

最大3072kbpsの高音質録音が可能で、iPhoneと接続すれば通話の録音ができます。

また、本体の重さは約59.4gと驚異的な軽さで、場所を選ばず利用できるため、突発的な通話でも問題なく利用できるのです。

さらに、最大で約20時間の連続利用ができるため、長時間の通話や会議、インタビューでも安心して録音が可能です。

  • 基本機能

録音機能

無音状態を自動でカットするVOR機能

ノイズ低減機能

  • おすすめポイント

ボイスレコーダーに1.33インチのカラー画面がついているため、直感的に利用できる。

本体には亜鉛合金素材を採用しているため、コンパクトなのに音割れの少ない録音データの再生が可能。

通常の録音に加え、iPhone端末の録音もできるため、テレワークなどでオンライン会議に参加しなければいけない場面でも問題なく録音ができる。

  • 価格

13,200円

  • こんな方におすすめ!

普段からテレワークを行っている方

外出先で通話内容を録音したいと考えている方

参照:「GT-S01」公式ホームページ

Magmo

Magmo

  • 概要

「Magmo」は、iPhone12以降のモデルに搭載されているMagSafeにピタッとくっつけられるボイスレコーダーです。

通話録音をはじめる時・終わる時も「ボタンをスライドさせるだけ」で操作が完結するため、お手軽に通話を録音できます。

また、録音データはiPhone端末ではなくMagmoに保存されるため、iPhone端末の容量を気にせず利用できます。

  • 基本機能

録音機能

LEDランプによる充電残量確認機能

電源を切るだけで録音データを保存できる、自動保存機能

  • おすすめポイント

通話録音に特化したピエゾセンサーで、高品質な録音を実現。

最大約6時間の連続通話録音ができるため、長時間通話を行う方でも安心して利用できます。

録音時はインターネットに接続不要なので、いつでもどこでも利用できます。

  • 価格

19,800円

  • こんな方におすすめ!

どんな時でも素早く録音をしたい方

臨機応変に対応しなければならない業務に携わっている方

参照:「Magmo」公式ホームページ

オートメモ S

オートメモS

  • 概要

「オートメモ S」は、自動文字起こしができ、2.83インチの大画面フルカラー・タッチパネル・ディスプレイに表示できるボイスレコーダーです。

また、ディスプレイをタップするだけで、録音データの検索や、再生箇所の指定、ブックマークなどが直感的に行えます。

「えー」や「あー」などの不要な文字列は自動で排除できるため、通話内容を効率的に確認し、まとめられます。

  • 基本機能

録音機能

自動文字起こし機能

録音データのフィルタリング機能

  • おすすめポイント

録音データを保存する件数や期間に制限がないため、好きな時に好きなだけ通話の録音ができる。

名刺サイズのボイスレコーダーなので、胸ポケットなどに入れて持ち運びができる。

英語、中国語をはじめとした72言語に対応しているため世界中の方とコミュニケーションがとれる。

  • 価格

本体価格:19,800円

月額プラン:980円/ 月

年額プラン:9,900円/ 年

  • こんな方におすすめ!

通話録音を頻繁に行う予定がある方

直感的な操作で通話の録音がしたいと考えている方

参照:「オートメモ S」公式ホームページ

4. 法人向けの通話録音サービスを使う

コールセンターのお問い合わせや、商談などの業務で通話録音を考えている方は、法人向けの通話録音サービスの利用を検討してみましょう。

ここからはおすすめの法人向け通話録音サービスを2種類ご紹介します。

MiiTel

MiiTel

  • 概要

「MiiTel」は、営業・インサイドセールスや電話窓口・コールセンターなどの業務で多く利用されている法人向けの通話録音サービスです。

本サービスでは、通話内容の自動録音に加え、話す速度、ラリー回数、被せ率などAIが話し方を定量評価する「通話のスコアリング機能」で、どれだけ顧客に満足感を与えられたのかを判定してもらえます。

また、本サービス導入後はオンボーディングや活用支援セミナーなど、サポート体制が充実しているため、使わなかったり間違った使い方をしてしまうトラブルを回避できます。

  • 基本機能

録音機能

文字起こし機能

通話のスコアリング機能

  • おすすめポイント

導入時に工事やメンテナンスは一切不要のため、お手軽に導入ができる。

通話内容の評価をデータとして閲覧できるため、教育やノウハウの蓄積として活用可能。

スマホアプリからでも利用できるので、外出先や在宅環境下でも問題なく利用できる。

  • 価格

5,980円/ 月

  • こんな方におすすめ!

商談やコールセンター業務で通話の録音を行い、振り返りを行いたい方

導入しても、サービスをしっかりと利用できるか不安を感じている方

参照:「MiiTel」公式ホームページ

カイクラ

カイクラ

  • 概要

「カイクラ」は、顧客管理と電話業務の効率化に特化した法人向けの通話録音サービスです。

スイッチでツールやサービスを起動することなく、かかってきた通話はすべて自動で録音できるため、録音忘れによるトラブルを防止できます。

また、顧客対応履歴や通話履歴などはクラウド上で一元管理できるため、PCだけでなくスマホからも素早くデータの確認ができ、業務の効率化につながるのです。

  • 基本機能

録音機能

録音データ共有機能

AIによる自動文字起こし機能

  • おすすめポイント

「検索機能」を利用すれば、重要なキーワードを含む会話データの抽出が可能。

「アラートワード機能」によって、ビジネスで影響の高いワードを強調表示できる。

多くの企業の導入実績や、無料の使い方勉強会が開催されているため、安心して利用できる。

  • 価格

要お問い合わせ

  • こんな方におすすめ!

業務の効率化のために通話を録音したいと考えている方

実績と信頼性がある通話録音サービスをお探しの方

参照:「カイクラ」公式ホームページ

iPhoneでの通話録音が違法か

ここまで通話録音方法の種類について解説してきましたが「そもそも通話録音って違法なのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

そこで、ここからは通話録音の違法性について解説していきます。

結論から言いますと、日本では通話録音は違法ではありません。

実際に平成12年7月12日に最高裁が出した判例で以下のものがあります。

『詐欺の被害を受けたと考えた者が、相手方の説明内容に不審を抱き、後日の証拠とするため、相手方との会話を録音することは、たとえそれが相手方の同意を得ないで行われたものであっても、違法ではなく、その録音テープの証拠能力は否定されない。』

引用:裁判例結果詳細|裁判所

上記の判例では、相手方の同意を得ないで行われた録音は違法でなく、証拠としても認められることが明言されています。

そのため、基本的にはどんなタイミングで、どれだけ通話録音をしたとしても違法になる可能性は低いといえるでしょう。

iPhoneで通話を録音する時の注意事項

通話録音は違法ではありませんが、いくつか注意しなければならないこともあります。

以下で詳しく解説していきます。

事前に相手に確認しておく

通話内容を無断で録音していたことが相手にバレた場合、法律的には問題ありませんが、信頼関係にヒビが入ってしまう可能性があります。

また、相手が録音されていることを把握していないと、録音されたくない情報などを喋ってしまい、録音データの共有時には編集でカットしなければなりません。

そのため、録音時には相手に録音する旨と、何のために録音するのかを伝えておいた方がよいでしょう。

録音データの管理は徹底する

通話を録音したデータには、機密情報や個人情報が含まれている可能性があります。

そのため、通話の録音自体は違法でなくても情報の共有や公開を行った場合、違法となってしまうのです。

そのため、録音データの管理は徹底し、強固なセキュリティに守られた状態で保管しておきましょう。

よくあるご質問

ここからはiPhoneの通話録音でよくあるご質問をまとめました。

電話をしながら録音できますか?

iPhoneの標準機能である「画面収録」や、「ボイスレコーダー - 高音質ボイスメモ&録音」などのバックグラウンド録音が可能なアプリであれば、電話をしながらの録音が可能です。

iPhone なぜ通話録音できない?

Apple社の本拠地であるアメリカの一部の州などでは、プライバシー保護の観点から通話録音が法律で禁じられているため、通話録音機能は搭載されていません。

iPhone通話録音アプリどれがいい?

録音のほかに、高精度な自動文字起こし機能が搭載されている「Notta」がおすすめです。

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まとめ

本記事ではiPhoneで通話を録音する方法を4種類ご紹介し、違法性や注意事項に関して解説してきました。

自分に合った通話録音アプリやサービスを導入し、ルールをしっかりと守ったうえで活用できるように心がけましょう。

本記事をご覧になり、通話録音がトラブルの防止や業務の効率化に役立てていただけるきっかけとなれば幸いです。

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